カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
プロダクトデザイナーの道具箱
藤那海工房 土曜日クラスのUさんの道具箱をご紹介致します。
プロダクトデザイナーのUさんは、道具箱を自作されています。
素材はボール紙で、両面テープで組み立てているそうです。
真ん中の仕切りは可動式で、筆や道具類を入れるトレー部もあります。
自作した動機は、薄め液のボトルを立てて入れる物が欲しかったから
だそうです。
確かに市販の工具箱だと、薄め液のボトルを立てて、筆類が入る仕様の
ものはありません。
私もボトルは別持ちしています。
このような創作が得意な方は、自作するのもよろしいかと思います。
道具箱は、それぞれ個性があるものです。
面白い道具箱をお持ちの方にお願いして、ご紹介させて頂こうと
思います。
お願いしましたら、是非撮影許可下さいませ。
港北カルチャーセンター開講
昨日港北カルチャーセンターの教室が開講しました。
おかげさまでたくさんのお申し込みを頂き、満席での
スタートになりました。
初回は下準備からホツレ•欠けの修復の説明と盛りだくさんなのですが、
皆様熱心に受講なさっておられました。
とてもやりがいのある雰囲気で、私も頑張らなければと気持ちを新たに
しています。
受講の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
おむすび まるさんかくのランチ2015
昨日ご紹介した「おむすび まるさんかく」のランチです。
以前は月曜日と火曜日のみだったランチ営業が、火曜日から金曜日までと
機会が増えています。
また提供スタイルも変わっています。
ランチボックスが2種、おむすび、おかず盛り合わせ、みそ汁をお好みで
選べるパターンがあります。
上の画像はそのお好みで選んだものです。
おむすびは手前から緑小豆と赤米、セリとちりめんじゃこです。
この日のお味噌汁は「アカモク」というシャキシャキした食感が魅力の
海草が入っていました。
おかず盛り合わせは、金華サバ他、野菜がたくさんです。
金繕いの講座を受講中の方々から、「おむすび まるさんかく」に行って
みたいというお話を頂いています。
営業曜日は増えましたが、予約必須です。
どうぞあらかじめご連絡を入れた上で、お出かけ下さい。
45階は雪だった
東京で積雪が観測された昨日は、NHK学園市川オープンスクールでの
講座でした。
都内より気温が高かった千葉は、積雪を逃れました。
しかし45階にある市川教室は、雪でした。
45階に上っていくエレベーターの中で、雨から雪に変化していくという
体験をしました。
さすが「天空のカルチャーセンター」です。
カリンのハチミツ漬け2014冬
昨年末にカリンのハチミツ漬けを作りました。
これがカリンです。
黄色味が強くなった時が、漬け時です。
ハチミツからカリンが浮き出ないように、瓶にぴったりのサイズに
カリンをカット。
切れ目を入れて、ハチミツを入れるだけです。
昨年種を入れたままにすると、苦味が出ると情報を頂いたので、今冬は
種を入れないようにしました。
既にカリンの成分が出て、飲用可能になっています。
今日喉に違和感があったので、早速原液を飲んでみましたが、効果
テキメンです。
とはいうものの、初期症状の内に使うのがよいようです。
松葉を使った墨流し
習字の墨を使って墨流しをしてみました。
墨流しには、墨を撥水させるものが必要になるのですが、今回は
松葉を使った方法で制作しました。
松葉は、門松用の松を整えた時に出たものを使っています。
エコロジーですね。
墨流しは偶然の妙が面白いし、どんどん制作出来るのが楽しいのですが、
こうしたいという意図に墨をもっていくのも、やりがいがあります。
今回制作したものは、さらに手を加えてみようと思っていますので、
またレポートしたいと思います。
初詣2015
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
新年3日にして、ようやく初詣に行ってきました。
特に信仰心がないものですから、思いついた所に詣でています。
境内で猿が芸を披露していました。
江戸時代、正月の猿の芸は縁起物だったと聞いたことがあります。
見るのは始めてだったので、近づいて撮影してしまいました。
今年もこんな調子で金繕いのこと、日本の文化について、などなど
書いていこうと思っております。
おつき合い頂けたら幸いです。
樽柿
このところ頂き物でフルーツ天国の我が家です。
特にめずらしいと思ったのが「樽柿」です。
見た目は何ら普通の柿と変わりがないのですが、これは渋柿を空いた酒樽に
詰め、樽に残ったアルコール分で渋を抜いて甘くした柿なのだそうです。
アルコール分は焼酎と聞きました。
表面がやわらかくなったところで食べてみましたら、甘い柿がやわらかく
なった状態より、すっきりとした甘さなのです。
美味!
漆の樹皮
引っ越し後の片付けで、いろいろ面白い物が出てきましたので、
ご紹介したいと思います。
韓国土産で頂いた「漆の樹皮」です。
画像の右下に写っている切り口には、樹液が滲んでいます。
漆の木は樹液はもちろん、実も活用出来ますが、韓国では樹皮を
漢方薬として使うそうです。
どうやらお茶として飲むようなのですが、胃腸トラブルに効能がある
そうです。
輪島の塗師•中室勝郎氏は、著書で「漆は人を恋しがる」と書いていますが、
漆の木は人間と共に生きてきました。
樹皮が活用されているのも、その長い付き合いからなのだと思うと、
感慨深いものがあります。
お皿貯金
蒔絵などの作品作りのために、完品の器も良さそうな物を見つけると、
購入しています。
名付けて「お皿貯金」。
先日も雑貨店で購入して参りました。
少々小振りの角皿ですが、108円と安価な割に綺麗な形をしていたので、
即購入。
このように普段は行かないお店で気に入った物を見つけると、妙に
得した気分になります。
金繕いの教室では「置き目」「平蒔絵」などのカリキュラムを設けて
おります。
その時に欠損のないお皿の準備をお願いしていますが、急に気に入った
ものを見つけるのは、なかなか難しいようです。
練習とは言え完成すればご自身の作品となり、食卓を飾ることも可能です。
お出かけのついでに器の取扱いのあるお店がありましたら、覗いてみて
下さい。
思いがけない出会いは、その日一日をhappyにしてくれます。













