金繕いご依頼品はもちろん、作品として制作する器の修復前と後の
画像を撮影しておくようにしています。
その際、問題になるのが光沢です。
釉薬がかかっている器は、どんなに工夫しても光ってしまう部分があり
ました。
撮影に詳しい生徒さんにお伺いしたところ、お使いになっていたのが
「ドームスタジオ」という傘のような仕組みで囲いが出来る機材でした。
半透明のドーム状の膜で外光が柔らかく拡散し、照りが出ません。
こんな感じです。
ネットオークション出品画像を撮影するために、同様の機材がたくさん販売
されています。
コンパクトに四角く折りたためる物とか、ご自身のニーズで選択肢は様々
あります。
価格も数千円程度とさほど高くありません。
機材を使うかどうかはさておき金繕いbeforeを撮影しておくと、どこまで削り
込むのか確認が出来ます。
スマホでも構わないかと思いますので、記録として撮影はオススメしたいと
思います。