玉ねぎ染め やってみた

昨年からせっせと溜めた玉ねぎの皮で染めてみました。
まずはお鍋で水に浸しておきます。

今回は焼きミョウバンを使ってアルミ媒染にしますが、鍋はニュートラルに
ステンレスかホーロー鍋にする必要があります。

その後、煮ます。
煮立ってから30分煮続けてみました。

焼きミョウバンです。
ミョウバンより効果が高いそうです。
染めたい色、量によって投入する分量が変わります。

ザルで皮を漉し、お湯で溶いた焼きミョウバンを投入。
原一菜先生直伝の同時媒染です。

布を入れて染めムラが出来ないように攪拌しますが、熱いので大変です。
染色道具で熱に耐える手袋があるのですが、やはりこれを購入しておけば
よかったと後悔。

好みの色になったところで染液から取り出し、水洗いします。
想定より濃く染まって、若干ウコン染めみたいです。
これは玉ねぎの皮の量が多かったせいではないかと思われます。
大雑把に計量せず始めてしまいました。

1週間陰干しします。

このままの色もありかとは思いますが、来週生藍染めを重ねる予定
です。
生藍だけでは出せない緑が染められるはず…
金繕いと違い、やり直しが効かないのでチャレンジですね。


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把手の補強

NHK文化センター柏教室のAさんの作品をご紹介致します。
把手の割れの補強です。


マグカップなど把手の割れはよくあることです。
まず金繕いして再度持ち上げることが出来た方がいいのか、飾りでいい
のかという使用の問題があります。
次に割れた位置によって手順が変わりますので、教室でご確認下さい。

Aさんの作品は下方に割れがあった為、表からも補強を必要としました。
その分、手間がかかりましたが、丁寧な作業で美しく仕上がっています。
元からこのようなデザインだったかに見える完成度です。
次の作品の完成も楽しみにしています。


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円山応挙から近代京都画壇へ

現在、東京藝術大学大学美術館で行われている「円山応挙から
近代京都画壇へ」展を見に行ってきました。

18世紀の京都で円山応挙は写生画で一世を風靡し円山派を確立しました。
その後、近世から近代へと引き継がれた画家達の系譜を辿る展覧会です。

系譜を辿るという内容がゆえに応挙の作品ばかりではありません。
しかしメインの「松に孔雀図」(全16面のうち4面)を見るだけでも十分
価値があると思います。

応挙は身近にあるものを徹底的に写生しています。
そのリアリズムに裏打ちされた作品はダイナミックな構図、メリハリの効いた
筆致で作品に昇華させています。
その存在感は系譜の誰にも超えられなかった感じがあります。

タイアップしている京都国立近代美術館と前期後期で作品が入れ替わります。
(「松に孔雀図」はそれぞれ同じ面を通期)
改めてスケッチの大切さを実感した展覧会でした。


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梅のはちみつ漬け

梅のはちみつ漬けを教えて頂きました。
実は梅仕事、初体験です。

普通、梅シロップというと氷砂糖で漬けるかと思いますが、使ったのは
青梅1kgとはちみつ1kgです。
体にいいものしか入ってないという感じですね。
5月末に漬け込み、2ヶ月と少しで完成しました。

原液を炭酸で割って飲んでいます。
梅も美味しく頂けます。

はちみつの結晶化してしまった部分も入れてしまうという失敗もしましたが、
飲みだす前に回収して事なきを得ました(笑)
かなりご満悦です。

いよいよ完成という時に購入したのが「カンロレードル」です。

かき氷にシロップをかけるイメージでしたが、今回の瓶からすくう場合には
必須アイテムですね。
形から入るタイプなので、カンロレードルだけでテンションが上がります。

作り方を教えて下さった方に感謝しつつ、暑さを乗り切る為に大切に飲みます。


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藍 順調2019

7月末に1回目の生藍染めを行った藍ですが、順調に再成長しています。

少し切りすぎてしまった2株が小さいのですが、他の株は切ってしまう前に
戻った感じすらあります。

葉が紺色になっている部分がありますが、これは強い風に煽られて傷ついて
しまったところです。
ダブル台風とかトリプル台風とか、立て続けの台風襲来で仕方がないと思います。

失敗してしまった過去2年と大きく変えたのは土です。
(他に虫害対策にオルトランの定期散布も行なっています。)
梅雨明けしてからが勝負かと思っていたのですが、このように順調だと原因は土
だったと断言してもいいかと思います。

安定して藍が育てられれば制作の見通しも立てられます。
今年はそういう意味でもいい実験になりそうです。


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日本橋三越 中央ホール天井

用事があって日本橋三越に出かけました。
ふと覗いた中央ホール天井の意匠が目に止まりました。

大正2年建築の建物が重要文化財となっているのは皆様ご存知と思います。
中央ホール天井は、かまぼこ型でステンドグラスを配したアールデコの意匠に
なっているとようやく気がつきました。

エレベーターなど、そこかしこに昔のままの意匠が残っています。
改めて大切にすべき建築と思いました。


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トクサの植え替え2019.夏

ピラティスを習っているMidori先生からトクサの苗を追加で頂戴していました。
これを大きく育てるには植え替えが必要ということで、実行してみました。

親の親という株なのですが、糸トクサのような細い新芽しか出ていません。

鉢底石を入れて、花でも野菜でも何でもOKの培養土と水はけを抑える黒土を
入れました。
表面のサラサラした土が黒土です。
全体の1割ほど入れました。

細かい根は落としてしまい、元の太い根だけ残します。

育ちつつあった苔を表面に植えて、植え替え完了です。
先に頂いた苗同様、大きく育ってくれることを願っています。


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九谷焼の金繕い

セブンカルチャークラブ成田教室のTさんの作品をご紹介致します。
九谷焼の金繕いです。

もっともポピュラーな九谷焼の柄の湯呑みが欠けていました。
深い緑色の釉薬に金泥が生えています。

赤絵の九谷焼です。
縁がほんの少し欠けていたのですが、金彩が入っているので、仕上げた部分に
違和感がないと思います。

どのタイプの九谷焼でも金繕いがとても合うと思います。
いいものは是非Tさんのように金繕いして使い続けて頂きたいと思います。

もう1点はTさんの陶芸仲間の作品です。

綺麗に二つに割れていたのを金繕いされました。
思い切った太い線が器の感じに合っています。
柄の位置に対して割れの線が絶妙の位置に入っているのも偶然の産物とは
思えない感じです。

Tさんはわざわざご遠方から成田教室に来て下さっています。
ご自分のペースで構いませんので、金繕いを楽しんで頂ければと考えています。


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ひまわり2019

近隣でひまわりが栽培されています。

ずらっと並んだ姿は壮観です。

すっくと立った姿と黄色の花は暑い日差しの中でも元気が出ます。
夏バテせず乗り切れますように。


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形を取り戻す

セブンカルチャークラブ 成田教室のSさんの作品をご紹介致します。
小鉢の縁が欠けて無くなっていました。

この複雑な形の欠損を木片で作って形を取り戻しました。
もちろん相応の手間はかかりますが、ここまで綺麗に形が作れるのは
木片ならではと言えます。

現在、金繕い(金継ぎ)で欠損を埋めるのは錆漆を始め、練り物で行われる
方が多勢かと思われます。
しかし古い技法である木片の加工は、数々のメリットがあります。
簡単に言えば「丈夫で長持ち」「形が美しい」の2点でしょうか。
教室においでの皆様にはこの点をご理解頂けると、作業の意欲が増すと
思います。

Sさんの作品は本当に美しい形をしています。
仕上げは少々修正が必要ですが、それは些細なこと。
是非参考にして頂きたい作品です。


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