世界のブックデザイン2016-2017

友人のアーティスト・大古瀬和美さんから紹介頂いて、見学に
行ってきました。
場所は飯田橋の印刷博物館です。

こちらは印刷大手のトッパン印刷が運営している博物館です。
毎年3月に公開される「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書と
ともに、日本、ドイツ、オランダ、スイス、カナダ、中国、チェコの
7つのコンクールで入賞した優れた書籍約200点が展示されています。

特に面白いと教えて頂いていたのが、チェコの漆の本です。
新書より2周りくらい大きいサイズで、表紙と裏表紙が金色、小口が
黒と漆塗りを彷彿とさせる外観です。
特徴的なのが背表紙がなく、紙がまとめられているのがそのまま見えて
いるところです。

内容は全く読めないのですが、専門用語はローマ字になっているので
わかります。
(Koroshigaki とあれば殺し掻きですね。)
画像と挿絵もありますので、よりどんな内容が書かれているのか想像が
出来ます。
決して大きくない本なのに漆についての基本知識から錆漆など目的によって
作られるものから、塗り方、蒔絵などの装飾方法までと深い内容に
なっていて驚きました。
これがチェコの方に読まれているのかと思うと、何だか嬉しくなりました。

その他の展示されている本も、さすが各国のコンテストに入賞している
本だけあって、単にデザインが素敵というのに留まらず、こんな工夫も
ありなのかと目からウロコが落ちる感じでした。

嬉しいのはほとんどの本が実際手にとって見られることです。
本として当然の楽しみ方が出来る訳ですね。

各国の個性があるデザインもいいのですが、優れた物を見て目を養うと
いうことがどんなに大切なことなのか改めて認識しました。
展示は3月4日までです。
無料でご覧になれますので、ご興味のある方は是非!


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