以前修復前の様子をご紹介しました器が完成しました。
下の画像が修復前のお預かりした状態です。
この状態になってしまった経緯は分かりませんが、もしかすると
持ち主の方ご本人が自分なりに直された結果かもしれません。
見比べて頂ければ、やはりきちんと器の形を戻した方が
美しいと感じて頂けると思います。
欠けたところが金色になっていればいいんですとおっしゃる方も
おられますが、そのようなお話があると悲しい気持ちになります。
使用上問題がない箇所でも、金繕いするならば元の形に戻して
あげるのが本分だと思うからです。
いかがでしょうか?