カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景

旧前田家本邸 和館

先般レポートした洋館に続き、和館もご報告したいと思います。
和館は主に外国からの来賓をもてなすために建てられました。
その他、前田家の行事にも使われています。

1階大広間です。
フォーマルな逆勝手の書院造で、付書院には巨大なケヤキの1枚板が
使われています。

細かい細工がされた欄間です。

池泉庭園には5種類の紅葉が植えられています。
それぞれ紅葉の時期が違うそうなので、これからお出かけになる方は
その時々の紅葉が楽しめると思います。

洋館もそうですが、和館は特にボランティアガイドを受けた方がいいと
思います。
ガイドさん同行だと、通常の見学では見られない2階御居間や茶室も見学
出来ます。

前田家は現代になっても前田家であり続けていると聞きました。
その一端が無料で公開されているのは、とてもありがたいことだと思います。
リニューアルして往年の輝きを取り戻した今、見学されるのをお薦め致します。

<情報>
洋館、和館共、靴を脱いで上がります。
脱ぎ履きのしやすい靴でお出かけになるのは勿論、冬場の洋館は冷えると
思いますので、足元の対策をお考えになった方がいいと思います。


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練香を作る

藤那海工房 西登戸教室をお借りしているKさんはお香の先生
ということで、以前は匂い袋を教えて頂きました。
その続きで今回は「練香」の制作です。

元々は漢方薬の中の香りがいいものだったという材料から、好みの香りを
イメージして合わせていきます。
最後は先生に香りを調整して頂いて、丸薬状に丸めて完成です。

実際使えるのは年末くらいまで、熟成してからです。

実は体調がイマイチだったのですが、元々が漢方薬だったものだからか
何やら元気が出たようです。
嗅覚は人間の五感の中で、最後まで残ると言われています。
香りで刺激を受けたのかもしれません。


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柿の葉寿司 紅葉

頂き物の話で恐縮ですが、あまりに綺麗だったので、ご紹介
致します。

緑の葉の柿の葉寿しは、皆様ご存知かと思います。
頂いたのは、この時期限定の紅葉の葉に包まれた物です。

包みを開けると、目にも鮮やかな紅葉です。
美味しさもひとしお。

試して見たのが、パッケージに紹介されていた「炙り」です。
包まれたままオーブントースターで焼くだけなのですが、温かくなって
味わいも変わります。

今年は塩害の影響で近隣の紅葉は今ひとつのようです。
その分、楽しませて頂きました。


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旧前田家本邸 洋館ディテール

先日に続き、旧前田家本邸の洋館ディテールをレポートします。
洋館と言えば暖炉だと思いますが、前田家の暖炉は石の素材、
アイアンワークなど全て凝っています。


大客間 暖炉


大食堂暖炉 背面はチーク材の壁パネルと金唐紙


次女居室暖炉 アイアン部には家紋の梅

照明は器具自体のデザインと取付部の漆喰細工も見どころです。


大客室・小客室 照明

じっくり見て頂きたいのが、木部の彫刻です。
テューダー様式で木材が多用されていますが、そこに彫刻を施すことで
より温かみがあります。


大客間


階段室との境 宝相華文

建築主の前田利為候の戦死後、館は企業の本社になり、GHQに接収
されるという歴史を辿ります。
その中でこれらの美しいディテールが失われなかったことは、本当に
良かったと思います。

次は併設されている和館についてレポートします。


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旧前田家本邸

15年ほど前から見学の機会を狙っていた「旧前田家本邸」に行って
来ました。

前田家とは旧加賀藩藩主前田家のことで、駒場東大前にある本邸は
16代当主の前田利為侯爵の居宅として昭和4年に竣工しました。
重要文化財の認定に伴い2年3ヶ月の修復工事が完了し、この10月末に
再オープンしたのです。


階段広間から玄関ホールを見る


階段

洋館マニアで日本各地の洋館を見て来ましたが、その中でも随一と
言ってもいいくらい素晴らしい建物です。
さすが加賀百万石、その名にふさわしい格調の高さです。


書斎


夫人室


寝室

修復工事では耐震工事はもちろんですが、壁紙やカーテンなど建築当初の
状態に近づける再現がなされました。
その結果、戦後GHQ接収時代に失われてしまった状態を回復し、昭和初期の
上流華族の生活をうかがい知ることが出来る建物になりました。

格調の高さが現れているのが、ディテールなのです。
こちらは次の機会にご紹介しようと思います。


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映画「日日是好日」

先般、お茶会に出席してから私の中でお茶ブームが来ています。
見に出かけたのが映画「日日是好日」です。

樹木希林さんがお亡くなりになった際に、最後の出演作として報道されたので
それをご覧になった方も多いと思います。
原作は森下典子さん。
「お茶」が教えてくれた15のしあわせという副題がついています。
全くお茶のことを知らなかった森下さんが、25年の間に学んだことを15に
まとめたエッセイです。

原作は作法の指南書と違って、学びによって気づいたことを森下さんの
目線で描かれているので、不調法の私にも通じるところがあります。

映画は日本の四季とお茶のつながりを、とても美しく映像化していました。
日本人とは何なのかを感じられる佳作です。

シネコンのような大きなところでは上映されていないようですが、見終わって
ほっこりする映画です。
お時間が取れたら、是非オススメ致します。


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秋の茶会

海浜幕張公園 美浜園の松籟亭で行われた茶会にお招き頂きました。
というのも先日金繕いしてお返しした黒楽茶碗が、お濃茶の席に
使われるとのことだったからです。

雨が上がり晴れ間も見え、心地よい気候の中、お伺いしました。

正直に言うと、お茶に関しては全くの不調法者なのですが、席主の方から
お茶を楽しんで頂く為の席ですとあたたかいお言葉を頂き、甘えさせて
頂きました。

お返しした黒楽茶碗は蘇って手元に戻ったことから「帰来」と銘をつけられた
そうで、座の注目を集めた姿は誇らしげに胸を張っているように見えました。

お返しした器が実際使われている姿を見ることは早々ありません。
このような機会を与えて下さった席主の方に改めて御礼申し上げたいと
思います。


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玉ねぎの皮 収集中

玉ねぎの皮で草木染めをすると、綺麗な黄色に染まります。
原一菜先生の同時媒染を試して見るべく、玉ねぎの皮を
収集中です。

若干、意図して使っているところもありますが、結構溜まるものです。
実験するのが楽しみです。


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リバティープリントの筆入れ

それぞれの方の工夫が楽しい筆入れのご紹介です。
今回はよみうりカルチャーセンター大宮教室のSさんのお作りに
なったものです。


生地はリバティープリントのラミネートのものです。
こちらはユザワヤなどで筆入れを作るには十分なサイズの端切れが
販売されています。
あとは縁を始末するバイヤステープがあれば準備完了です。

お手製の筆入れの良いところは、自分が入れたいもののサイズを測って
ちょうどいい大きさに作れるところです。
中の画像にあるようにフラップをつけて、穂先を保護出来るように
Sさんは工夫されています。
持ち運びの際には、縁につけた紐で巻いて止めます。

リバティープリントは華やかで、作業するテンションが上がりそうです。
さらにラミネート加工で耐水性と汚れが拭えるところもメリットではない
でしょうか。

10月から金繕いを始められた方は、道具をどんな形でまとめようか
考えておられる頃だと思います。
是非参考になさって下さい。


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盆栽鉢ようやく返却

今年5~6月に発売された雑誌「盆栽世界」に盆栽鉢の金繕い
ハウツーを掲載して頂きました。
実は雑誌上では完成状態の画像があるのですが、私としては気に
入っておらず、修正の作業を続けていました。
それがようやく完成して、返却の運びとなりました。


割れた鉢を接着、内側に補強(縁に欠けあり)


欠け+ひびの鉢

雑誌「盆栽世界」をお持ちの方は見比べて頂くと、少し形が違うのに
気がつかれるかと思います。

何が気に入らなかったかというと、ハウツーの撮影の流れで仕上げを
行なっていたので、どうしても完成度が低くなってしまっていたからです。

幸い鉢の持ち主の方が気長に待って下さったので、より良い状態で返却する
ことが出来ました。
これでようやく完全に肩の荷が下ろせました。


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