トクサの刈り取り

寒くなって来たので、そろそろトクサを刈り取られる方が
出て参りました。
それに伴いご質問も多くなってきましたので、ご紹介したいと思います。

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トクサは根元から刈り取ったあと天日に干して乾燥させますが、稀に
画像のように茶黒く変色することがあります。
これは腐敗というか、カビてしまったことによるもので、通常でしたら
緑のまま乾燥し、やがて薄茶色になるはずです。

しかしこのような状態になっても心配することはありません。
このまましっかり乾燥させれば、道具として使用するのは全く問題
ありません。

このような状態を回避するには乾燥の仕方に注意すればいいのです。
平に広げて乾燥させて下さい。
ドライフラワーのように束ねると、トクサの含む水気で蒸れてしまい、
上の画像のようになってしまいやすいようです。

なお刈り取ったあとですが、土に残った根元は枯れてしまいます。
翌春4〜5月に新芽が出てきますが、違う場所に出てきます。

刈り取ったあとの根の管理ですが、定期的な水遣りは必要です。
地上部がなくても、水気を好む性質であることには変わりはありませんので。


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