膠下地

貝合せの制作で金箔を貼って頂いたあと、顔彩等で絵を描く
場合、事前に膠で下地を作っておく必要があります。

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これは着彩するものと金箔の活着を良くするためです。
何もしないで絵を描いてしまうと剥落してしまいます。

膠とは動物の皮,骨,腱,内臓膜を主要原料とし,これらを水と
ともに熱して,得られた抽出液を濃縮して乾燥したものです。
簡単に言えば“にこごり”です。

画材として使われる膠は、棒状、粒状、ゼリー状など様々な形態の
ものが販売されています。
初心者には明礬がブレンドされた「ドーサ液」が扱いやすいのでは
ないかと思います。

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いずれにしても金箔貼りの貝に絵を描かれる場合は、まず教室で
ご相談下さい。
膠下地の方法をご説明致します。


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