カテゴリー別アーカイブ: 展覧会•イベント

世田谷ボロ市 2017

今年も世田谷ボロ市に原一菜先生の引率で行ってきました。

最近はお祭り的なイベントとして捉えられているようで、バス
ツアーで外国人客も大勢訪れるそうです。

今回は骨董は一切購入せず。
作品制作に使えそうな器を幾つか見つけてきた程度でした。

ちょっと変わったのが、ストールです。

これは作品ディスプレイにいいのではないか?ということで購入
してきました。

昨年のブログでもレポートしましたが、最近のボロ市は自作の品を
売るお店と、食べ物を売るお店が増加しています。
骨董を扱うお店は目立たなくなっていますが、特定の場所に出して
いますので、出かけてみたいという方には場所を解説致します。


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横浜山手西洋館 世界のクリスマス2017

毎年報告していますが、今年も「横浜山手西洋館 世界のクリスマス
2017」に行ってきました。
各館が1国選んで、その国のクリスマスの装飾を行うものです。
今年のテーマは「ときめく瞬間をあなたに」です。

○山手111番館 フランス

○横浜市イギリス館 イギリス

○山手234番館 アメリカ合衆国

○エリスマン邸 デンマーク王国

○ベーリック・ホール オランダ王国

○山手68番館 ガーナ共和国

○外交官の家 ルーマニア

○ブラフ18番館 ドイツ

今年のベスト1を私なりに選ぶとすれば「ベーリック・ホール」です。
大掛かりな仕掛けはありませんが、各部屋でテイストの違うデザインが
楽しめ、なおかつ一つ一つのクオリティーが高いです。
フラワーアレンジメントがお好きな方は、じっくり楽しめると思います。

手堅くまとめているのは「山手111番館」「エリスマン邸」「ブラフ18番館」
です。
「山手111番館」はエレガントな感じ、「ブラフ18番館」は可愛らしい感じと
期待されるイメージがありますが、それを裏切らないという意味では高い
クオリティーを保っています。

「エリスマン邸」はモダンデザインの館のイメージに合っていることは
もちろんですが、暖炉のあるリビングの装飾がここ数年で最も良かったと
思います。

全体としてモダンで洗練されたイメージにまとまっているのですが、少々
寂しい感じは否めません。
今回の見学は、今までで最速の時間で済んでしまいました。
来年の装飾に期待します。

イベントは12月25日(月)まで。
31日(日)までイルミネーションが点灯されますし、23日(土)にはイタリア山
庭園でキャンドルガーデンという催しもあります。
是非お出かけ下さい。


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和モダンの世界 近代の輸出工芸

先日、たばこと塩の博物館で行われている「和モダンの世界
近代の輸出工芸」という展覧会に行ってきました。

この展覧会は幕末・明治から昭和初期頃に製作された輸出用工芸品としての
寄木細工や芝山細工の他、薩摩焼をはじめとする明治・大正時代の日本陶磁、
駿河・会津・横浜で作られた漆工品、さらに麦わら細工や貝細工問いった観光
物産などを収集した金子コレクションの紹介です。

この分野は工芸として博物館に収蔵されるものと、民芸として扱われるものの
狭間にあり、個人コレクションでしか見られないとのことで原一菜先生から
見ておくと良いとお勧め頂きました。

ただそういう世界があるということを工芸を勉強している者として知っておくべき
というもので、一般論として見学をお勧めするものではありません。
確かに寄木細工で現在は無くなってしまった技法など貴重なものはあるのですが、
輸出用としていささか過剰な感じは拭えません。

もしこのような分野のものにご興味がある方がおられましたら、渋谷から移転した
ばかりの博物館は綺麗ですし、ゆったりと見学出来るので良いかと思います。

ミュージアムショップで塩を購入。

近くの業平橋からスカイツリーを撮影。
と、違うものを堪能してきました。


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雑誌に掲載されます

日本ヴォーグ社の「手づくり手帖 初冬号」の取材を受けました。
「手の人」という手仕事をする人を紹介するページに掲載されます。
(発売:11月17日金曜日)

撮影の様子です。
愛用の道具を撮って下さっているところですね。

カメラマンは、白井由香里さん。
とても似ているお名前に、ご縁を感じました。
作品を綺麗に撮影して下さっています。

内容は私がどのように金繕いに辿りついたかと、金繕いの魅力が
書かれています。
拙著に掲載されていない作品画像と、簡潔明瞭にまとめられた文章で
読みごたえがあるかと思います。
是非手に取ってご覧下さい。


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工房からの風2017

JR本八幡駅近くのニッケ コルトンプラザで今日から
工房からの風」というイベントが始まりました。

全国から工芸、手仕事を行う作家が集う展覧会です。
数年前にも出かけて気に入った器が入手出来たのですが、その後
なかなか訪れる機会がありませんでした。
それが今年は都合がつけられたので、あいにくの天候にも負けず
出かけてきました。

とても面白くお話を聞いたのが、ほうき職人のフクシマアズサさんです。


材料は「ホウキモロコシ」というもので、ご自身で栽培されています。
ホウキに編む際には内側と外側で茎の状態が違うそうです。
内側はしっかりした茎のままにしますが、外側は茎を割いて、柿渋で
染めた木綿糸で編み込んでいきます。

特徴的なのが上部の形です。
ハマグリ型というそうで、この形が丈夫さを作っているのだとか。

作業スペースの掃除に使おうとミニサイズを購入。
近年ほうきの復権を耳にしますが、懐かしさ漂う形に満足、満足。

その他、購入したのが、青人窯さんのカップ&ソーサー。

左が柿灰釉、右が魚沼緑灰釉です。
シンプルな形に、オリジナルの釉薬が気に入りました。

渡辺真由美さんのガラスコップ。
他にも素敵なボールや花瓶があったのですが、実用を考えて
コップを購入。
透明ではない色が、入れた飲み物とどう合さるのかが楽しみです。

こうして画像を見ると、シンプルなモダンデザインを選んでいるのが
よくわかりますね。

今回の展覧会で考えを深くしたのが、釉薬の色についてです。
作家の皆さん、それぞれオリジナルの釉薬を作り出して独創性を追求
されています。
私は和食系の料理をすることが多く、必然的に色味が地味になることが
多いです。
そうなると釉薬によっては料理の見栄えが変わってしまうので、釉薬の色
がとても気になりました。

展覧会は明日までです。
屋外会場での展示のため、明日の雨模様の天候では足元が悪いと
思います。
土汚れがついても気にならない靴でお出かけ下さい。


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フランス人間国宝展

東京国立博物館で行われている「フランス人間国宝展」を見に
行ってきました。

フランスには日本の人間国宝(通称)にならって制定された
「メートル・ダール」という称号があります。
この認定を受けた13名+2名の作家のフランスの伝統技術に
現代の息吹を加えた作品の展覧会です。

伝統技術といっても日本の伝統工芸にはない羽細工とか麦わら象嵌
などがありますし、製品に近い形のもの、アートに近いものと
様々出展されていました。

日本の伝統工芸にとっても現代の感覚に合わせるというのは、大きな
課題だと思います。
それにフランス作家の作品は指針になるように見えました。

特に私はシルヴァン・ル・グエンさんの扇の作品が印象に残りました。
日本の折りがインスピレーションになっているそうで、開いても畳んでも
美しい造形です。
「素敵」とか「格好いい」というのは何かと改めて考えさせられました。

展覧会は11月26日(日)までです。
展示されている表慶館は、明治時代に建築された美しい空間です。
クラシックな空間に展示された作品という見方も出来ます。


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成田教室 体験講座終了しました

本日、成田教室の体験講座が終了しました。
パソコンとプロジェクターの連動が上手くいかず、急遽紙芝居
方式で説明させて頂くアクシデントがありましたが、ご参加の
皆様のおかげで無事終了致しました。

今回も桜の花びらの蒔絵体験をして頂きましたので、作品をご紹介
したいと思います。






どうもお一人撮影し忘れてしまったようです。
失礼致しました。

最近の傾向として、少ない枚数でシンプルに決める方が多いのですが、
今回も少ない枚数で素敵に仕上げる方が多かったです。
ただ1枚1枚を大きく描かれる方が多く、ダイナミックな感じがしました。

同じ桜の花びらでも、毎回毎回個性豊かで私も楽しませて頂いています。
なかなか慣れない作業ではありますが、これが金繕いの完成になると
考えて頂くとイメージがしやすいかと思います。

来月、本講座の教室でお待ちしております。


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URUSHIふしぎ物語ー人と漆の1200年史ー

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で行われている展覧会に
行ってきました。

漆と日本人の付き合いを縄文時代から近年まで豊富な展示物とパネルで
丁寧に解説した展覧会です。

漆の装飾技法もサンプルが示されており、単に美しさを見るだけに
留まらない工夫がされています。

私が特に興味を持ったのが、漆の起源について最近の研究がまとめられて
いたところです。
12000年前のウルシの木が発掘されているのですが、その後、漆液として
活用されたものが9000年前と時間が空いており、今なお決定的な推論が
ないということです。

ここ数十年、様々な分野からのアプローチで色々なことがわかって
きていますので、明確になるのも遠くはないかと思います。

ちょっと笑えたのが下の画像です。

含漆UV塗装の自動車です。
漆は最強の塗料と言われていますが、唯一紫外線には弱いのです。
この車は漆を配合し、紫外線を当てると硬化する新しい塗料で塗られて
います。
会津漆器を代表する菊桐文様なのだそうですが、なぜこれ?となって
しまいました。

それはさておき、大変充実した展覧会です。
ご興味のある方は9月3日(日)までですので、お急ぎ下さい。
見応えがありますので、2時間は見込んでおかれるといいと思います。
またバスを利用される場合は本数が少ないので、確認の上、行動される
ことをオススメ致します。


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「PRISM」展

友人の大古瀬和美さんが出展しているグループ展「PRISM」を
見に行ってきました。
大古瀬さんの作品です。

綺麗な階調の作品です。
特に今回は柔らかい色味になっていて、これは大古瀬さん自身の
充実ぶりをうかがわせます。

先般のブリューゲル展の記事で書きましたが、大古瀬さんの作品も
色を積み重ねた時間が作品の奥行きになっています。
これは実物を見て頂いてこそ感じられるものなので、ぜひ会場に
足を運んで見て頂きたいと思います。

グループ展の他の方々の作品です。



グループ展の面白さは、いろいろな個性を合わせて見られるところ
です。
今回の展覧会も手法の違う作品群を楽しめました。

地階のTOMOS  Bで行われている田中雅樹さんのガラス展も
素敵です。
合わせてご覧下さい。

「 PRISM」展は8/10(木)まで。
場所は日本橋のギャラリー砂翁です。


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ブリューゲル「バベルの塔」展

東京都美術館で開催中のブリューゲル「バベルの塔」展に行って
きました。

展覧会は15世紀以降のネーデルランドの美術の紹介に始まり、
最も著名なボスを経てブリューゲルの展示に至ります。

ボスにしても、ブリューゲルにしても見所は描き込まれた寓意かと
思いますが、原一菜先生からしっかり見るようにお話があったのが、
色の美しさです。

この時代は現代の油絵具とは違って、ダイレクトに狙いの色が出せ
なかったのです。
少しずつ色を塗り重ねて色を作り出すことが、すなわち絵の深み
にもなりました。

そしてまだキャンバスがなかったので、ベースは板になります。
木の色から空や海の明るい色を作り出すのは、とても難しい作業に
なるのだそうです。

展覧会はタイトルの「バベルの塔」が最後に展示されています。
駅の看板で見ていたのとは違って意外にも小さい絵でした。
会期終了間近で絵の前に20Mほどの列が出来ていました。
会場全体も混雑していますので、描き込まれた詳細を見るのには
相応の時間がかかります。
計画してお出かけ下さい。


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