カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景

治具また作りました

作業中の器を仮置きする台を以前からいくつか作っています。
今回作ったのは材料をリサイクルしたものです。

画像に写っている材の内、長い物がリサイクル品です。
随分前に頂いた柿の葉すしの箱でした。
側板が治具を作るのに丁度いいと思い、取っておいたのです。


短い材と木工ボンドで仮に接着し、木ネジで止めただけのものです。
材に橋渡しして器の高台か縁を乗せます。
作業中の漆が乾いていない間、触れないように室に入れる為です。

柿の葉すしの箱は吉野杉の間伐材なのだそうで、高級感は元より地域貢献の
為に使用されています。
杉は金繕いには使えませんが、このように活用させて頂くのも地域貢献の
続きになればと思います。


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立体型マスク 作ってみた

先般、裁縫下手の私が手縫いで平型のマスクを作ってみたという記事を
アップしました。
今回は10年以上、押入れの中で眠っていたミシンを取り出して立体型の
マスクを作ってみた様子をお送りします。

立体型はネットでたくさん型紙を公開して下さっている方がおられますので、
その中からお借りしました。
耳側を輪にして生地を2枚取り、縫い合わせるタイプです。

そして久しぶりのミシン、動いてくれました。
完璧に調子がいい訳ではない(どこか操作方法が間違っている模様)ので、
歴史的和解が成立したとは言えないのですが、ヨシとしていいと思います。

画像左側は「かまわぬ」さんの手ぬぐいで1枚から4つ作れました。
(但し1枚は生地が足りず平型)
ゴムはたまたま以前に購入していたグレーの平ゴムです。

画像右は「遊 中川」さんの麻ハンカチ1枚で2つ製作。
ゴムはサービスで頂いた靴下の端切れです。

先に作った平型と合わせて1人4枚出来たので、洗い替え分も十分だと思い
ます。
飛沫感染予防にはなりませんが、不用意に顔を触ってしまうのは防げるので、
食料調達の為の外出などに活用しようと思います。


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オンラインでピラティス

「STAY  HOME」生活で家にいるのは全然苦にならないのですが、問題は
運動不足です。
あえて食料買い出しに遠くのスーパーに歩いて行くなどして歩くようには
していますが、筋力の低下は否めません。

体幹を鍛えるピラティスを習って8年、それなりの経験がありますが、いざ
自分でエクササイズをやろうと思っても意外にどうしたらいいかわからない
ものでした。

そんな時にいつもレッスンを受けているMidori先生のオンラインレッスンが
始まりました。

PCでMidori先生の指導を見ながらエクササイズを行います。
Midori先生は画像で参加者の様子を確認しながらアドバイスして下さいます。

今週は30分お試しで無料でしたが、来週からは本格的に1時間のレッスンが
受けられます。
心強い!

ご興味のある方は「スタジオ サンスカーラ 」でお申し込み下さい。


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ローズゼラニウムの花

昨春、枝で頂いたローズゼラニウムの花が咲きました。

バラに似た香りが楽しめて虫よけにもなるというハーブですが、暖かく
なってきて、ようやく花が咲きました。

「STAY  HOME」生活ですと、なかなか新しい発見はありませんが、花が
咲くというのはいいものですね。

次々花芽がついているので当分楽しめそうです。


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裁縫下手のマスク作り

使い捨てマスクが手に入らないので手作りマスクにチャレンジした方は
多いと思います。
ミシンと相性が悪く裁縫下手を自認する私ですが、いつ購入出来るか
わからない物を待つより作った方が堅実と判断しました。

使ったのは「遊 中川」さんで購入したガーゼ生地のハンカチです。
耳ゴム用に靴下の端切れがサービスで付いていました。

「遊 中川」さんは中川政七商店さんの別ブランドで麻生地の製品を扱って
います。
たまたま店舗に通りかかったところ、ハンカチ生地でマスクを作れるとあり、
耳ゴム付きとあればと即決購入です。

あらかじめハンカチを水通しして、まず作ったのが自分用です。
単純に中表に縫って裏返し、ゴム部分を折り返しただけです。
耳ゴムはそのままのサイズで、付けると適度に顔にフィットしました。
(もちろん全部手縫い)

家人の分は耳ゴムを切ってサイズ調整。

真ん中にギャザーを寄せて顔にフィットするようにしました。

他にも生地を入手しているので、次は苦手のミシンを出して立体型に挑戦
してみようかと思案中。
10年以上、押入れで眠っているミシンは動くのでしょうか?


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苔玉から新芽

昨年の個展の際にお祝いに頂戴したトクサの苔玉から新芽が出だし
始めました。

新型コロナウィルスの感染拡大から緊急事態宣言という時でも季節は
春なのですね。

新芽の様子を見て、心が和みました。


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漆繕いの抹茶茶碗

私が金繕いをご依頼頂いた赤楽茶碗をご紹介致します。
本漆で作業を行なっています。


ある著名な陶芸家の作品なのですが、桐箱ごと敷居の上に落としてしまわれた
そうで、ズレが生じたひびが入っていました。

ご希望は繕いをしたことがわかりにくい「漆繕い」でした。
漆繕いとは現在、金繕い(金継ぎ)といっている陶磁器の修復方法の原点で、
欠損の直しから仕上げまで漆のみで行う手法です。

ひびをしっかり止めた後、ズレを解消して仕上げの漆を調合しました。
本漆は新うるしと違って固化後の色の変化が大きいのです。
お茶碗自体も場所場所で色が違いますので、何度も塗っては確認を繰り返し
ました。
さらに色が合ったところで途中にあるグレーの斑紋も再現しています。

先般、ご依頼主にお目にかけたところ大変気に入って頂き、無事返却が完了
しました。
やはりお返しした時に喜んで頂けるのが、何よりのご褒美ですね。


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天上の光景

先般の「希望展」で購入させて頂いた友人の大古瀬和美さんの作品が
会期終了で届きました。
タイトルは「天上の光景6」です。

大古瀬さんからこの作品のイメージをお聞きしていますが、概略説明しますと
「世界の融合」といった感じです。

新型コロナウィルスが感染拡大の気配を見せ、今までの当たり前だった日常が
当たり前ではなくなっています。
そんな不安な気分の時に大古瀬さんの作品の到来は、パッと明るい気持ちにして
くれました。

しばらくは作業中に目に入るところに置き、将来的には額装をしようと考えています。


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横浜港の桜2020

今日はNHK文化センター横浜教室の助手で横浜に出かけました。


日本丸の手前の桜は咲いていましたが、街路はまだ蕾でした。

例年、桜を見ると春が来たと気持ちが明るくなったのですが、今年は新型
コロナウィルスの影響で不安感が優っています。

今はひたすら皆様のご健康を願うばかりです。


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デジタルスケール遍歴

漆芸に限らず材料の重量を正確に測らなければならない場合が
あります。
そのために購入したのがデジタルスケールです。

最初は画像左のキッチンスケールを使っていました。
これだと小数点以下が計測出来ません。
微妙な調整が出来ないと生徒さんから指摘を受けて購入したのが
真ん中のものです。

しかし某国製のせいか精度が低いとクレームが…
コンパクトで軽く、持ち運びも楽だったのですが(涙)

これ以上はやはり国産だろうと購入したのが一番右のものです。
調整用の重りもついており、カバーや袋もしっかりしています。

まだ使い始めたばかりなので、評価はこれからです。
今度こそ上手くいくといいのですが。


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