盆栽世界6月号 まだあります!

すでにAmazonで完売している「盆栽世界6月号」ですが、
まだ出版社に在庫があることがわかりました。

取り扱いがある書店に依頼するか、出版社に依頼(送料がかかります)
すれば手に入ります。
よろしかったら7月号と合わせてお取り寄せ下さい。

在庫があると言っても潤沢とまでは言い切れません。
少なくとも一菜会の金繕いの教室の皆様分はありません。
ご興味のある方はお早めにお手配下さい。

どうぞよろしくお願い致します。


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自作の窯キズ直し

NHK学園市川オープンスクールのYさんの作品をご紹介致します。
ご自分で作られた板皿の窯キズを金繕いされました。

瑠璃釉に金泥が映えています。
またキズが入った位置も絶妙です。

通常の窯キズと違っていたのは、途中で途切れているところです。
瑠璃釉の上から乗せた白い水玉状の釉薬が接着剤になったのか、ここは
亀裂が完全には入っていないのです。
それもまた面白さになったのではないでしょうか?

もう1点は、かなり複雑に割れた小皿です。
その為、欠損を埋めるのに時間がかかりましたが、仕上げてみると
複雑な線がアートのようです。
これも金繕いの不思議なところです。

度々このブログでも書いていますが、窯キズは独特の手順で直して
いきます。
作業される前に是非ご確認下さい。
この技術を身につけて頂くとYさんのように陶芸をなさる方はせっかくの
自作を諦めずに済むと思います。


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花と器のハーモニー2018

今年も横浜山手西洋館のイベント「花と器のハーモニー」に
出かけてきました。
先日の週末は毎日2,000人の来場者があり、大盛況のようです。
全体テーマは「彩光の7つの扉を開けて…」

◯山手111番館 The  Eternal  Rose

◯横浜市イギリス館 ブリティッシュレディーを夢見て

◯山手234番館 時空を超え暮らしに息づく花

◯エリスマン邸 色が織りなす百花繚乱、色香繚乱。

◯ベーリック・ホール 花と光のエレガンス

◯外交官の家 邂逅〜Kaikou〜木漏れ日の中で1/fゆらぎを感じて

◯ブラフ18番館 幸せをはこぶ扉

昨年末の「世界のクリスマス」については辛口批評をしてしまい
ましたが、今年の「花と器」は全体的にとても見ごたえがありました。
西洋館という空間を生かした装飾で、お花も生花がふんだんに使われていて、
本当に華やかです。
全体の雰囲気を撮ってもよし、クローズアップ撮影もよしの撮影が出来ると
思います。

私なりのベストを選ぶなら「ベーリック・ホール」です。
それぞれ場所でイメージの違う装飾がされており、館の中を散策する
楽しみがあります。
またちょっとした所にもきめ細かく装飾がされているのも好印象です。

話題になるのはエリスマン邸の志穂美悦子さんでしょう。
日本初のアクション派女優としての姿を覚えている方もおられると思いますが、
現在は結婚後に学ばれた花の世界で注目を浴びる存在になっています。
画像でもお分かりになるかと思いますが、ダイナミックな装飾はなかなか
ないと思います。

会期は今週末の10日までです。
横浜市イギリス館以外の館はスリッパに履き替えるので脱ぎ履きしやすく、
石畳の散策路が歩きやすいクッション性のある靴でお出かけになるのが
いいと思います。

隣接する公園も花がいっぱいです。
どうぞ横浜までお出かけ下さい。


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盆栽世界7月号 本日発売

盆栽鉢の金繕いハウツー後編を掲載して頂いた7月号が本日
発売になりました。

赤色の表紙が印象的です。
内容の濃さは先日のブログでご紹介した通りです。

既にご紹介している教室では大変好評で、6月号に続き購入を
考えて下さる方が多く、この場でも感謝申し上げます。

私としては何より真摯に取材から編集まで取り組んで下さった
S編集長の労苦に雑誌が好評であるという形で報いたい気持ち
でいるのですが、教室の皆様が少なからず私の顔を立てて
下さっていることも有難く感じています。

お付き合いという言葉で言ってしまえばそれまでですが、人間の
つながりとはこのような積み重ねで成り立っていると思います。
合理的なドライばかりではなく、ウエットな部分も必要なのです。

これからも皆様のお気持ちに応えられるよう、頑張らなければと
考えております。


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印はわかりやすく

以前のブログでも書いていますが、接着で段差が出来てしまった
場合、それを解消するように弁柄漆を塗っていきます。
作業を始める前に大切なのが、どこを塗るべきなのか、しっかり
印をつけることです。

上の画像は藤那海工房 金繕い教室のKさんの作業状態です。
とてもわかりやすく印を付けられているので、これに従って
安心して作業が出来ると思います。

「段取り8分」という言葉がありますが、下準備をしておけば
後の作業が楽になるのです。

接着がずれてしまったのは、マイナスかもしれません。
でもプラスに変えるチャンスを上手に活かして頂ければと考えています。


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ふたもん 塩の壺

「おむすびまるさんかく」と陶芸家の鹿児島睦さんがコラボレーション
した「ふたもん 塩の壺」が届きました。

温かみのあるぽってりした形の壺です。
蓋には鹿児島さんのイラストがレリーフになっています。

中に入っているのは「鳥海 海の泉の塩」です。
海水と伏流水が交わる場所から海水を汲み上げて塩にしたものだそうで、
まろやかな甘みが素材の旨みを引き出すようです。
「おむすびまるさんかく」さんのセレクトですから間違いありません。

これがグレーの壺の中に入ると、塩の白が冴えて見えるように計算されて
いるのです。

パッケージも好みです。

残念ながら対になっている「梅干しの壺」はSOLD OUTして
いたのですが、再入荷の予定があるそうです。
こちらは白い壺で、蓋のレリーフ柄も違います。
きっと白に梅干しの色が綺麗に見えるでしょう。
楽しみに待っています。


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盆栽世界7月号 校正終了

先般からお知らせしている「盆栽世界」の7月号ですが、
6月4日発売に向けて既に校正が完了しています。

今回は磁器赤絵鉢のヒビ止め+接着です。

見ていただきたいのが、
ヒビ+接着の流れ
鉢の内側から外側まで通った貫通穴の塞ぎ方
和紙を使用した補強の仕方
です。

特に貫通穴と和紙による補強は「金繕いの本」にも掲載していない
技術です。

何より前月同様、詳細な説明は、S編集長がこの特集に真摯に取り
組んで下さったことがよくわかります。
またS編集長ならではの観点と思われるコラムの内容は、初心者に
とても参考になる事柄が取り上げられています。

是非、雑誌を手に取ってご覧下さい。
カラーコピーではなく。


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大きい欠けの仕上げ

NHK文化センター 千葉教室のNさんの作品をご紹介致します。
大きい欠けの仕上げをなさいました。

最大の幅が3cm弱ある欠けです。
ご本人は蒔下の弁柄漆が厚くなってしまったとおっしゃっていますが、
釉薬がぽってりした陶器の感じと合っているので、違和感はありません。
こちらはこの後、銀泥で縞を入れる予定です。

この小皿は欠けが大きいだけでなく、縁が緩く波があり、形を作る
こと自体が難しい欠けでした。
まずきちんと形を作られてから仕上げに挑まれたので、大変完成度が
高い作品になっています。

よく金繕いした方が良くなると言われますが、この小皿もその例で、
元々の草花柄と呼応するように見えます。

大きい欠けの仕上げをする方法はいくつかありますが、今回Nさんは
太めの筆を使うことを選択されました。
筆に弁柄漆を含ませる量が難しいのですが、これは使っているうちに
慣れるしかありません。
今回これだけの完成度なので、じきに慣れられると思います。

以前のブログにも書きましたが、道具は腕を助けます。
なさりたい内容によって適切な道具を選択下さい。


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輝和美倶楽部 懇親会での展示

先日、1日講座を行った輝和美倶楽部さんの懇親会で作品の
展示をさせて頂きました。

「金繕いの本」の他、雑誌やWEBマガジンに紹介した物に未発表の
2作品を入れて10点展示させて頂きました。

輝和美倶楽部さんは、日本の文化を楽しみ、交流しながら体験できる場
(コミュニティクラブハウス)として設立されています。
ご興味がおありになる方々に見て頂けて、いい機会になりました。

また講座を計画していますので、決まりましたら、このブログでもお知らせ
したいと思います。

ところで会場は代官山駅近くの古い日本家屋を改装したスペースでした。
和のお庭と和洋折中になっている空間が素敵でした。
都会の代官山にぽっかり‘日本’が存在している様が、建物好きとしては
興味深々でした。


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スワロフスキーもOK!

先日、金箔を貼った貝合わせには金マジックで色々な物が
合うのではないかと提案したところ、スワロフスキーも
合うのでは?とNHK文化センター ユーカリが丘教室の
Mさんが持ってきて下さいました。

スワロフスキーのタイプライターと香水瓶です。
拝見して思わず「かわいい!」と言ってしまったほどの品です。

どちらも金がワンポイントに使われているので、貝合わせに違和感が
ありません。
Mさんは洋風のものでも合いますねとおっしゃいましたが、その
通りです。
教室の方々からも「これなら通年飾れるのでは?」等々、賛同の声が
上がりました。

どちらもしまっておられた物なのだそうですが、そのようなものが
貝合わせによって使われるのは嬉しいことです。
これも一種の金繕いかもしれません。


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