削りが上手

NHK学園市川オープンスクールのTさんの作品をご紹介
致します。
Tさんは、受講9ヶ月目。徐々に仕上げをして下さっています。

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無釉の焼き締めのお皿です。
金泥で仕上げられたのが、上手く馴染んでいます。
裏側の仕上げが太くなってしまったのを気にされていますが、表の
仕上げがきれいなので、気にせずお使い頂いていいかと思います。

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欠けの直しを、やはり金泥で仕上げられています。
Tさんが素晴らしいのが、欠損を埋めた所を器の形通りに削るのが
大変お上手なことです。
形態の作り方は勿論、表面を平滑にされるのも大変綺麗になさいます。
これが仕上げをした時に、効果を発揮します。

欠損を埋めるのは時間も手間もかかるので、ついつい早めに仕上げを
してしまうのですが、しっかり下地が出来ていると仕上げが必然的に
楽に綺麗になります。

大変ではありますが、下地の作り込みにはこだわって頂きたいのです。


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