カテゴリー別アーカイブ: 展覧会•イベント

ブックアート展

友人の大古瀬和美さんが参加する『絵や彫刻のように「本」を楽しむ
こと、イメージ思考を象るように。ブックアート研究所』展を拝見して
きました。



大古瀬さんの他、4名のアーティストが集う研究会でテーマを決めながら
製作されたものの発表会です。

「どこかに紙を使うこと」「ページ(複数の連続/非連続した空間)がある
ことを手がかりに「カーボン紙を使う」「音」などテーマを設けた作品は
いつもの制作スタイルとは異なる試みが生まれるようです。

実際、大古瀬さんの制作過程を伺いましたが、キラキラと目を輝かせながら
お話下さる様子に楽しんでこそアートが生まれるのだと感じました。

大古瀬さんの作品です。
彼女のライフワークとも言える墨流しを使った豆本などの作品群です。
大古瀬さん曰く、墨流しは宇宙の原理で生まれてくるものなので飽きが
こないとのことですが、人間自体がその法則の元にあるので心惹かれる
のももっともだと思いました。

この展覧会の関連企画としてリレー形式でページを継いで1冊の折り本を
作る<育てる本>プロジェクトが進行中です。
大古瀬さんのお誘いで私も参加することにしました。
本漆で制作しましたので、固化を待ちお送りする予定です。

ブックアート展は前期が12日(火)まで。後期が8/23〜9/4です。
場所は日本橋のギャラリー砂翁です。


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第12回 こころばえの会

友人の日本画家・斉藤佳代さんのグループ展に行ってきました。
「こころばえの会」は女性9人の個性が響き合う展覧会です。



斉藤佳代さんの作品です。


彼女の作品は日常のさりげない景色を暖かい視線で描いており、優しい色彩と
相まって心が和みます。

例年6月は日本画家の友人達の展覧会が続き楽しい時期だったのですが、昨年は
それもままならない状態でした。
今年は久しぶりの再会と他愛もない会話が楽しめて本当に嬉しかったです。

しみじみ話し合ったのがアートや音楽などは「不要不急」のものではないという
ことです。
こんなふうに少しずつでも人間に必要なものを取り戻していきたいと思いました。


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第2回ワークショップ終わりました

金継ぎで作るアクセサリー・箸置き作りの2回目のワークショップが
終了しました。





毎回、思うことですが、皆様同じパーツを見て選ばれているのに全く
違う作品が出来上がります。
今回も力作揃いです。


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金継ぎで作るアクセサリー・箸置き作り第2弾

おかげさまで満席になりました。
お申し込みの皆様、当日のお越しをお待ちしております。

2月に行なったワークショップが好評だったので、2回目を開催して
頂けることになりました。


ご用意したシー陶器・シーグラスなどの材料を組み合わせてアクセサリーか
箸置きを作って頂く1日のイベントです。

金繕いでも呼び継ぎはやってみたい技術の一つかと思いますが、なかなか
チャレンジする機会がありません。
このワークショップはそのエッセンスを感じて頂ける好機です。

時節柄難しいところはあるかと思いますが、会場になる柏の葉T-SITEは
オープンなスペースであること、1回の人数を4人と絞っていることで
かなり対策はされていると思います。

今後このイベントを継続して行う予定はありませんので、ご興味のある方は
ラストチャンスとご参加頂ければ幸いです。

6月2日水曜日 10:00〜12:00/13:00〜15:00
柏の葉T-SITE 2階イベントスペース
参加費 ¥3,500(材料費を含む)
お申し込みは直接 柏の葉T-SITEまで

https://store.tsite.jp/kashiwanoha/event/magazine/19629-1650290414.html


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作品展示中

NHK学園市川オープンスクールで生徒さんと私の作品を展示して
頂いています。

手前の小鉢、猫の置き物、漆器の急須が生徒さんの作品です。
小鉢は割れとそれに続くひびを直した大道の金繕い、猫の置き物は右耳が
欠損したのを修復し、何ともなかった左耳と一緒に金泥で蒔絵した作品
です。
漆器の急須は把手が折れてしまったのを、痕跡がわからないようにした作品
です。
いずれもひと工夫あり、一見の価値ありの作品です。

画像奥に写っているのが私の作品です。黒釉の割れと欠けを金繕いした作品、
欠け+ひびを2箇所金繕いした印判なます皿、様々な欠損を金繕いした印判
蕎麦猪口5個です。

通常カルチャーセンターの作品展示はガラスケースに入っているのですが、今回
の展示は目線の高さで直にご覧になれます。
そういった意味で貴重な機会かと思いますので、NHK学園市川オープンスクール
にお越しの際には是非ご覧下さい。
ただし二つとない貴重な品ですので、お手に取るのはご遠慮下さいませ。

展示は来月始めまでの予定です。


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図録問題

展覧会に出かけると気になるのが図録の重さです。

先日出かけた鳥獣戯画展の図録もA4版で厚さ3.5cm、重さは約1.7kg
ありました。
従前の東京国立博物館の展覧会では宅急便の出張所があったようにも
思いますが、今回は確認せず根性で持ち帰りました。

館内で並んでいる時、後ろにいた女性が図録を購入したいが重いからと
嘆いていたところ、同伴のお子さんと思われる若い女性が私が持つから
購入すればと優しく勧めておられました。
いい話です(涙)

どんな展覧会でも図録を購入する訳ではありませんが、今回は購入すると
決めている場合は郵便局のレターパックプラス(A4サイズ、4kgまでOK
¥520)でも持って行こうかと企んでいます。
購入したら封入して近隣のポストに投函するという作戦ですね。

展覧会を主催する方は図録もいいものにしようとお考えなのはわかります。
でも持ち帰りのことを考えるという視点もあってもいいのではないでしょうか。

情報
東京都の緊急事態宣言発出で鳥獣戯画展は閉館になることになりました。
既に予約された分は払い戻しになるようです。
簡単に展覧出来ない内容なだけに早めの再開が待たれます。


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特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて

現在、東京国立博物館で行われている「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」
を見てきました。
時節柄、事前予約が必須です。

今回の展覧会では甲・乙・丙・丁の全4巻の全場面を会期を通じて
一挙に公開されます。
かつて4巻から分かれた断簡、原本から失われた場面を留める模本の
展示もあり、まさに全てが堪能出来る内容になっています。

作者はもとより、まだまだ解明されていない部分が多い鳥獣戯画ですが、
複数人で描かれ、制作年代も幅広いことがわかっています。

実物を見ると墨の濃さ、筆の勢いがわかって、拝見の価値ありと感じ
ました。
動物を擬人化するという着想は確かに面白いですし、生き生きとした
筆致は製作者が楽しんで描いている様が浮かぶようです。

しみじみ思ったのが筆という道具の万能さです。
細い線から太い線、しっかり塗りつぶすことも可能ですし、かすれた感じ
も出せます。
これを墨色1色で多彩に変化させるのです。

会場の様子ですが、事前予約で人数を制限しているので、ある程度混雑は
抑えられています。
一番著名な甲巻は直前に長い列ができているものの、動く歩道で立ち止まる
ことなく見学させることで、しっかり細部まで見ることが出来ます。

しかし乙・丙・丁巻では1列目で見ようとすると並んで待つ状態です。
可能ならば2列目から人の間を縫って見る方が効率がいいと思います。

都内は近日中に再度、緊急事態宣言が出される可能性が高まっています。
見学を考えておられる方は最新情報を確認して予約なさって下さい。


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希望展vol.15 希望のかたち2

先日ブログに書いた希望展についての続報です。

ちょっとした壁に飾るアートとしていいなぁと思ったのが、太田保子
さん達の小額です。


今回私が購入したのが和田祐子さんのカードです。

単純にアートとして気に入ったので購入したのですが、カードとして
使うのもいいですし飾ってもよしということで、しばらく飾っておこうと
思います。

これら売上金は被災地でキャンドルを灯す活動にキャンドルを送る資金
になります。

アーティストの方達には実験の場になり、購入者にはアートが気軽に手に
入る希望展ですが、何よりチャリティーという大きな目的で結ばれています。
会期は17日水曜日まで。
気になった方は日本橋のギャラリー砂翁までお出かけ下さい。

 


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希望展vol.15 希望の形

今年も友人のアーティスト大古瀬和美さんが出品している東日本大震災
チャリティーのグループ展「希望展」に出かけて来ました。

まず大古瀬さんの作品です。
東日本大震災の1年後に奉納した作品に繋がるもので、点の一つ一つが犠牲者
への鎮魂の意味があるそうです。

大古瀬さんの作品はこのように思考と表現がリンクしているところが深いと
思っています。


毎年ご説明していますが、この希望展は被災地へのチャリティーの意味が
あり、作品の販売価格が手に入れやすい額に設定されています。
小品が多いので家にアートを取り入れてみたいと思われている方には最適です。

会場の日本橋・ギャラリー砂翁では感染症対策を行っておりますので、安心
してお出かけ下さい。
3月17日(水)まで。
11:00〜18:00
日曜日はお休みです。


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柏の葉T-SITE ワークショップ終わりました

このところブログの更新が出来なかった理由が柏の葉T-SITEさんで
行いましたワークショップの準備の為でした。
「金継ぎで作るアクセサリー・箸置き」というものです。

会場は柏の葉T-SITEさん2階のイベントスペースで、壁に囲われた閉鎖
空間ではなく、店舗内に解放された外気も入る場所です。

こちらでご用意したシー陶器、シーグラス、木片、天然石、貝殻などからお好み
のパーツを選んで頂き、アクセサリーか箸置きを制作して頂きました。

講座中の様子です。
感染症対策の為、参加者は4名様までと限定し、ソーシャルディスタンスを
確保したテーブル配置になっています。

完成した作品の一部をご紹介します。




講師の私自身も楽しかったのが、皆様の作品の多様性です。
お一人お一人の好みで決めて頂く世界なので、1点たりとも同じ
ものはありません。

お陰様で好評だったので、次の機会をご依頼頂いております。
具体的な日程は決まっておりませんが、緊急事態宣言の解除を見定め
つつ、春〜初夏には行われる予定です。

わずか2時間でのワークショップですので、接着剤とパテを使用します。
今後、幅広く展開する予定はありませんので、やってみたいという方は
次の機会をお見逃しなく!


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