金時草

金時草と書いて「きんじそう」と読みます。
加賀野菜です。
原一菜(いちな)先生に頂戴しました。

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葉の表が緑、裏が紫色のコントラストが目を引きます。
キク科なので、菊の花と同じ香りがします。

名前の由来ですが、葉の裏の色が金時芋に似た美しい赤紫色であることから
「金時草」と表記され、キンジソウと呼ぶようになったと言われています。

熱帯アジア原産であるこの野菜は、18世紀に中国から渡来し、九州の
熊本市で栽培されていたので、和名の水前寺菜がついたとされています。
しかし現在多く栽培されているのは、金沢だけです。

酢の物にしてみました。

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茹でるとオクラのようなぬめりが出るのですが、茹で過ぎると
失われてしまうので、30秒程で引き上げるのがポイントです。
シャキシャキした食感を、酢醤油で味わいました。

 


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