仕上げ用の筆

原一菜(いちな)先生の教室では、教材•道具はお探しになるのも勉強
ということで、ご自身で購入して頂くようになっています。
仕上げ用によい筆というのも教室でご説明しておりますが、このところ
返品•交換した方がよい筆をお求めになってしまっている方が続発
しましたので、私のブログでもご説明したいと思います。

◯WINSOR  &  NEWTON Series7 (イギリス製)
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お勧めしているのが、イギリス•ウィンザー&ニュートン社製
シリーズ7という筆です。
(最初の1本は、太さ0号が適当です。)
ウィンザー&ニュートン社は、1832年創立。
シリーズ7は、1866年ビクトリア女王の命によってつくられました。
以降、英王室御用達となっています。

1本1本職人の手仕事で作られた穂先は、膨らみ部分が大きく、
含みが良いです。
腰が強く、まとまりのある穂先は描画中も乱れにくいです。
原先生は、あまり絵筆になじみがない方でも使いやすい丈夫な
筆であることから、初心者にお勧めされています。

以下に東京都内•横浜駅周辺で取扱いのある規模の大きい画材店
をご紹介致します。

•世界堂 本店(新宿三丁目)
•ウエマツ(渋谷)
•Tools 新宿店•横浜ジョイナス店
•K.Itoya(銀座伊東屋別館)
•レモン画翠(お茶の水)

適当でない筆をお求めになってしまっている原因は、この筆が入手
出来るお店が限定されることにあるかと思います。
(東急ハンズ、Loftなどでは取扱いなし)
特徴は、上の画像にあるようにプラスティックケースに入っている
ことと、黒の木軸ということです。

また取扱いのあるお店でも在庫は多くないので、あらかじめ確認
されてからお出かけになるのがよいと思います。
さらにシリーズ7には、穂先が短い点描用の〈ミニチュア〉という
タイプもありますので、お間違いにならないようにお気をつけ下さい。

そして店頭で見つけたら、教室で説明された良い穂先の見極め方を
思い出して「これ!」という1本をお選び下さい。

※私の教室に来て下さっている方は、私の方で販売させて頂いて
おります。適宜ご依頼下さい。


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