親子愛の急須

よみうりカルチャーセンター大宮教室のEさんの作品を
ご紹介致します。
急須の把手の折れです。

以前のブログで書いているように、急須は熱いお茶が入り、
重さもありますので、把手の折れは単に接着だけでなく、補強を
入れます。

Eさんの急須の場合、見た目の問題も加味して表面からも補強を
入れました。
補強の範囲は有効な範囲だけでなく、黄金分割を使って美しさも
求めています。

この急須はEさんの息子さんが初任給でプレゼントしてくれた大切な
ものなのだそうで、Eさんの作業も力が入っていました。
2重の補強は大変なのですが、完成した姿はとても綺麗ですし、
大切なプレゼントが蘇るというのは、何物にも代えがたいこと
だと思います。


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