トクサの準備

トクサを使うには20〜30分水に浸す必要があります。
講座にお出でになる場合、教室にお入りになってから水に浸して
いると時間が勿体ないと思われるのではないでしょうか。

NHK文化センター千葉教室のMさんがとてもいい方法でトクサを
お持ちになっていたので、ご紹介致します。

小さなタッパーウエアにびしょびしょに濡らした化粧用コットンに
包んでトクサ1節1節を入れて来られているのです。
ご自宅からお持ちになって教室に入る頃にはちょうど使い頃になっている
そうです。

私が教室で乾いたままのトクサを仕方なく使うことが多く、生徒さんの
中には水に浸さなくてもいいと覚えてしまった方もおられます。
しかし冬の乾燥した時期はすぐにバラバラに砕けてしまって、いくらも
使えないことがお分かりになるかと思います。

加えて磨いた面に引っかきキズがついてしまうことがあり、仕上げの状態に
影響が出ます。
乾燥したまま使うのは決していいことではないのです。

ぜひMさんの方法を参考にして頂き、教室でもしっかり水で柔らかくなった
トクサをお使い下さい。


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