カテゴリー別アーカイブ: お知らせ
なぜヨガスタジオ?
今週末にヨガ・ピラティスのスタジオ「サンスカーラ」さんで
ワークショップを行います。
金繕いをなさっている方からすると、なぜヨガスタジオで行う
のか不思議に思われるかもしれません。
実はサンスカーラ主宰のMidori先生には、その深いご指導に魅せ
られてピラティスを4年以上習っています。
一見運動のものと工芸と縁がないように見えますが、Midori先生
によれば一つのものなのだそうです。
よく考えてみれば、私の中でピラティスも金繕いも同居しています。
時には2時間を超える移動をして、講座中はほとんど立ちっ放しです。
かと思えば数時間集中して作業をするのは当たり前です。
これもピラティスで身体の歪みを調整し、体幹を鍛えているからこそ。
何かしたい時に体も精神も整っていなければ、出来ないのです。
ワークショップでは金繕いの仕上げとしての蒔絵を体験して頂き
ますが、新しいことを学んで、集中して作品を作る楽しさを
味わって頂ければと思っています。
2017.2月募集の教室
今年最初のカルチャーセンターの募集です。
横浜・センター南駅にあります「港北カルチャー」で
2月から始まるクラスの募集が始まっています。
毎月第1土曜日 13:00〜15:00
こちらも皆様熱心で、雰囲気の良いクラスです。
外光が入り、明るい教室となっています。
ご検討、どうぞよろしくお願い致します。
1月のワークショップ
昨年11月にお知らせしていますが、今月28日にヨガ・ピラティスの
スタジオ サンスカーラさんでワークショップを行います。
時間は14:00〜16:00です。
金繕いの歴史、修復工程をご説明した後、金繕いの仕上げになります
蒔絵体験をして頂くものです。
お手持ちの破損した器を持参頂ければ、修復の可否鑑定を致します。
千葉周辺ではカルチャーセンターの空席がなかなか出ず、お待ち頂いて
いる方がたくさんおられます。
ワークショップの内容は受講前のプレセミナーにもなりますので、
ご興味のある方のご参加をお待ちしております。
トクサ不作です 2016
今年のトクサ栽培ですが、不作です。
夏に出版本の制作で精一杯になり、水やりが不十分だったことが
原因です。
具合がイマイチだと気がついてから、水やりの方法を工夫して
みましたが、間に合いませんでした。
各カルチャセンターでの「無償で下さい。」「大量に下さい。」という
ご要望にはお答えできない状態です。
大変申し訳ありませんが、ご遠慮下さい。
今後も含めてトクサは苗を育てるなり、道具として販売しているものを
購入されるなり、ご自身で調達する方法をご検討下さい。
参考までに今までにブログでご紹介しました入手先を再録致します。
(有)並川平兵衛商店 TEL.03-3718-4835
(株)佐藤喜代松商店 TEL.075-461-9120
「金繕いの本」購入出来ます
拙著「大切なうつわを直したい 金繕いの本」が当HPから
購入出来るようになりました。
Amazonで在庫切れ、入荷時期未定が続いています。
よろしかったらご利用下さい。
メインメニューの「書籍」か、「出版のお知らせ」をクリックして
頂くと、購入ページに入ります。
購入代金の銀行振込を確認してから郵送となりますので、確認メールに
ある銀行口座に購入代金をお振込下さい。
なおご要望の欄に「サイン希望」とご記入頂ければ、サインをして
お送り致します。
ご検討をどうぞよろしくお願い致します。
サンスカーラのワークショップ
千葉中央にありますヨガ・ピラティスのスタジオ「サンスカーラ」さんで
ワークショップを開かせて頂くことになりました。
来年 1月28日(土) 14:00〜16:00 です。
金繕いの歴史、修復工程をご説明した後、金繕いの仕上げになります
蒔絵体験をして頂くものです。
お手持ちの破損した器を持参頂ければ、修復の可否鑑定を致します。
千葉周辺ではカルチャーセンターの空席がなかなか出ず、お待ち頂いて
いる方がたくさんおられます。
ワークショップの内容は受講前のプレセミナーにもなりますので、
ご興味のある方のご参加をお待ちしております。
本、出版します
今までぼんやりと告知してきましたが、ようやくハッキリお伝え
出来ます。
金繕いの技法書「大切なうつわを直したい 金繕いの本」を出版する
ことになりました。
取り組みやすい新うるしから、本格的な本漆を使った金繕いまで
プロセス写真を使って一つ一つの工程を丁寧に解説しています。
応用技術のガラス、補強、呼び継ぎなども見どころです。
また基本的な陶器と磁器の見分け方から、下準備の仕方、道具の
片付け方まで説明しています。
全身全霊をかけて制作しました。
お手に取って頂ければ、幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
※今後金繕いの教室で、テキストとして使用していきます。
原一菜先生、成田美穂先生の教室でも同様です。
11月下旬 発売予定
B5版 本文オールカラー 96ページ
発売元 株式会社グラフィス
税込定価 ¥1,944
小田原屋さん廃業
講座のカリキュラムで「貝合せ」を行っていますが、その
ためのハマグリ貝の入手先として千葉の中央公園そばの
「小田原屋」さんをご紹介していました。
こちらは焼き蛤のお店で、不要になった貝殻を店先で譲られ
ていたのです。
残念なことに、こちらが先日廃業されてしまいました。
焼き蛤というと貝ごと焼くものを想像されると思いますが、
こちらの品物は身を取り出して串に刺して焼くものだったので、
貝に火が通っておらず、色がきれいだったのです。
同じような製法の焼き蛤を製造•販売している「大坂屋」さんに
お尋ねしてみましたが、こちらは産地で身を取り出し、瞬間冷凍
して納入される方法を取られているそうで、貝殻はないとのこと
でした。
背景には国産の貝を入手、貝剥きをする難しさがあるように察せ
られました。
引き続きハマグリの貝殻の入手先を探してみます。
もし心当たりのある方がおられましたら、情報お寄せ下さい。
TOMOS B ワークショップ
日本橋のギャラリー砂翁さんの地下にありますショップ
「TOMOS B」でワークショップをさせて頂くことに
なりました。
11月15日(火) 14:00〜16:00 です。
内容は「金繕いの歴史と修復工程」をご説明し、仕上げとなる
金蒔絵を体験して頂くものです。
破損した器をお持ち頂ければ、金繕いで修復可能かどうかも
鑑定致します。
最近メディアで取り上げられることが多くなった金繕いですが、
どんなものなのか知りたい方には最適な内容となっています。
同様の内容をカルチャーセンターでは行っていますが、それ以外の
場所で、それも都内というのは、私としても初めての試みです。
TOMOS Bのテーブルを囲んでのワークショップはとてもアットホーム
な雰囲気になるかと思いますので、是非ご参加ご検討下さい。
お申し込みをお待ちしております。
料理好きのうつわと片づけ
知人の大倉千枝子さんが『料理好きのうつわと片づけ』(河出書房新社)
という本で取り上げられました。
このブログをご覧の方は「おむすび まるさんかく」の店主とご説明
した方がおわかりになるかと思います。
その記事の中で私が金繕いした器も紹介して頂きました。
大倉さんが器を破損させてしまったら、金繕いをして大事にしているという
内容です。
本では料理に関わる他7組が紹介されていますが、いずれの方もこだわりの
器が素敵ですし、どのように手入れされているのか詳細に取材されている
のがとても面白いと思いました。
金繕いをされている方は器がお好きな方ばかりですので、きっと参考に
なる内容だと思います。
写真もきれいなので、見るだけでも楽しくなります。
ぜひ書店で手にとってみて下さい。












