カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
東京駅ドーム干支考
復元された東京駅丸の内駅舎のドームには干支のレリーフが
あしらわれていますが、昨年逃げ出した干支が武雄温泉で見つかった
と話題になりました。
この説に関して少々異論がありますので、書いてみたいと思います。
そもそもドームが八角形なのは、中国から伝搬した八卦思想の影響があります。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の八卦です。
この影響から日本人も八角形を尊ぶのです。
干支が12方位を現していることをご存知かと思いますが、八角を考えた時、
丑、寅、辰、巳、未、申、戌、亥を選択するのがきまりごとです。
省かれるのは卯、酉、午、子(東西南北)の4つの方位になります。
一方、武雄温泉の楼門は四角形なので、方位を当てはめるとしたら、
卯、酉、午、子(東西南北)となります。
干支の部分は杉板の透かし彫りで、換気口となっています。
単なる飾りではなく、機能を持っているのです。
東京駅の開業は1914(大正3)年、武雄温泉楼門は1915(大正4)年完成なので、
設計計画が極めて近い時期に行われていた可能性があります。
角に干支をあしらうというアイディアは同時期に発想されていたかもしれません。
しかし設計した建築家の辰野金吾は、辰野“堅固”と揶揄されていたくらい
真面目な人物です。
遊び心で設計したのではなく、方位に干支をあてはめるのをきまりごと通りに
行っただけではないでしょうか?
少なくとも武雄温泉に逃げ出させたという感覚はないかと思います。
東京駅丸の内駅舎にお出かけの際に、そんな話を思い出して頂けたら幸い
です。
白生地購入 2015
いよいよ生藍染め大会が近づいてきましたので、白生地を
購入してきました。
今年は古袱紗を作れるものをと思っていたところ、織文様の入った
生地が入手出来ました。
ちょうど夏のセール期間だったようで、ストール縫製品もリーズナブルに
なっていたので、数枚入手。
風呂敷縫製品も入手しようか…などと、年に2度のチャンスと思うと
欲が出ます。
実際のところ、なかなか縫う暇がなく、染めるだけ染めた生地が溜まって
いるのです。
きっとまた必要に迫られて、バタバタと縫うことになるのではないかと
思いつつ、染めておこうという結論になっています。
「引き切り」ハサミ
文房具好きとして、最近変わった購入品と言えば「引き切り」する
ハサミです。
「引き切り」というと、金繕いの講座を受講して下さっている方は、
気がついて下さると思います。
画像のハサミは、Raymayというメーカーの「スウィングカット」という
商品です。
ハサミが引き切りするとは、どんな感触なのかみてみたくて購入して
みました。
この商品本来の目的は軽い力で切れるというものです。
従来のハサミが押し切りをしていることで、切りにくいものがあります。
例えば毛束をカットすると、毛が逃げていって真っ直ぐ切れませんが、
このハサミだとそういうことはありません。
ということで、このハサミなら切れるものを模索中です。
伊東屋 リニューアル
文房具の銀座•伊東屋さんが改築して、リニューアルオープンしたので
先日見に行ってみました。
ガラス貼りがモダンな印象のファサードです。
店舗内は従来の文房具がひしめく状態を一新。
まるでおしゃれなセレクトショップのように、ゆとりのディスプレイが
なされていました。
また上りのエスカレーターが設置されたことで、階段となかなか来ない
エレベーターという問題点も解消されていました。
しかし文房具好きとしては、少々さみしさを感じています。
圧倒的な品揃えで、新しい文房具に出会う楽しみが旧店舗にはあったの
ですが、それがなくなってしまったからです。
マーケティングを気取って分析してみれば、過大な在庫量を抱える時代では
ないということかもしれません。
企業の文房具購入は、アスクルなどの注文•配達まで行う業者の出現が
ありますし、個人もネットで購入することが多くなっています。
おしゃれというなら輸入文房具店もたくさんあります。
銀座で一般的な文房具を購入するなら、東急ハンズの方が買い物しやすい
ようです。
銀座•伊東屋さん、やっぱりさみしいです。
成田教室の様子
今年7月から開講したセブンカルチャークラブ成田教室の
様子です。
決して大きい教室ではないのですが、その分受講の皆様と距離が
近いように思います。
随時見学は受け付けております。
受講をご検討の方は、一度教室をご見学下さい。
自作のペンケース4
今まで3回ご紹介してきました「自作のペンケース」ですが、
今回はNHK文化センター ユーカリが丘教室のIさんの
ペンケースをご紹介致します。
Iさんのペンケースは、これまでの物とは違って布を縫うのでは
なく、段ボール芯を利用しています。
段ボール芯の波の部分に筆が上手くはまっています。
縫い付けた細ゴムで、筆が固定出来るようになっています。
表は裏にのりのついた布を貼っておられます。
このような布は100円ショップでも販売しているそうで、簡単に
作れます。
またボタンがついていますが、これに輪ゴムを引っ掛けて、しっかり
閉じることが出来ます。
秀逸なのが、上部が折り曲げられるようになっているところです。
筆の取り出しがしやすくなっています。
このケースだと筆が痛まないし、何より軽量、コンパクトなところが
いいそうです。
リーズナブルで、手間もかからず出来るので、汚れてしまったら、気軽に
作り直すことも可能です。
段ボール芯の波を利用するというのが、目からうろこのケース
でした。
筆のケースに悩まれている方は、是非参考になさって下さい。
大宮教室 体験講座終了しました
本日、よみうりカルチャーセンター大宮教室での体験講座
「金つぎの技法を知り、蒔絵体験」が終了しました。
以前から金繕いをご存知で、やってみたいというお気持ちの
強い方々にご参加頂き、ご説明する私も充実感を感じる
講座となりました。
撮影させて頂けた方の作品をご紹介したいと思います。
今回ご参加の方々は、少ない枚数を効果的に配置し、シンプルに
まとめられたのが印象的でした。
体験講座は金繕いの本講座では、なかなかお話が出来ない金繕いの
歴史として、興味深い逸話のある過去の名品についてご紹介
しています。
ご都合が合いましたら、是非ご参加下さい。
今後は7月31日にNHK学園市川オープンスクールで予定があります。
(残席あとわずかです。)
新規開講の教室に伴い、体験講座を計画することが多いので、都度
お知らせ致します。
かっぱ橋案内2
昨日に引き続き、かっぱ橋案内をしたいと思います。
地下鉄銀座線「田原町」から、かっぱ橋へは和食器の「田窯」の
ところから折れて入ります。
田窯の並びは「西浅草地区」と呼ばれ、合計83店舗あります。
この中に食器を扱う店舗は、18軒ほどです。
言問通りにあたったところで折り返ししますが、以前にもご紹介
しました「合羽橋珈琲」で、休憩するのが定番です。
かっぱ橋には女性が入りやすい感じの食事とお茶ができるお店が
少ないように思います。
私が入ってもいいと思えるのは、この合羽橋珈琲ともう1軒くらい
です。
今回はガトーショコラで糖分補給です。
折り返して、道路の反対側は「松が谷地区」と呼ばれます。
こちらにある食器関係のお店は、18軒ほど。
かっぱ橋には、何かに特化したお店ばかりですが、特に私が面白い
と思っているのが、ガラス瓶や缶を取り扱う「高村製缶」さん。
竹製品専門の「近藤商店」さんです。
テレビでもよく紹介されている料理道具の「釜浅商店」さん。
店舗前の釜が目印です。
こういう特化したお店は独特のこだわりがあって、見ていると楽しく
なります。
そもそも私がかっぱ橋に行くようになったのは、体験講座の教材費を
出来るだけ押さえる為でした。
蒔絵体験をして頂くのによいお皿を探すのが目的です。
体験の為のお皿には条件がいくつかあるので、コストも加味すると
なかなか厳しいものになります。
今年に入って、その条件に適うお皿が見つかりずらくなりました。
白いお皿の流行の影響もあるかもしれません。
他の方法を探さなければならないのかと考えているところです。
かっぱ橋案内1
体験講座の準備の為、またまたかっぱ橋に買い出しに
出かけました。
ご興味がある方がおられますので、少々ご案内をしたいと
思います。
かっぱ橋に行くにはいくつかのルートがありますが、私は銀座線の
「田原町」を利用しています。
駅から浅草通りを上野方向に歩いて5分程度です。
浅草通りは、仏壇•仏具店が多いことでも有名ですね。
HPもありますが、店舗に置いてあるマップが便利です。
元は業者向けの街ですから、店舗用の設備や、梱包材、ユニホームなど
一般の方には違う関係のお店もあります。
皆様がご覧になりたいのは、食器類の他、調理道具なのではないかと
思います。
それもグループ分けされたマップで探しやすくなっています。
アーケードになっているので、雨の日も買い回りしやすくなっていますが、
交差点などで途切れるところがありますので、傘がいらないわけでは
ありません。
次回はお店の紹介をしたいと思います。
成田教室 開講しました
TOPページでお知らせしていましたセブンカルチャー成田教室が
昨日開講しました。
最寄り駅は京成線公津の杜駅です。
初回は主に下準備の説明と、修復ご希望の器の診断に時間を費やす
のですが、熱心に受講して頂き、ご受講の皆様に御礼申し上げます。
3回目まで基本の技術に関しての説明が続きますが、不明の点は都度
質問して頂き、じっくり取り組んで頂ければと思っています。
手間、時間はかかりますが、それに見合う、納得の仕上がりを目標
としています。
どうぞよろしくお願い致します。






















