桜咲く

カルチャープラザ公津の杜教室のSさんの作品をご紹介致します。
お抹茶茶碗の欠けを桜を蒔絵して仕上げられました。



お抹茶茶碗の縁が欠けていました。
その形があまり良くなかったので、絵付けされている桜の形を使って隠す
ように蒔絵して頂きました。

金泥で5弁の桜を蒔き、しべを銀泥で蒔いてあります。
銀泥はいずれ硫化して黒くなり、絵付けされている桜と同じようなイメージ
になる予定です。

欠けの形が良くない場合、器に元々ある柄で蒔絵する方法はよくお勧め
しますが、このお抹茶茶碗の場合、絵柄、位置共、この手法と相性が
最高でした。

このお茶碗はお友達に返却されます。
あいにく桜の季節は終わっていますが、名残を楽しんで頂くにはよいかと
思います。

インスタグラム「kintsukuroi shiratori


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