小笠原伯爵邸

新宿にある小笠原伯爵邸に出かけました。
こちらには随分前に見学に訪れたのですが、内部の見学が出来ません
でした。
今回はそのリベンジです。

小笠原伯爵邸は昭和2(1927)年、小笠原長幹伯爵の本邸として完成
しました。
日本でも稀な完成度を誇るスパニッシュスタイルの名建築です。
都の施設として使用されていた時期もあったようですが、放置され荒廃
していたものを民間の力で復元されました。
現在はレストラン、ウエディングが出来るスペースとして活用されています。

今回の見学は贅沢にランチから。


スペイン料理ですが、和を感じる部分もあり、目も舌も満足するお料理でした。

内部の圧巻は何と言っても喫煙室です。
繊細な創建当初の装飾が残されています。

外観でもその喫煙室の壁が見どころとなっています。
「生命の賛歌」をテーマに、太陽が輝き花々が散りばめられた構図は
唯一無二と言えるでしょう。

小笠原伯爵邸では定期的に見学会を行なっていますが、レストランの
利用でも案内をして下さいます。
都会の真ん中に忽然と現れるスパニッシュスタイルの芸術品です。
是非一度ご覧下さい。


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