カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
益子焼
昨日突然思い立って、益子焼と笠間焼を見に行ってきました。
久しぶりの窯元めぐりです。
好天に恵まれたものの、高速道路が事故で封鎖されるという
アクシデントが…
短い時間での見学を余儀なくされましたが、狙いの場所のみを
回って、満足の1日となりました。
まずは益子焼の「starnet」さん。
こちらで開かれていた郡司庸久さんの個展が目的です。
郡司さんの作品をネットで見て以来、実物を拝見したかったのですが、
ようやく実現しました。
ブルーの釉薬が印象的な花器を購入。
郡司さんの個展は年内に都内であと2回あるそうなので、また
訪れたいと思います。
ところで会場となった「starnet」さんは、益子焼でも異色のshopです。
ファッションデザイナーでもある馬場浩史さんがプロデュースしている
陶器、ギャラリー、レストラン、ファッションのお店です。
陶器は民芸調の益子焼とは一線を画したシンプルでモダンなデザインです。
都内にもshopがありますので、気になる方は是非!
柴田是真の植物図
書店で偶然見つけて購入しました。
東京藝術大学美術館が所蔵している柴田是真の下図•写生帖の
中から植物図の秀作を集めたものです。
上の円の中に描かれているのは、明治宮殿千種之間天井画下絵です。
格天井の丸に収めるためのものですが、実際は綴織になっています。
(明治宮殿は昭和20年戦火で焼失)
以前ご紹介しましたように柴田是真は漆芸家としてはもちろん、
円山四条派で学んだ絵師としても非常に評価が高かったのです。
植物を描くなら目標にしたい、生き生きと美しい絵です。
箱義桐箱店
明治元年(1868)創業の箱義桐箱店に行ってきました。
お店の前には桐の木があります。
「五三の桐」が社章です。
店内には大小様々な大きさの桐箱が並びます。
用途を設定して大きさが決められているのですが、本来桐箱は
入れる物によって“誂える”ものだったと聞きます。
現代では誂えることはなかなかありませんが、桐箱には
何か納めてみたくなる魅力があります。
青山教室
今日はNHK文化センター青山教室で、原一菜(いちな)先生の
助手の日でした。
木製テーブルが並ぶ教室内です。
今期青山教室は、第1火曜日のクラスのみ新規受講者を募集していますが、
すでに多数のお申込みを頂いているそうで、残席が少なくなってきている
ようです。
ご検討中の方は、どうぞお早めにお申し込み下さい。
割れた魯山人 『世界で最も美しい本』日本代表に
以前のブログでご紹介しました前田義子さん著『割れた魯山人』が、
第47回造本装幀コンクールで、最高賞にあたる文部科学大臣賞と
出版文化国際交流会賞をダブル受賞しました。
さらに来年ドイツ・ライプチヒで開催される「世界で最も美しい本」
国際コンクールにも日本代表として参加されます。
白地に金で金繕いの線を表した斬新な装丁ですが、カバーを開くと、
そこにも美しい写真が。
金澤篤弘さんの写真のバックは、大古瀬和美さんのアートです。
本の完成まで10年かけたそうなのですが、その時間の密度は本の完成度の
高さからも感じられます。
とかく簡単に短時間でと要求される昨今で、時間がかかる金繕いは
驚かれることが多いですが、この本のようにじっくり物に向き合う貴重な
時間とお考え頂けたら嬉しいです。
川口教室
今日は川口教室の日でした。
川口には教室開設のお話を頂くまで縁がなく、降りたことが
ありませんでした。
ですから川口というと鋳物の街というイメージがありました。
(古過ぎますね)
しかし現在は東京都心へのアクセスの良さから、駅前は高層マンションが
立ち並び、そごうなどの商業施設も多く、買い物の利便性の良さもあります。
よみうりカルチャーセンターがある方のロータリーです。
川口教室は今期募集を行いませんが、歴史のある街ですので、金繕いに
ご興味のある方も多いのではと期待しています。
※次回の新規募集は、来年4月期になります。
募集開始は2月末頃の予定です。
ネコジタザラガイ
変わった貝を入手しました。
ネコジタザラガイの名前の通り、表面がザラザラとしていて、
猫の舌のようです。
ニッコウガイ科
奄美諸島以南、ニューカレドニアに分布しているそうです。
私が購入したのは、セブ島産でした。
表面の怖い感じとは裏腹に、ピンク色の縞模様が美しく、内側に
透けています。
さてこの貝がどんなふうに加工されたのか、各教室でお目にかけたいと
思います。
生藍染め大会
生藍染めにチャレンジしてみました。
友人のKさんが、ミキサー持参でサポートに来てくれました。
①前処理 中性洗剤を入れたお湯に15分浸したあと、水洗いする。
豆汁下地 豆乳を20倍に薄めた液に木綿のものを浸す
② 藍を茎から刈り込み
枯れたところが紺色になっています。
色素の元が含まれているのが、わかります。
③ 葉のみ摘んで、50g計量
葉の量は、染める布の重さの2〜5倍必要です。
ミキサーの容量と、手早く出来る上限量(100g)がありますので、
そこから必然的に決まってくると思います。
④ 700ccの水と一緒にミキサーへ
⑤ 1分間、ミキサーにかける
⑥ 木綿布で漉して、染料液を作る
(ミキサーにかけて染料液を作るまでを5分以内で行う)
前処理した布を浸す
15分間、絶えず布を動かしながら浸し染めにする
布を動かし続けるのはなかなか大変ですが、みるみるうちに色が
染まっていきます。
ここで浸らない部分が出来てしまうと、染めムラになってしまうと
思います。
⑦一度絞って広げ、空気に触れさせる
4回ほど水洗いする
すすぐと、又、色が変化します。
⑧ タオルで絞る
⑨ 天日に干す
手早く乾かさないと、色がくすんでしまうそうです。
◎ 2度目の染料液、豆汁下地にもチャレンジ
手順は全く同様
◎ 染め上がりです。
左から
シルクストール(1回目染料液)
シルク手袋(2回目染料液)
ミニタオル(上) (豆汁下地 1回目染料液)
ミニタオル(下) (中性洗剤下地 2回目染料液)
材質、前処理、染料液使用回数で、かなり違いがあります。
やはりシルクの方が、染まりやすいのもわかりました。
◎ ゴム手袋 色が染まっています。必須です。
藍は徒長してしまっていた枝を根元から20cm程残して切り戻しました。
1ヶ月後くらいに枝が伸びてきたところで、もう一度チャレンジ
しようかと考えています。
大古瀬和美さんの作品 + きぎ工房の額
アーティストの大古瀬和美さんが、あるお寺の納骨堂のために制作された
作品のハガキを、きぎ工房さんの額に入れてみました。
たまたま大古瀬さんのアトリエのそばを通りかかった長老住職が、
大古瀬さんの作品に魅了されて納骨堂の壁画制作を依頼したという
運命的な出会いがあったと聞いています。
(詳細は大古瀬さんのHPをご覧下さい)
その美しく荘厳な作品のハガキを、ブラックウォールナットのきぎ工房
さんの額に入れてみました。
額の裏面です。
2本の材が納めた物を押さえるのですが、材を回転させると溝から外れる
という見た目と機能を兼ねた造りになっています。
角の造りもきれいです。
きぎ工房さんの額は、誠実なものつくりをすることの大切さを
教えてくれます。
作り手として油断のないよう、心がけて行きたいと考えています。
ドッグヤードガーデン プロジェクションマッピング
昨日はNHK文化センター横浜教室で、助手の日でした。
下の画像はランドマークタワーの横にある『ドッグヤードガーデン』
です。
かつて造船所であったこの石造りの施設は、国の重要文化財に
指定されています。
舟形に積まれた重厚な石組は国内で類例がなく、横浜港の隆盛期を
彷彿とさせるよい施設だと思います。
現在ここでプロジェクションマッピングのイベントが行われています。
横浜にお出かけの際には、ルートのひとつにご検討下さい。
































