カテゴリー別アーカイブ: 展覧会•イベント

希望展vol.15 希望のかたち2

先日ブログに書いた希望展についての続報です。

ちょっとした壁に飾るアートとしていいなぁと思ったのが、太田保子
さん達の小額です。


今回私が購入したのが和田祐子さんのカードです。

単純にアートとして気に入ったので購入したのですが、カードとして
使うのもいいですし飾ってもよしということで、しばらく飾っておこうと
思います。

これら売上金は被災地でキャンドルを灯す活動にキャンドルを送る資金
になります。

アーティストの方達には実験の場になり、購入者にはアートが気軽に手に
入る希望展ですが、何よりチャリティーという大きな目的で結ばれています。
会期は17日水曜日まで。
気になった方は日本橋のギャラリー砂翁までお出かけ下さい。

 


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希望展vol.15 希望の形

今年も友人のアーティスト大古瀬和美さんが出品している東日本大震災
チャリティーのグループ展「希望展」に出かけて来ました。

まず大古瀬さんの作品です。
東日本大震災の1年後に奉納した作品に繋がるもので、点の一つ一つが犠牲者
への鎮魂の意味があるそうです。

大古瀬さんの作品はこのように思考と表現がリンクしているところが深いと
思っています。


毎年ご説明していますが、この希望展は被災地へのチャリティーの意味が
あり、作品の販売価格が手に入れやすい額に設定されています。
小品が多いので家にアートを取り入れてみたいと思われている方には最適です。

会場の日本橋・ギャラリー砂翁では感染症対策を行っておりますので、安心
してお出かけ下さい。
3月17日(水)まで。
11:00〜18:00
日曜日はお休みです。


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柏の葉T-SITE ワークショップ終わりました

このところブログの更新が出来なかった理由が柏の葉T-SITEさんで
行いましたワークショップの準備の為でした。
「金継ぎで作るアクセサリー・箸置き」というものです。

会場は柏の葉T-SITEさん2階のイベントスペースで、壁に囲われた閉鎖
空間ではなく、店舗内に解放された外気も入る場所です。

こちらでご用意したシー陶器、シーグラス、木片、天然石、貝殻などからお好み
のパーツを選んで頂き、アクセサリーか箸置きを制作して頂きました。

講座中の様子です。
感染症対策の為、参加者は4名様までと限定し、ソーシャルディスタンスを
確保したテーブル配置になっています。

完成した作品の一部をご紹介します。




講師の私自身も楽しかったのが、皆様の作品の多様性です。
お一人お一人の好みで決めて頂く世界なので、1点たりとも同じ
ものはありません。

お陰様で好評だったので、次の機会をご依頼頂いております。
具体的な日程は決まっておりませんが、緊急事態宣言の解除を見定め
つつ、春〜初夏には行われる予定です。

わずか2時間でのワークショップですので、接着剤とパテを使用します。
今後、幅広く展開する予定はありませんので、やってみたいという方は
次の機会をお見逃しなく!


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柴田コレクション

先日見学報告をした「海を渡った古伊万里」展ですが、1階は日本磁器の
誕生、そして発展と題されて佐賀県立九州陶磁文化館の所蔵品が多数展示
されていました。
中でも柴田夫妻コレクションというキャプションに気がつかれた方も
おられると思います。

柴田コレクションは東京の会社経営者であった柴田夫妻がコレクションした
1万点近い伊万里焼の器を佐賀県立九州陶磁文化館に寄贈したものです。
技法・文様・時代などの変遷を網羅し、体系化されたコレクションとして
他に類をみないと言われています。

もう20年以上前になりますが、初めて柴田コレクションを見た時の感動は
忘れられません。
それまで私はあまり磁器には興味がなかったのですが、必死に中国の模倣を
していた磁器生産黎明期から日本独自のスタイルを確立するまでの変遷が
辿れる展示は一気に磁器への関心を高めました。

このコレクションが散逸せず生産地であった佐賀県に寄贈されたことは大きな
功績だと思います。
研究者の顔を持つ柴田氏の研究は九州陶磁文化館に引き継がれ、分析が深められて
います。

柴田コレクションが常設展示されている九州陶磁文化館は、コロナ禍が収束した際
には是非お出掛け頂きたい場所です。


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特別展 海を渡った古伊万里

昨年12月に行なったオンライン講座でこの展覧会に言及したものの、
拝見しておりませんでした。
それを緊急事態宣言再発出の報道で駆け込みで見て来ました。

ウィーン・ロースドルフ城 城主のピアッティ家は代々日本の古伊万里を
中心として陶磁器を収集していました。
それが第二次世界大戦の悲劇によって粉々に破壊されてしまいました。
ピアッティ家は破壊された陶片を処分せずに集め、平和への祈りを込めて
一般公開していました。
この展覧会は日本との縁から波乱に富んだロースドルフ城コレクションの
全貌を明らかにするものです。

今回、最も拝見したかったのは日本の修復家が西洋式の修復方法でバラバラに
割れていたお皿を全くわからないように修復したものです。

実物を拝見したところ、欠損部分はわかった上で見ると新たに描いたのがわかり
ますが、接合した線は全くわからなくなっていました。
全体を俯瞰して見ると器が持つ元々の品格は全く損なっておりません。

改めて日本の使う為に直す金繕いと自分たちの歴史を残す為に直す西洋式の
違いがわかりました。

ロースドルフ城のコレクションは破壊された状態を想起させる展示がされて
いました。
破片になってもなお、その器の華麗な様、歴史的価値はわかります。
本当に心が痛みました。
美しく素晴らしい物であっても破壊させてしまうのが戦争なのでしょうか。

コレクションは時代、国を超えて収集された貴重なものです。
研究が進むことが敢えて処分せずに公開したピアッティ家に報いることに
なるのではないかと思いました。

残念ながらイベントは中止されたようですが、展覧会は緊急事態宣言再発出に
よっても継続されるようです。
最新の情報を確認の上、ご見学を検討下さい。
1月24日日曜日までです。


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門松・屠蘇特別講座 終了しました

先日、門松用の松をセッティングした様子をアップしましたが、本日
門松・屠蘇の特別講座が終了しました。

屠蘇の調合をされている様子です。

材料の調合を変えて3種類の屠蘇を作っているところです。

皆様がお帰りになった後、自分用の門松を作りました。
2種類の根引きの松に紙を掛け、水引を結びます。

それぞれ難しいところがありますが、他では得られない物が制作出来る
ことが喜びになって頂けたら幸いです。


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門松 分類中

例年、師の原一菜先生の講座を受講していた門松・屠蘇作りの特別講座
ですが、今年は太田流水引折方のお免状を頂いたことで私自身が開催
出来る事になりました。

22日火曜日の講座に向けて2種類の松をセットしました。

今年の講座開催は急遽決まりましたので、ご案内が行き渡らない内に定員
いっぱいになってしまいました。
年末のスケジュールにも寄りますが、来年は枠が広げられる工夫をしたい
と考えております。

正月とは本来どんなものなのかをご説明しつつ、根引きの松で門松を作り
自然素材で屠蘇を調合する講座です。
ご興味を持たれましたら来年の開催をお待ち下さいませ。


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オンライン講座 終了しました

本日、NHK文化センター千葉教室主催のオンライン講座が終了
しました。

今回の講座はNHK文化センターさんの青山教室内にある配信室から
お送りしました。
オンライン講座担当の方を始め、千葉教室の担当の方も同席して下さり、
万全のサポート体制で配信に臨めました。

「金繕いの世界」と題したこの講座はオンライン、講演会と回を重ね、最終に
なる今回は4回目でした。
今までの経験を活かせたこと、前回のNHK学園市川オープンスクールでの
講演会から更に原稿に推敲を重ねたことで、一番完成度の高い内容になったか
と思います。
今後、この内容での発表の場は予定されていませんが、研鑽を怠りなく備えたいと
考えています。

ご視聴下さった皆様、本当にありがとうございました。
ご満足頂けましたでしょうか?
また見逃し配信で視聴をご予定の方々、お楽しみ頂けることを願っております。


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第42回 東京書作展

友人のNさんが入選された東京書作展を拝見してきました。
こちらは東京新聞主催、文化庁・東京都後援の公募展です。

新人書家の発掘と育成を目標の一つに揚げ、流派にとらわれない
公平な審査が特徴なのだそうです。

Nさんの作品です。
制作の過程をお聞きしましたが、今回のチャレンジは墨色だそうです。
文字の形の選択から濃さや滲みなど、ご苦労があったそうですが、完成
した作品の力強さは格好良いとしか言えません。

内閣総理大臣賞・東京書作展大賞を受賞された中村若水さんの作品です。
題材は高村光太郎の詩「冬」で「現代漢字かなまじり文」のジャンルに
なります。

中村さんの作品を始め、受賞した作品に共通して感じたのは文字のキレです。
要するに線に迷いがなく美しいからなのだと思いました。

私の習字はあくまでも金繕いの美しい仕上げを目的にしていますので、お手本
通りに書く臨書の域を出ません。
このような創作することはないかと思いますが、改めて会場から文字の力を
感じたことは大きな収穫になりました。


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宮島達男 クロニクル1995-2020

千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念で行われて
いる宮島達男 クロニクル1995-2020展に出かけてきました。

宮島達男はLEDのデジタルカウンターを使用した作品で高く評価され、世界
で活躍する現代美術作家です。
作品のモチーフであるデジタル数字は命の輝きをあらわし、0が表示されず
1から9の変化を永遠に繰り返すことで、人間にとって普遍的な問題である
「生」と「死」の循環を見る者に想像させます。

1階のさや堂ホールを利用した展示です。
旧・川崎銀行を部分的に残したのが「さや堂」ですが、クラシックな室内装飾と
現代アートの対比は千葉市美術館ならではでしょう。


デジタルカウンターを使い独自の表現にたどり着いた宮島氏ですが、中には
1〜9を数え、0の時には赤ワインや墨の中に顔を沈めることを繰り返す
パフォーマンス画像など難解なものもあります。

作品を制作する立場として「Art  in  You」(アートはあなたの中にある)という
言葉は励みになりました。

宮島達男氏の作品は森美術館で行われている「STARS展:現代美術のスターたちー
日本から世界へ」にも展示されています。
合わせて見ると、より理解が深まるのだと思います。


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