水仙

春の訪れを表す花活けと言えば、水仙も当てはまると思います。

太田流では水仙は高さを20cm以下、場合によっては10cm以下と
実際より遥かに低く抑えます。

これは冬の寒さに耐えて芽吹いた感じを出す為ですが、この状態を
作るのには一度束を解体します。

花活けでは目的の姿にするために様々なテクニックがありますが、
中でも水仙の解体には驚きました。

その後葉の形を整えていくのですが、太田流ではこれを指先の感覚
のみで行います。
これが本当に難しいのです。
しかし先生がなさると、魔法のように葉の形が変わって行きます。
葉に針金を入れる流儀もあると聞いておりますが、これも難しさ
ゆえの工夫なのでしょう。

いつかブログにアップできるように精進します。


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