原一菜先生が所属している草木会の展覧会を見てきました。
草木会は、「草木染め」の命名者山崎斌(あきら)氏の遺志をついで
本来の技法を守り、今日の生活にも適応した草木染めの研究、及び
普及をはかることを目的とした会です。
会場入口に展示されている草木会の資料です。
これだけご覧になっても、いかに幅広い色が染められるのが
おわかり頂けるかと思います。
出展されている作品も、草木染めの地味なイメージを覆すもの
ばかりです。
特に今回は反物の幅程度で作品が統一されているので、多様性が
際立っています。
原一菜先生の作品は、原先生しか染めることが出来ない野生紫を
使ったものです。
ピンクから紫まで染め分けることが出来る技術と、美しい文様が
素晴らしいです。
会場は銀座•大黒屋ギャラリー6階
鳩居堂の2軒左隣です。
会期は20日(日)までです。
暖かくなってくるようですので、銀座にお出かけの際にお立ち寄り
下さい。