カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
筆運
もし筆運という言葉があるのなら、私は少々筆運がないのでは
ないかと思っています。
下の画像は金繕いの仕上げに使っていたコリンスキー(テン毛の
最上級のもの)の筆ですが、見事に3つに割れてしまっています。
筆は穂先が命ですから、このように割れてしまっていては
用を為しません。
これは毛の束のまとめる方向を逆にしてしまったと思われます。
コリンスキーはシベリアに生息しているテンだったはずなのですが、
近年カナダで飼育されるようになり、その品質が下がったと聞いて、
私の筆運が悪いばかりではないと胸をなでおろしてはいます。
ところで穂先には水毛と呼ばれる透き通った部分があります。
このわずか2mmほどの部分が、筆の利きを左右してるのです。
上の画像は習字の筆ですが、先にしっかり水毛があります。
これが摩耗してしまったら、篆書体など穂先がなくても
書ける書体用にします。
絶品ケーキ
めずらしくグルメ情報です。
ル•パティシエ ヨコヤマさんのケーキです。
ル•パティシエ ヨコヤマさんはテレビチャンピオンのケーキ職人で
3回も優勝されておられるので、ご存知のかたもいらっしゃると思います。
どのケーキもおいしいのですが、季節のフルーツを使った物は特に
オススメです。
山手西洋館 クリアファイル新色発売
横浜の山手西洋館で販売しているクリアファイルに新色が
出ました。
今回は図版の白がくっきり際立つ紺です。
裏面は裏打ちがしていないので、中に入れた書類の文字が
透けます。
以前のブログにも書きましたが、西洋館の立面図をあしらった
このデザインは私が致しました。
山手西洋館にお出かけの際には、実物をご覧頂ければ幸いです。
市川教室の夜景
昨日は市川教室でした。
スカイツリーを狙っていたのですが、あいにくの天候で
イマイチでしたので、ウエストタワーを出たコミュニケーション
広場の夜景です。
10月期から始められた方もほつれ•欠けに木を入れるという
工程に入りました。
基本の技術としては最難関ですが、これが出来るようになると
かなり大きな破損の修復も出来るようになります。
木を使うメリットは加工性なのですが、削り込むことに
よってシャープできれいな形状が作れます。
これは何らかの練り物には出せない良さがあります。
そして何よりも耐久性 に優れています。
古くから行われてきた技術には、やはり意味があると
考えています。
難しさを克服するコツは教室でお話致しますが、何と言っても
とにかく進めること。
要は器の形状が戻ればいいのですから。
どうぞひと頑張り、よろしくお願い致します。
第4週
昨日は原一菜(いちな)先生の金繕い横浜教室の助手の日
でした。
教室のあるランドマークタワーです。
仰ぎ見て撮影してみました。
ところで第4週の講座だと、今月のように第5週がある場合、
日程を間違われる方が多いのです。
どうも毎月最終週と覚えておられるようなのですが、あくまでも
上から数えて4週目なのです。
月1回の講座なので間違われると、とてももったいないと思います。
どのカルチャーセンターでも必ず日程を具体的に記載した書類を
お渡ししていますので、それを確認して頂くのがよろしいかと
思います。
私の方でも間違いやすい日程の時には前月にお知らせするように
致します。
ソーダライト
友人のSさんにアクセサリーを作ってもらいました。
彼女は石にこだわりがあり、組み合わせのセンスが絶妙です。
今回お願いしたのは、青い石にシルバーを合わせたチョーカーです。
この青い石は「ソーダライト」と言います。
ラピスラズリと同種の石ですが、ナトリウムが多いことから
soda(ナトリウム)の名がついたそうです。
ソーダライトは現実的な目標や夢を達成する為の意思や我慢
強さを強く高めてくれるという意味があるそうで、
新年の来訪者として素敵なものが来てくれたと思いました。
そして大粒の石の両サイドにあるのは、バリシルバー。
エスニックな雰囲気も気に入ってます。
彼女のアクセサリーは、手仕事品やフェアトレード品を扱う
『ゆすらうめ』さんで扱っています。
『ゆすらうめ』さんには、金繕いする方に興味を持って頂ける
古くて味わいのある雑貨•陶磁器もあります。
※『ゆすらうめ』さん
相鉄線•三ツ境駅から徒歩8分
木•金•土曜日の10:00〜17:00にオープンしています。
tel & fax 045-364-8299
臨時休業する場合もありますので、あらかじめお問い合わせ
の上、お出かけ下さい。
雪の青山
本日は原一菜(いちな)先生の金繕い青山教室の助手の日でした。
青山教室から見える赤坂御用地です。
昨日の積雪で早々にお休みの連絡をメールで頂いた方もありました。
お休みされる場合、私の方にメールを頂いても構わないのですが、
深夜や朝方に送られますと、チェックが行き届かない場合があります。
そのため各カルチャーセンターの方にご連絡頂いた方が、確実です。
どうぞよろしくお願い致します。
コクリコ坂から
ジブリ映画の『コクリコ坂から』がテレビ放映されましたが、
ご覧になりましたでしょうか?
この映画は昭和38年の横浜が舞台になっていますが、実在する
建物は背景になっているもの以外出てきていません。
その中でも映画の雰囲気を味わえる建物をピックアップして
みました。
主人公•海の家
場所的には山下町を臨む、県立神奈川文学館あたりと思われます。
洋館に和館併設の建物は、根岸なつかし公園•旧柳下邸があります。
クラブハウス•カルチェラタン
回廊式のアイディアソースになっているのは、山手111番館と
思われます。
全国的に見ても回廊式の洋館は、めずらしいと思います。
強いていえば背景になっていた洋館に酷似しているのが、
『ZAIM CAFE ANEX』
こちらは大正末の洋館を改装して、カフェになっています。
横浜洋館散策の折に捜してみて下さい。
以上、勝手に横浜観光大使の白鳥でした。
初詣
少々遅くなってしまいましたが、初詣に出かけました。
日本一小さい大神宮の異名もある、船橋大神宮です。
西暦110年に始まり、徳川家にも縁があります。
狛犬です。
手前に子供?がいるところが珍しいと思いました。
以下は船橋建物探訪です。
以前から気になっていた船橋大神宮下駅前の写真館。
ファサードのみ保存されているようですが、明治期の洋館に
見られるハンマービームという屋根から突き出した装飾が
あります。
いわれをお聞きしてみたいと思いました。
こちらは呉服店。

呉服店の向かいにある食料品店。
ここだけ見ていると江戸時代のようです。
船橋の歴史の長さを感じました。
横浜ランドマークタワーから
原一菜(いちな)先生の金繕い横浜教室に、助手で入って
います。
今日は教室のあるランドマークタワー から富士山がきれいに
見えました。
霊峰富士。
見えると、ラッキーな気分になります。
横浜教室は午前午後の2クラスあるので、終了すると夕方です。
日本丸のマストのうしろに丸い月が光っています。
今年の教室は、本日の横浜教室で最後です。
皆様年明けに教室でお会いしましょう。























