小さめハマグリ貝

先般の雛まつり時期に入手した小さめのハマグリ貝に
金箔を貼りました。

金繕い 金継ぎ 貝合わせ

横幅がだいたい3cmくらいの、香合にするのには程よいサイズです。

金繕いの教室でハマグリ貝に金箔を貼るカリキュラムを行って
いますが、ハマグリ貝のサイズはお好みで選んで頂いています。
このくらいのサイズだと箸置きにしてもいいし、ワサビを盛って
お刺身に添えてもよいかと思います。

一般的に貝合わせというと、膠を使って金箔を貼られています。
亀甲紋などの盛り上げも胡粉と膠で作ることになります。
教室でお教えしてるのは、全て新うるしを使って制作して頂きますが、
膠で制作するより金箔は綺麗に貼れますし、盛り上げもシャープな
ラインが出ます。

何より食器として使えるくらい定着力があるので、絵付けを行ったものを
洗って描きなおしても金箔には一切影響がありません。

アクリル絵具を使って制作される方もあるかと思いますが、やはり本物の
金箔を使用した物は迫力があるのではないかと思っています。

上の画像のハマグリ貝も目的を持って制作しています。
何になるかは、また後日。


カテゴリー: 貝合わせ   パーマリンク

コメントは受け付けていません。