「金繕いの本」が出来るまで7

前回はグラビア撮影のためにロケハンに出かけた話をアップ
しました。
今回はいよいよ撮影です。

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舞台となった自由学園明日館は人気の建物のため、撮影日も
行事が入っていました。
そのためメインの撮影場所となるロビーは喫茶スペースとして
オープンする10:30まで。
他の場所も行事との兼ね合いで14:00がリミットでした。
撮影時間は、朝9:30スタートで4時間半です。

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プロセスが掲載される分の13枚と、グラビアのみの3枚。
Y編集長とカメラマンの平野さんの事前の見解では、時間内に
撮影できるのは半分にも満たないだろうというものだったそうです。
ところが結果は全て撮影出来、14:00に撤収完了でした。

これは事前のロケハンでの絞り込みが良かったからと自画自賛したい
ところですが、やはり自由学園明日館の魅力の為せる技だと思います。
どこで撮影しても絵になるのですから、カメラマン・平野さんの
インスピレーションを刺激したのだと思います。

ところで「金繕いの本」をお求め下さった方は、お気づきになった
かもしれません。
明日館には和室はないではないかと。

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これは撮影用に備品を持ち込んだだけで、ちゃんと明日館で撮影して
います。
明日館は期待通り和洋両方の撮影に答えてくれたのです。


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