カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ
本日の画題 黄色のチューリップ
このところ花活けのお稽古は、松に花を合わせるというのを
続けています。
この間まで赤いチューリップを合わせて活けていたのですが、
これを黄色に活け替えようと購入してきました。
チューリップの花はシンプルな形をふっくらと描くのがポイントですが、
実は茎が一番難しいのです。
太い茎をしっかりと平行線で描くのはもちろん、葉に隠れて途切れても
つながっているのを描くのが難しいところです。
さて明日これを松と合わせて活けてみます。
意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、存在感がある松と
合わせるとモダンな花活けになります。
ひねりのある茎を上手く活かせたらいいなと思っています。
トクサ 新芽が出ました
桜の満開までもう少しという今日、自宅で育てているトクサが
新芽を出しているのに気がつきました。
12月に根元から切った昨年のものの間から、新芽がでています。
よく質問を頂くのが、切ったものが翌春にまた伸びるのか?ということです。
画像を見てお分かり頂けるかと思いますが、切ってしまったものは再び
伸びることはなく、いずれ枯れてしまいます。
新芽は新しい場所から出て、伸びていくのです。
今年の夏の暑さはまだわかりませんが、鉢の下にすのこを敷くなど
暑さ対策を考えなければと思っております。
(自宅はマンションなので、コンクリートのベランダに鉢植えを
置いています。)
本日の画題 松
本日の画題は「松」です。
松はご存知のように吉祥柄ですが、「松竹梅」と順位を現すもの
という認識が強いと思います。
本来は常緑であることから「延命長寿」の願いを込められたもの
なのです。
今回スケッチしてみて、針のような葉が2本組になったものが、
とても面白い動きをしているのがわかりました。
今回のスケッチを元に、何か作品に反映させたいと思っています。
花活け 薩摩紅梅
先日花活けのお稽古の花材として使ったのが「薩摩紅梅」
です。
画像でご覧頂けるように、紅梅の中で最も赤いと言われる品種
です。
梅一輪という言葉がありますが、日本人は梅の木に一輪花が
ほころんでいる状態を好みます。
いかにも春が待ち遠しいという感じですね。
一方中国では、梅も満開の状態を愛でます。
文化の源泉である中国と、日本の感覚が梅ひとつとっても違うと
いうのが面白いところです。
本日の画題 レウィシア
本日の画題は「レウィシア」です。
スベリヒユ科の鉢花です。
なるべく描いたことのない花を選ぶようにしているのですが、この
レウィシアは見たのも初めての花です。
花はプリムラに似ているのですが、葉が全く違います。
多肉植物のように厚みがあるのです。
花屋さんの話だと、かなり丈夫で次々花が咲くそうなので、当分
楽しめそうです。
本日の画題 スイトピー
本日の画題は、スイトピーです。
ご存知の通り、マメ科の植物です。
マメ科と言えば萩や藤もマメ科なので、これらを描く時の参考の為に
よく選ぶ花です。
雪が降ろうかという寒い日なので、温かみのあるピンクにして
みました。
トクサの刈り取り2013
寒さが緩んだ今日、トクサの刈り取りをしました。
以前ブログに書きましたように、今夏の暑さで生育がいまひとつです。
それでも何とかこれだけの量が収穫出来ました。
しかし乾燥すると細すぎるものが出てきますので、実際はこれより
少なくなる見込みです。
刈り取ったあとの様子です。
根元ギリギリのところで、刈り取っています。
残った部分は枯れてしまい、来春に新芽が出るのは別のところからに
なります。
来年は夏の暑さ対策を考えなければと、今から思案しています。
本日の画題 フリージア
本日の画題は、フリージアです。
ラッパ形の練習として、よく購入します。
先日アップしたアイリスと同じアヤメ科ですが、花びらの形が
丸いせいか、やわらかい印象があります。
ブログにアップするにあたり検索してみたところ、「香雪蘭」
(コウセツラン)という別名があることがわかりました。
実に優美な名前です。
このところ冷え込んでいるので、フリージアの黄色は元気を
くれます。