小さめヒオウギガイ

港北カルチャーセンターで行っている「自然の貝で貝香合作り」の
最終回で使用するヒオウギガイを洗ってみました。
まさに香合に最適な、5cm程度の小さめのヒオウギガイです。

中を開けてみたところ、表の色が反映しているものと、真っ白なものが
あるのがわかりました。
ご参加の方にはお好みで選んで頂こうと思っています。

そして、やはり中が悲惨なものがありました(涙)。

貝が何らかの異物を貝の外に出すことが出来ず、中に溜めてしまった
ものを、貝と同じ材質の薄い膜で覆ってしまっているようです。
これが真珠貝なら真珠ができたのでは?と金繕いの受講者の方が
おっしゃいましたが、その通りではないかと思います。

この悲惨な部分を削り落とすことは可能ですが、貝を大きくえぐることが
多く、諦めることにしています。

今回入手した小さめのヒオウギガイは、表の色が上品で美しいです。
実用的な大きいサイズで制作されるのもよろしいかと思いますが、色の
綺麗さで小さめのものも心惹かれるのではないでしょうか?


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