カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景

トクサ頂きました

NHK学園市川スクールのHさんから、トクサを頂きました。

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太くしっかりとした、かなり育ちのよいものです。
処分されるところに偶然通りかかって、貰ってきて下さったそうです。

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こちらはよみうりカルチャー川口教室の方から頂いたものです。
長年お庭にあったものを頂きました。
すでに乾燥させてあるので、いつでも使える状態です。

金繕いの道具として使っているトクサは、自宅で育てているものを
お使い頂いています。
しかし今年は不作の見込みです。
これは夏が酷暑だったためと思われます。
藍を育てるため、トクサが二の次になってしまったのも影響あるかも
しれません。

どうしたものかと思案していたところに、救いの手を頂きました。
本当にありがとうございます。


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第3回生藍染め大会

天候とにらめっこしていた3回目の生藍染めですが、台風一過の晴天で
本日決行致しました。
紋を入れる為の絞りから、染めるまでの手順です。

①絞りを入れる位置を実際に祝儀袋を納めて決めます。

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同系色で分かりにくいのですが、和紙を円形に切ったものを置いて
位置決めをしています。

②和紙を縫い付けます。

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1mm程度の細かい目で縫うのがポイントです。
※画像は練習の時のものなので、生地が違います。

③縫い付けた糸を絞って、和紙、ウエス、ラップを重ね、糸を巻きます。

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④絞ったところを水の中で揉んで、中に水をしみ込ませます。
(先に水が入っていることによって染料液が入らないそうです)

⑤染料液に浸けます。

⑥乾燥させます。

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巻いた糸がほどけていて、嫌な予感がします。
しかし乾いてから糸を抜いた方が生地が傷まないので、生地が乾いて
くるのを待ちます。

⑦絞りを解く

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円形になってないし、中まで染料液が染みてしまっています(涙)
完全な失敗です。
しかし失敗した場合は、刺繍をしてごまかしが利くそうです。

生地自体は綺麗な青に染まったのが、せめてもの救いです。


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横浜教室 リニューアル

今日は原一菜(いちな)先生の助手として入っているNHK文化センター
横浜教室の日でした。
以前のブログに書きましたように横浜教室は10月からランドマークプラザに
移転し、リニューアルされました。

NHK横浜ロビー

ぴかぴかのロビーです。

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講座中の様子です。
原先生が進めてきて頂いた作業を、お一人お一人確認し、次の手順に
ついてご説明しているところです。

教室は窓があったランドマークタワーのように景色を楽しむことは
出来ませんが、流しやトイレが近く便利です。

今日から新規受講の方々をお迎えし、まさに心機一転の一日でした。

 


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天候待ち

3回目の生藍染めには袱紗を染めようと決めて、白生地を購入
してきました。

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端切れなので、お買い得品です。

これを持って原一菜(いちな)先生にご相談したところ、家紋を
入れる円形の白抜きを絞りで作ったらどうかとご指導頂きました。
端切れではありますが3枚取れるので、同じ色の合わせも出来ますし、
別の布と合わせるのも可能です。

しかし台風接近で天気が思わしくありません。
生藍染めは一気に乾かすのが大切なので、晴天の日に行うのが原則
なのです。

問題なのが、藍の状態です。

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すでに花の時期は終了し、種を成熟させる段階に入っているので、
徐々に枯れていくと思われます。
台風の風で葉が痛むのも気になりますし、どこまで葉がもってくれるのか、
天気予報と藍のプランターを交互に眺めて気をもんでいます。

金繕いも漆の状態に左右されますが、草木を相手にする生藍染めも
同じように自然に影響を受けるのを実感しました。
しかしこれが本来の工芸であると思います。
化学的な物に慣れ過ぎてしまって、人間に合わせてくれるのが当たり前に
なっているところがありました。

いつも教室で「焦らずゆっくりやりましょう。」とお話していますが、
今それを自分に向かって言っています。


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愛用カメラ

ホームページでもブログでも写真撮影に使っているのが、コンパクト
カメラの「RICOH CX1」です。

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購入後5年経過している古い機種なのですが、画像の綺麗さと、
クローズアップがかなり近くまで寄れるので、気に入って使っています。
またシャッタースピードも早いので、横浜山手西洋館のボランティア撮影では
画面から人がいなくなる瞬間の撮影を可能にしています。

先日たまたまカメラ売り場を覗いてみたら、RICOHに異変が起きていました。
RICOHブランドのカメラがGRという上位機種しかなくなっていたのです。
これは報道されていたのを私が気がつかなかっただけなのですが、RICOHと
PENTAXが合併したことに伴う変化だったのです。

RICOHというメーカーは、どちらかというとコピー機のイメージが強く、
カメラでは後発メーカーです。
しかしGRという上位機種は、素っ気ないくらいのシンプルなデザインと
無駄の無い機能でデザイナーや芸能人でいうとタモリや爆笑問題の大田光など
趣味人が愛用するカメラとして評価が高いのです。

このGRは今後も存続するようですが、その後の商品展開はわかりません。
私のホームページやブログは画像が綺麗と言って頂けることが多いので、
今後も何とかRICOHブランドが存続することを願っています。


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第2回生藍染め大会

8月下旬に行ったのに続き、2回目の生藍染めにチャレンジしてみました。
先日ブログにアップした豆汁下地のミニタオルと手袋も登場です。

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染め上がりです。
左からシルクの畝のあるストール(1回目染料液)
前回と同じシルクのストール(2回目染料液で2回染める)
綿手袋(豆汁下地なし、1回目染料液)
ミニタオル(豆汁下地、1回目染料液)

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シルクストールはかなり満足のいく仕上がりになりました。
花芽が出てからの葉を使ったのが良かったのか、染料液は緑味の
チャコールグレーというくらい濃い色でした。
左の畝のあるストールは前回より濃い青に染まっています。

また右のストールは前回染めたものと合わせて使いたかったので、
同じくらいの明度彩度にする為に2回目の染料液に2回浸けてみました。
実物は画像より彩度の高い、きれいなミントグリーンに染まっています。

逆に失敗したのが豆汁下地の綿手袋です。

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小指の下あたりにムラが出来てしまいました。
これは豆汁下地を乾燥させる時に、洗濯ハサミではさんでしまった
ところです。
ネットの情報で、どこにも触らないように乾燥させるように出ていたのを
守らずに乾かしてしまったら、しっかり出てしまいました。
豆汁下地は濃くすれば濃い色に染まりますが、その分ムラが出ないように
するのが難しいのがよくわかりました。

少々色がくすんでいるのは、陽が沈んできてしまって乾燥に時間が
かかったことが影響しているように思います。

手順で失敗したのが、ミキサーした藍の葉を漉す時に漉し布をつかみ
損なって、細かく砕けた葉が染料液に混入してしまったことです。
原一菜(いちな)先生から、混入してしまうと後が大変と教えて
頂いていた通り、洗う時や干す時にクズが大量に出て始末が大変でした。
ミキサー開始から染料液に浸けるまでを5分で行わなければならないので
漉し直しの時間は惜しいのです。

藍はまだ2株残っています。
あと1回染められそうなのですが、どうするか迷っています。


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豆汁下地の方法 訂正

豆汁と書いて「ごじる」と読みますが、草木染めで行われる
綿や麻への下地方法です。
草木染めは元々、絹を染めるために発達した技術なので、タンパク質
を持たない植物繊維の綿や麻は染まりにくいのです。
そのタンパク質をつけるために行うのが豆汁下地です。
本来は大豆をふかして、ミキサーにかけ、漉すのですが、簡略な方法
として豆乳を使うことにしました。

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ミニタオルと綿手袋を浸けています。

8月に行った生藍染めの手順の中で豆汁下地にもふれていますが、どうも
手順が間違っていたようなのです。
第1に間違っていたのは、希釈する割合です。
水20に、豆乳1としていたのですが、1:1とかなり豆乳の濃度が高くて
良かったのです。

第2は乾燥させなければならなかったのです。
豆乳に浸けてそのまま染色しましたが、それでは染料液に豆乳が拡散して
しまいます。

正しい手順です。
①洗い 少し熱めのお湯に中性洗剤を入れ(水1Lに洗剤2cc)、20分くらい
浸す。時々撹拌する。

②豆汁に浸す 水1:豆乳1の豆汁に時々撹拌しながら20分浸す。

③脱水する 洗濯機で30秒脱水する。均一に脱水出来る。

④乾燥させる 豆乳は腐りやすいので、干して一気に乾燥させる

下地つけの時にシワが出来ると、染めた時のムラの原因になるそうなので、
撹拌、乾燥の際に注意しました。

ところで葉を発酵させた藍染でしたら、この豆汁下地は必要ありません。
私がやろうとしているのが生藍染めのために、下地つけをしています。
この連休中に2回目の生藍染めを行う予定です。


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引き受けてみる

「他人の修復を引き受けるには早過ぎる。」とおっしゃる方が
多くいらっしゃいます。
でも思い切って引き受けてみてはいかがでしょう?

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※先日ブログでご紹介しました「おむすび◯△」さんから
ご依頼頂いた器です。

まず自分のものでないので、一つ一つの作業が慎重かつ丁寧になります。
自分の物ですと、どうしても甘くなるところがありますが、
預かった以上責任がありますので、おのずと作業の質が上がります。

それから自分にはない陶磁器にチャレンジするチャンスになります。
陶器がお好きな方、磁器がお好きな方、骨董がお好きな方、作家物が
お好きな方とそれぞれで持っている器には傾向があります。
他人から預かりますと、普段慣れている器とは違う物を扱うことに
なるので、これも勉強になります。

また破損も人の物ですと、やはり違う破損を勉強することになります。
自分にはない器を扱う訳ですから、破損も違うのは当然でしょう。

私も初心者の頃には友人にお願いして、材料費のみ頂戴する約束にして
期間だけはいつになってもよいという条件を飲んでもらい、修復を
請け負っていました。
これで随分勉強になったものです。

金繕いも知名度が上がって参りましたので、習っているとお話しすると
必ず周囲にお願いしたいという方がいらっしゃると思います。
躊躇せず、引き受けてみて下さい。
上達すること間違いなしです。


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笠間焼

先週、益子焼と一緒に行った笠間焼のレポートです。
益子と笠間は車で1時間程の近さなのですが、訪れるのは
初めてでした。
この2つの窯元の違いは、民芸調の益子に対して、装飾性がある
ということでしょうか?
草花の具象的な絵付けがしてある作品が多いようです。

そんな中で偶然出会ったのが、金高実音世さんの個展です。
釉薬は、粉引き鉄釉の2色。
フォルムが気に入って、珍しく爆買いしています。

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李朝を思わせる形態の鉢です。
釉薬はオリジナル調合だそうで、マットの焦げ茶色の鉄釉です。
料理が映えそうな釉薬と、少々高さのある高台で食卓に変化が
出そうなところが気に入りました。

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恐らくヘラで削って出している筋が特徴的なコップです。
蕎麦猪口サイズなので、コップに限らず色々に使えそうです。

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菊花型の小皿です。
裏面に脚がついていて、浮遊感があるところがミソです。
釉薬は上のコップと同じ粉引きです。

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実は一番気に入っている高さ8.5cmほどの小さな花器です。
やはり李朝を感じる形が、この大きさの花器では珍しいと思いました。
釉薬は粉引きをエアブラシで吹き付けているそうで、かかった量の
違いでテクスチャーに変化が出るそうです。
ろくろの段階でこの形を作り出す技術にも、驚きました。

在廊されていた金高実音世さんご本人からいろいろお話を聞けた
のも楽しい出来事でした。
また作品に接する機会を楽しみにしています。

もうお一人、不思議な釉薬に魅せられて購入したのが、二階堂明弘さんの
飯碗です。
焼き締めの器ですが、錆のような表情から「錆器」と称されている
そうです。

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輪島塗りの地の粉と漆をブレンドして作られる「錆下地」に
似ています。

器ではありませんが、大崎透さんの作品も入手しました。
「ちいさな動物園」というシリーズは、メディアにも取り上げられて
いるので、ご存知の方も多いと思います。

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やまねです。
丸まって冬眠している姿を、焼き締めでざっくり作られています。
猫やりすなどから、ゴリラや象といった大型の動物まで、愛嬌のある
表情で並んだ様はなごみます。
ネットでもたくさん取り上げられていますので、ご興味のある方は
検索してみて下さい。

今回久しぶりに窯元に出かけて、作家さん達が新しい釉薬、表現方法に
チャレンジしているのを見られたのは大きな収穫でした。
教室に作家物の器を直したいと参加される方が増えているのですが、
近年素地、釉薬共、従来の知識では判断出来ない物が増えていると
感じていたからです。
常に勉強、勉強ですね。

◯笠間焼 情報
「ギャラリーロード」沿いにあるのが、新しいギャラリーやshop
「やきもの通り」や「陶の小径」にあるのが、古くからある窯元
と、分かれているそうです。


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おむすび◯△

今日はNHK文化センター青山教室の助手をした帰りに
知人のお店にランチに行きました。

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お店の名前が「おむすび◯△」と言います。
店名の通り、おむすびがメインのお食事が頂けます。

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メインのおみすびは、白米か玄米で、中味はオススメから選びます。
お味噌汁に、おかずが2品。
画像に撮り忘れましたが、さらに焼き魚としてさんまを選びました。
かなりボリュームがあるように見えますが、消化のよい材料なので
来店されている女性の方々、皆様完食でした。
もちろんおむすびが絶品なのですが、おかずも多彩で楽しめます。

実は店主とは1/4世紀以上前からのおつきあいで、お店の器の
修復をお任せ頂いています。
先日納品した器を出して頂きました。

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釉薬が薄く削げるように落ちた破損で、形が複雑でした。
青磁に合わせて銀で蒔絵をしています。

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カウンター席が印象的な店内は、店主自らデザインしています。
店主は食育、建築の色彩設計も手がける多才な人物で、それが
店内、器、お食事にも見えます。

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ゆったりとなごむ雰囲気に、美しい器、おいしいお食事…
外苑前にお出かけの時に、お立寄頂けたら嬉しいです。
私が出会った時からあこがれの存在である店主が、やさしく
迎えてくれると思います。

ただし店主が納得出来るクオリティを維持するために、ランチの
数には限りがあります。
あらかじめご予約下さいませ。


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