さや堂ホール

北大路魯山人展を見に出かけた千葉市美術館には旧・川崎銀行千葉支店の
建物が「鞘堂方式」という方法で保存されています。

旧・川崎銀行千葉支店は昭和2(1927)年、ネオ・ルネッサンス様式で建築
されました。
内部はイオニア式のオーダー(柱飾り)が並び、壮観です。

以前のブログで東京駅前のKITTEビルについて書きましたが、どんな形に
せよ保存を考えるのはいいことだと思っています。

外観を含めて建物に取り込まれるようにする方法を「鞘堂方式」というので、
こちらは現在「さや堂ホール」と呼ばれています。
中央区役所の移転で改修中ですが、再びコンサートなどで活用されるのを
期待しています。


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北大路魯山人展

現在、千葉市美術館で行われている没後60年記念の北大路魯山人展に
出かけて来ました。

副題に「古典復興 現代陶芸をひらく」とあるように魯山人が中国陶磁や
朝鮮陶磁から始まり、桃山陶へのあこがれを経由、日本陶磁へ回帰し、枯淡の
造形に至る足跡が辿れるような構成になっています。

その足跡が同じ時代の作家を刺激し、現代陶芸に影響を与えているという考察
です。

魯山人というと豪放な作風としか認識していなかったのですが、構成通り
足跡を辿ると魯山人の思考の変化がわかります。
古い名品から直接型を取るなど、作家としてはボーダーラインを超えている
ところがあり賛否両論でしたが、やはり作品の力強さには魅せられます。

近隣の方以外からすると千葉市美術館は遠方かと思いますが、これだけの作品を
一同に見られるのはなかなか無い機会かと思います。
会場は空いているので、かなりゆったりと見学出来るのも魅力です。

ただその分、マナーには気をつけなければなりません。
8階の会場はフローリングで靴音が響きます。
靴音が響かないお履き物でお出かけ下さい。


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生地購入2019

今のところ藍の生育が順調なので、染めるための絹生地を購入して
きました。

絞り染めはせず1色で染めるのですが、生地に織りが入っていると変化が
出るので、効果が高そうな生地を購入してきました。

昨年は藍の生育に失敗した為、購入した生地が染められずに残っています。
今年こそ日の目を見るように…
頑張れ藍!


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堂々たる仕上げ

NHK文化センター ユーカリが丘教室のKさんの作品をご紹介致します。
厚手の大皿の割れを仕上げられました。

のりうるしで接着後、欠損がかなりあり、埋めるのに時間が必要でしたが、
仕上げに漕ぎ着けられました。

とかく仕上げというと細い線を描かれようとする方が多いのですが、Kさんの
お皿のように陶器のざっくりした質感のものですと太めの線の方が似合います。

少々埋まり切っていない欠損や蒔下漆の塗り足りないところがありましたが、
これは修正していけばよいことなので、全く問題ありません。

ご覧の方には、この堂々とした線を参考にして頂きたいと思います。


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ブラシコレクション

教室にお出での方のリクエストで仕上げに使えるブラシを探していました。

目に付いたものを取り敢えず購入して実験することを繰り返していたら、
結構な数を入手していました。
その結果、欲しい効果に対して適切なブラシがわかってきました。

もしこんな効果が欲しいというものがありましたら、ご相談下さい。
コレクションの中から適切なものをご紹介致します。


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Midori先生式 トクサの育て方

ピラティスを教わっているMidori先生から頂いたトクサの状態が
とても良いので、育て方をお聞きしてみました。


培養土でも構いませんが、少し黒土を混ぜて水はけを抑えます。

日当たり
日陰の植物というイメージが強いかと思いますが、日当たりは選びません。

水やり
シダ科の植物なので、とても水を必要とします。
植木鉢で育てる場合は腰水といって鉢の下に水が溜まる受け皿を用意します。

肥料
春から秋の新芽が出る今の時期は、ハイポネックスなどの肥料を適宜与えます。
冬越しして刈り取った後、お礼肥として鶏フンか牛フンと堆肥を株の根から
離れたところに与えます。
これは肥料の効果がトクサにとっては強すぎるからだそうです。
このお礼肥を与えることによって新芽の発育を促します。

植え替え
鉢に根がいっぱいになったら植え替えます。
これは鉢の縁ギリギリにしか新芽が出なくなったりするので、わかります。
鉢から株を抜いたら、細かい根はほぐして落とします。
古い根を落とすことによって、新しい根が育ちます。

Midori先生の話を伺って思ったのが、適切な肥料と植え替えの必要性です。
トクサは虫もつきませんし丈夫な植物ですが、道具としてしっかりした物を
得たいと思ったら適切な処置が必要だということです。
トクサが上手く育たないとお悩みの方に参考になれば幸いです。


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カードケースを使う

漆器やガラスの修復で使用する紙ヤスリの収納に困っている方は
多いと思います。
藤那海工房 金繕い教室のHさんがカードケースを使って便利に
収納されていたので、ご紹介致します。

ハガキファイルをご利用の方が多いのですが、使いたい番手を探して
めくる必要がありますし、出し入れもスムーズではありません。

その点、蛇腹式のカードケースだと一覧できますし、取り出ししやすいと
思います。

強いて言えば入れられるサイズに紙やすりをカットする必要がありますが、
使う時にはカットしなければならないものですから手間というほどでも
ないかと思います。
何よりコンパクトなので、持ち運びにも便利さを感じることでしょう。

どうしたらいいかお悩みの方は参考になさって下さい。


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少し加筆

先日ご紹介しましたNHK学園市川オープンスクールのKさんの作品に
少し加筆して頂きました。


金泥の仕上げで遮られてしまった絵付けを金泥の上に加筆して頂いただけ
なのですが、随分印象が変わったように感じます。

主に染付けのブルーの線を描いていますが、面白いのが新うるしの色と
完全には一致していないのに、描いてみると全く違和感がないということです。
これは面積比の問題や下地の金泥の色に影響を受けているからだと考えられます。

加筆する際も大きな面積、長い線を描くのではないので、気楽に取り組めるのも
いいところではないかと思います。

該当する仕上げの場合にはオススメ致しますので、是非チャレンジしてみて
下さい。


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ジョウロを買う

今まで使っていたジョウロが割れてきて見た目が悪かったのですが、ようやく
新しいものを購入しました。

左が今まで使っていた小ぶりのもの。
右が今回購入した大型のものです。
約3倍の水が入ります。

メーカーはイギリスのHaws社です。
ブログを書くにあたって調べたところ、1885年設立の老舗でした。
満水でもバランスよく持つことが出来、真鍮製の先端は錦糸のような
シャワーが出ると評される一品です。

プラスチック製でも10年持つという丈夫さ園芸用品としては重要。
(私は20年くらい使っていると思います。)
色はダークな赤とこのグリーンですが、やはり今回も植物と馴染むグリーンを
選択しました。

届いてビックリするくらい大きかったのですが、出る水量が多いので
水遣りが手早く終わるのは何よりです。
頑張って藍とトクサ、育てます!


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藍の苗 出荷2019

植えきれなかった藍の苗をピラティスのMidori先生にもらって頂きました。

今年は既に原一菜先生にも苗を差し上げていますし、種をもらって下さった
方もあり、藍仲間が増えています。
Midori先生も色々なさりたいことがあるそうで、楽しみにしています。

今年は事情があり、あくまでも自分だけで生藍染めを行う予定です。
あとは虫害に気をつけて、せっせと水やりと肥料やりに集中します。
どうぞ大きく育ちますように。


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