カテゴリー別アーカイブ: 植物•スケッチ
今夏のトクサ2016
春に株分けしたトクサですが、生育状況が思わしくありません。
どうも忙しさにかまけて、水やりが不十分だったようです。
調子が良かった昨年を思い出して、夜の水やりを行ってみました。
肥料の頻度も1週間に2〜3度に増やしています。
数日で新芽が出てきたところをみると、対策は正解だったようです。
トクサを鉢で育てている方は、鉢の下にお皿を敷いて水が溜まる
ようにしておくのをオススメします。
トクサはシダ植物なので、水はとても必要です。
渇水しやすい今時期、この方法は効果が高いようです。
また道具として細すぎる芽は、切ってしまうのもいいかと思います。
そのまま伸ばしていても太くはなりません。
太い芽を育てるために細過ぎる芽は取ってしまった方が、効果が
あります。
削りの作業が多くなると、トクサは手元で育てていた方が安心です。
よりよい道具が育つといいですね。
トクサ株入手
ご紹介を頂き、新しいトクサ苗を購入出来ました。
なかなかコンディションがよい苗です。
購入したのは「コーナン市川原木店」です。
店舗にはまだまだ在庫があります。
もし欠品していたとしても取り寄せに応じてくれるそうなので、
購入をご希望の方はお出かけ下さい。
コーナン市川原木店は、広大なDIYのプロショップもあり、金繕いに
使える材料も入手出来そうです。
以前からブログで書いているように、トクサはいくつか種類があり、
大トクサとは判別が難しいところがあります。
園芸店側も詳しくない店舗があり、間違えて購入してしまう方が
おられました。
今回寄せられた情報は実際私が確認していますので、安心して
お求めになれると思います。
注)大変申し訳ありませんが、トクサの苗を私が購入して、教室で
販売というようなことは行っておりません。
原則ご自身でお探しになり、お求め下さい。
シャクヤクの花活け2016
シャクヤクの花活けのお稽古をしました。
この季節ならではのお花です。
「立てばシャクヤク、座ればボタン」と言われるように、ぼたんと
シャクヤクは同じぼたん科です。
違いはシャクヤクが草で、ぼたんは木だということ。
これが花活けになると、合わせるものが変わるということを今回
教えて頂きました。
画像にあるように蕾が毬のように丸いのが、とても愛らしいのですが、
あっというまに開いてしまいました。
振り返ればお稽古の時は、5本ほぼ蕾か、少々開いた程度だったのですが、
水を上げ始めたとたん、葉がシャッキリし、花は開きという状態です。
その分、部屋の中が上品な香りで満たされています。
トクサ 植え替え後の発芽2016
トクサの植え替え2016
鉢に根が一杯になってしまったので、縁あたりにしか新芽が
出なくなっていたトクサを植え替えました。
スコップを鉢の縁に沿って入れただけで、すっぽりと株が
抜けました。
根が一杯なのがわかります。
これを園芸ハサミで切り分けて、昨年藍を育てていたプランターに
植え替えました。
かなりダイナミックな方法ですが、トクサ自体は丈夫な植物
なので、数週間で落ち着くと思います。
新しい新芽が出れば大丈夫と見ています。
広くなった環境で良い芽が育つのを期待しています。
トクサは太らない
順調に新芽が出ている我が家のトクサです。
今度のゴールデンウィーク中に株分けする予定です。
このトクサについて最近質問を受けたのが、細いトクサは時間が
経つと太くなるのかということです。
残念ながらトクサは芽が出た状態でそのまま伸びていくだけです。
太さは芽が出た時のままなのです。
上の画像のトクサは細く、下の画像のトクサはある程度の太さが
あります。
それぞれ太さは変わらず、そのまま伸びていきます。
つまり出だしが肝心とも言えます。
ですので今時期は肥料を1週間に一度は与えています。
細くてもトクサとしては使えますが、量的には物足りないと思います。
しっかり育てたい方は、肥料を適宜与えて下さい。
私はハイポネックスを適宜希釈しています。
トクサの発芽2016
このところ暖かい日が続いたせいか、トクサが発芽しました。
画像中央に少々伸びた芽と、その左側に出たばかりの芽が
見えます。
手前に今冬に切った跡が見えますが、これから新たに芽が
伸びることはありません。
今後は水遣りのピッチを上げていきます。
昨年のブログに書いていますが、芽が植木鉢の縁際にしか
出なくなっていました。
ですので新芽がある程度出てきた時点で、株分けする予定です。