昔から何かと木地を購入していたのですが、探し物をしていたら
コーヒースプーンの木地が出てきました。
ご覧頂けるようにスプーンの尾部に矢印のような続きがあります。
実はお箸を含めてカトラリー類の木地はこのように刺して固定出来る
部分がついています。
全体が塗り上がった後に切り離して、部分的に塗り足すのです。
お箸の色を変えたりしているのは、塗り足し時に行っている訳です。
新品の制作の場合にはこの部分があるおかげで、全体が塗りやすくなって
いるのですが、完成品の塗り直しでは同じようには出来ません。
どのように塗り直すかにもよりますが、何らか工夫が必要になってくる
のがお分かり頂けると思います。