Midori先生式 トクサの育て方

ピラティスを教わっているMidori先生から頂いたトクサの状態が
とても良いので、育て方をお聞きしてみました。


培養土でも構いませんが、少し黒土を混ぜて水はけを抑えます。

日当たり
日陰の植物というイメージが強いかと思いますが、日当たりは選びません。

水やり
シダ科の植物なので、とても水を必要とします。
植木鉢で育てる場合は腰水といって鉢の下に水が溜まる受け皿を用意します。

肥料
春から秋の新芽が出る今の時期は、ハイポネックスなどの肥料を適宜与えます。
冬越しして刈り取った後、お礼肥として鶏フンか牛フンと堆肥を株の根から
離れたところに与えます。
これは肥料の効果がトクサにとっては強すぎるからだそうです。
このお礼肥を与えることによって新芽の発育を促します。

植え替え
鉢に根がいっぱいになったら植え替えます。
これは鉢の縁ギリギリにしか新芽が出なくなったりするので、わかります。
鉢から株を抜いたら、細かい根はほぐして落とします。
古い根を落とすことによって、新しい根が育ちます。

Midori先生の話を伺って思ったのが、適切な肥料と植え替えの必要性です。
トクサは虫もつきませんし丈夫な植物ですが、道具としてしっかりした物を
得たいと思ったら適切な処置が必要だということです。
トクサが上手く育たないとお悩みの方に参考になれば幸いです。


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