カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景

和紙の専門店 小津和紙

老舗シリーズです。
先日ご紹介した江戸屋さんのすぐ近くに和紙の専門店
「小津和紙」さんがあります。

創業承応2年(1653年)、365年目を迎えます。
他所では手に入りにくい和紙の取り扱いがあり、金繕いの補強用の
和紙もこちらで購入しています。

今回、久しぶりに行ってみたら、ハッピを着たペッパー君が
出迎えてくれました。
館内の案内をしてくれます。

建物脇に和紙の原料になる植物が植えられているのですが、そのうちの
ミツマタが花を咲かせていました。
珍しいものが見られてラッキーでした。


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刷毛・ブラシ専門店 江戸屋

漆刷毛を求めて日本橋の江戸屋さんに行ってきました。

江戸屋さんは享保3年(1718年)創業。
建物は大正13年(1924年)建築で登録有形文化財になっています。
木造2階建て、人造石洗い出し仕上げのファサードは刷毛を表し、
看板建築と呼ばれるものです。

関東大震災の後、再建された現在の建物は、今年94歳。
時代の荒波から守られた建物はファサードだけでなく、内部も
魅力があります。


小さな引き出しには約3,000種類にも及ぶ商品が丁寧にしまわれて
います。
ガラス戸を開けて中に入るのは少々勇気がいりますが、外観だけでなく
引き出しが並ぶ様をご覧頂きたいと思います。


江戸屋さんの漆刷毛は、全通しと言われる端から端まで毛が入った
タイプです。
画像のサイズは8分(24mm)。

人間の髪の毛で作られた穂先は、平滑に塗るだけでなく細部までしっかり
塗ることにかけても他の追従を許しません。
(拙著では貝合わせの金箔貼りの際に使用しています。)

なお購入したままでは使えませんので、お求めになりましたら仕立てる
方法を教室でご確認下さい。

【豆知識】看板建築とは
大正期から昭和初期にかけて道路側の全面を看板のように仕上げた店舗建築。
銅板貼りが多い。


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残念な道具

DIYショップはもちろん、プラモデルや手芸道具売り場でも
使えそうな道具があると入手するようにしています。

しかし残念ながら思惑通りにはならなかった道具をご紹介したいと
思います。

スクレーパーという道具です。
ペンキや汚れ落し、ステッカー剥がしなどに使われるものです。
削りの作業に使えるかと思ったのですが、刃の角が当たってしまって
思うように作業が出来ないことがわかりました。

ダイソーで入手した金属ブラシです。
細かい作業が出来るかと思ったのですが、ブラシ自体にあまり腰が
なく効果が出ませんでした。

このような残念に思った道具でも何か別の機会に使えるかもしれないと
思って、ある程度の期間は保存しています。

これは使える!と思った道具でも教室で複数の方に試して頂いてから
水平展開をしています。
何かいい道具がありましたら是非ご紹介下さい。


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迎賓館の中の国宝

先日レポートした迎賓館赤坂離宮ですが、本館以外にも国宝が
ありましたので追レポートしたいと思います。

まず主庭にある噴水です。

よく見ると亀の像があったりして意外に日本的な要素があります。


こちらは噴水の側にある石橋とテラスです。
石橋は迎賓館の敷地がかつて紀州徳川家の中屋敷があった場所であることから
江戸時代の徳川御三家の三大名園に数えられた西苑(園)の名残ではないかと
思われます。

前庭にある衛舎です。東西対にあります。
創建当初のままだそうです。

あまり目立たないものが国宝指定されていて驚きました。
見学の際には見落としなきよう。


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雪景色

関東地方が珍しく大雪に見舞われた今日、大宮教室に出かけ
ました。

お休みになられた方も多かったのですが、お出で下さった方々、
ありがとうございました。
ご心配頂きましたが無事帰宅しました。
遅延した電車を待ち満員電車で押しつぶされはしましたが、自宅に
たどり着いてホッとしています。

来月は好天で皆様にお出で頂けると嬉しいです。


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千葉市中央図書館

図書館には、お世話になっています。
特に千葉市民だった時から千葉市中央図書館がお気に入りです。

画像の奥が図書館です。
入り口ホールがガラス貼りの温室のようになっていて、とても開放的
なのです。
中も広々とゆとりのあるレイアウトで、座って閲覧できるスペースが
ふんだんにあります。

いろいろな調べものに出かけているのですが、建築関係が豊富なのは
近隣に千葉大や千葉工大があるからでしょうか?
横浜の山手西洋館からの依頼で調べものをした時にも貴重な資料が
見つかり、推論を支えてもらいました。

久しぶりに行ってみたら、手前にあった「食堂」がドトールになって
いました。
ますます長い時間いても困らない環境になって、これからもお世話に
なりそうです。

今回調べたものが何なのか、お話しできるといいのですが、まだ
全くの未定なのです。


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迎賓館赤坂離宮に行く

昨年から見学の申し込みを何度もして、ようやく抽選に当たりました。
和風別館と合わせての見学です。

本館南側を噴水越しに。
左右対称の美しい構成です。


先般のアメリカ・トランプ大統領来訪の際、鯉に餌をあげていたシーンを
ご記憶の方もおられると思います。
その舞台になった和風別館です。
事前申し込みで当選しないと見学出来ないのですが、これがなかなか当たら
ないのだとか。

かなりシンプルな和風建築でした。
奥に茶室があり、様々なスタイルで接遇が出来るように工夫されています。

和風別館の前には各所に設置される盆栽が置かれていました。

和風別館見学者に渡されるバッチです。
桐紋ですね。

本館北側です。
車寄せがあります。
この北側の前庭までなら事前申し込みをしなくても見学出来ます。

正門内側です。
フランスから輸入されたこの門は当初黒だったのですが、現在は白に
変えられています。

残念ながら現在メインの朝日の間は改修工事中で見学出来ません。
しかし日本の技術の粋を集めた雅な世界を堪能してきました。
今まで日本各地の洋館を見てきましたが、やはり別格です。
機会があったら是非ご見学をお勧め致します。


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NEW筆&ヘラ置き

年明けの休みの内に何とか作れないかと虎視眈眈と狙っていたのが
本漆用の「筆&ヘラ置き」です。
以前作ったのがあるのですが筆が転がってしまって、どうにも気に
なっていました。

材料にしたのが飾り台と三角形の棒材です。
飾り台はこれにディスプレーしたりするものだと思うのですが、下に
入れる板材にしてしまいました。
これで板をカットする手間が省けます。
難点は少々重いところですが、安定感があると解釈することにします。

ざっくり棒材をカットしたところです。
隙間が空いているところにヘラを立てかける予定。

筆を置く部分の彫り込みをしたところです。
細い筆2本と太い筆1本が置けるように幅が変えてあります。
元々のイメージは以前から持っているカトラリーレストです。

もう少し暖かくなったら拭き漆をして完成!

ということで以前作ったものに、あり合わせの端材を接着して改良。
これはこれでコンパクトで便利だし、何より金具を取り付けただけで
出来て何ていいアイディアなんて思っていたんですね。
しかし筆が全面接してしまうことで、転がってしまうとは(涙)
本漆の場合、筆が思わぬところに転がったら、それだけで“事故”です
からね。

こんな失敗もありますが、自作の道具が楽しみの一つでもあります。


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DRYING BLOCK

前から気になっていた珪藻土で出来た調湿剤を購入してみました。

塩などの調味料の容器に入れておくと、調味料が固まらないというのです。
早速粗塩と砂糖の容器に入れてみました。
湿気の高い時期にどれだけ効果があるのか楽しみです。

購入した白は秋田県産の珪藻土。
他にあるピンクは石川県産、緑は秋田県産珪藻土と石川県産浅黄土のブレンド
と自然素材の色味なのだそうです。

吸湿力には限界があるので、一定期間使用したら時々外に出して乾燥させる
必要があるようですが、その他は特にメンテナンスが必要ないのも簡単です。

珪藻土といえば輪島の漆器の下地に使われているのが珪藻土です。
軽石のように多孔質になっている珪藻土は焼成されても漆を吸い込み、
堅牢な下地を作ります。

漆器の中でも高価な輪島の品ですが、手間のかかる下地があればこその
ものなので納得です。


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薬膳の屠蘇散

喪中ということで昨年末の門松・屠蘇散作りの講座に参加
出来ませんでした。
残念に思っていたところ、薬膳料理を修めた方から屠蘇散を
頂きました。

これをみりんで抽出して頂きました。
内容が多いのか複雑かつスパイシーで、とても美味しかったです。

屠蘇散は平安時代初期に伝わり、疫を除する効ありとされるもの
です。
これで新しい年の始まりという気分も高まりました。


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