日別アーカイブ: 2013年7月25日

プラチナ泥の仕上げ

教室で仕上げの材料としてお渡ししているのは、金•銀泥です。
特に銀泥は蒔いた直後の白色から硫化し、黒に変色していく過程も
お楽しみ頂けます。

しかし銀色を維持したいというお好みの場合は、プラチナ泥という
選択肢もあります。

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画像は以前深刻なヒビとしてご紹介しました平鉢ですが、プラチナ泥
で仕上げをしています。

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プラチナ泥は銀色ではありますが、銀より青味が強く、暗い色に
仕上がります。
この色は変化することはありません。

金繕いの歴史から見れば、プラチナは近代のものということになります。
また価格も金の3倍ほどと高価です。

この点をご理解の上、お使い頂くのもよろしいかと思います。


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