カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
生徒さんの作品
個展会場で好評だった一つが生徒さんの作品画像を貼ったパネルです。
これはブログでも紹介している生徒さんの作品の中から加飾をされている方、
画像として金繕いの箇所がわかりやすい方の作品を90点選んで制作して
あります。
スペースの関係上90点と限りがあった為、撮影させて頂いた全ての作品が
ご紹介出来ずに大変残念でした。
ご紹介出来なかった方には大変申し訳なく思っております。
集大成しますと圧巻だったこともあり、写真集にして欲しいなどのご要望を
頂きましたが、現在のところ予定はありません(笑)
また台風の影響や体調不良などの理由で会場にお越しになれなかった方から、
工房まで出向くので作品を見せて欲しいとか、ブログで紹介して欲しいとの
ご要望を頂いておりますが、こちらも考えてはおりません。
と申しますのも会場に来て下さった方は万障お繰り合わせ頂いたのはもちろん、
台風後交通が十分に回復していない中、電車が止まっては進む状態でも
お越し頂いた方など一方ならぬご苦労の上来て下さった方がおられるのです。
そのような方がおられるのに安易にブログに掲載することは出来ません。
展覧会は一期一会。
例え台風でも同じ機会は得られないとご理解頂けたら幸いです。
第3回生藍染め大会2019
今年3回目の生藍染めを行いました。
1年草の藍はそろそろ終わりを迎える時期になっています。
本来は9月末に染められるコンディションだったのを、個展の関係で
今日まで延びてしまっていました。
かなり葉の状態が良くなかったのですが、右の青は良く染まっています。
左側は1回目の染めで色が浅かったのを、さらに染め重ねました。
今年の生藍染めは個展の際に使う敷き布を染める目的で行っていました。
狙い通り先般の玉ねぎ+生藍青で緑色に染まった分も含めて、大活躍
してくれました。
個展をサポートして下さった方から、自然の草木染めなので違う色でも
とても合っていると指摘がありました。
全くその通りで、自然の力を再認識しました。
もう1回分くらい染められそうなので、近日また行う予定です。
これらは来年、赤系の色を重ねて紫色が染められないかとチャレンジする分
です。
きっとこれも今までの色と合う色になるはずです。
個展終了しました
昨日、個展が終了しました。
大型台風が襲来ということで予定を早めたり、交通機関の回復を狙って
ご来場頂き、最終的に222名様もの方にご覧頂けました。
深く感謝申し上げます。
自分が想像していた以上に来場の皆様に喜んで頂き、これほどの喜びは
ありません。
頑張って良かったの一言です。
個展開催においては設営・撤収、受付とたくさんの方にサポートして
頂きました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ご来場の皆様の喜びは皆様のものです。
残念ながら日程の調整が出来なかったり、交通機関がどうにもならなかった方
から次の機会をと言って頂いておりますが、あまりの満足感のために今後の
ことは白紙です。
ギャラリー サイト青山
個展を行うギャラリー「サイト青山」ついて、ご紹介したいと
思います。
地下鉄・青山一丁目駅から徒歩5分という好立地にありながら、住宅街
の隠れ家的存在です。
木製の門扉が印象的な入り口ですが、決して大きくはなく看板も派手には
作っていないので、見落としのないよう、ご注意を!
門扉を入り路地を進んで右手に建物入り口があります。
私がお借りしたのは、手前のA室です。
これが金繕いの作品でどうなるのかはお楽しみに!
このサイト青山は西登戸の教室をお借りしているKさんから教えて頂きました。
個展の経験もあるKさんは、ギャラリー選びはフィーリングだとおっしゃいました。
まさにサイト青山も私にとっては「これだ!」という印象があったのです。
昨年末からぼんやり個展が開けたらいいなぁくらいののんびりとした感じで
場所探しを始めたのですが、見学に行った先は決め手に欠けていました。
サイト青山は駅から近いという立地の良さと隠れ家的な雰囲気が狙いの
感じだったのです。
途中の目印がタワーマンションくらいなのですが、ご来場の方には「なるほどね」
と納得して頂けると思います。
個展を行います2019
すでに金繕いの教室にご参加の方にはご案内をお渡しし始めておりますが、
「白鳥由加利の仕事 金繕い作品展」と題しまして個展を行います。
10月9日(水)〜13日(日) 11:00〜18:00
(初日 13:00〜/最終日 〜15:00)
場所:サイト青山
(地下鉄銀座線 青山一丁目から徒歩5分)
「金繕いの本」、雑誌に掲載した作品から出展する他、今まで作りためた作品を
展示致します。
欠損の美しさを生かしたもの、蒔絵を加えて新たな魅力を加えたものなど多数
用意しておりますので、お出で頂けたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
<白鳥 在廊日>
10月10日(木):全日
11日(金):午後2時半以降
12日(土):全日
13日(日):全日(〜15:00)
鮮やかな緑に
先週、玉ねぎ染めで鮮やかな黄色に染まった布に生藍染めを重ねて
みました。
目にも鮮やかな緑色に染まりました。
画像奥にあるのが生藍染めの1染目で青色に染まったものです。
比較して頂くと色の違いがわかるかと思います。
実は玉ねぎ染めの段階で原一菜先生に相談したところ、玉ねぎ染めは
強いので、生藍染めが負けるのではないかと言われていました。
惨敗覚悟で染めてみたところ、このような嬉しい結果になったのです。
これで赤系が染められるようになれば、紫色を得ることも夢ではなくなり
ました。
色校正ふたたび
「金繕いの本」の色校正の依頼が来ました。
色校正とは主に画像のチェックを行う作業です。
2016年の10月以来の作業です。
なぜまた「金繕いの本」の色校正を行なっているのか、もうしばらく
しましたら詳細がお話出来ると思います。
少々お待ち下さい。
身体を整えるピラティス
もう8年もピラティスを習っている緑先生がNHK文化センター千葉教室で
講座を開講されることになりました。
毎月第1・3金曜日 13:00〜14:10
10月4日金曜日開講
ピラティスと言えば海外のセレブも行なっているエクササイズとして
ご存知の方も多いと思います。
インナーマッスルを鍛えることによって身体全体のバランスを整える
トレーニングです。
気がつかないうちに片寄った身体の使い方をしていて、結果バランスが
崩れ、体調の不調を起こしているものです。
私も集中して作業してしまう傾向があり、緑先生のレッスンを受けていな
ければ大変なことになっているのではないかと思います。
緑先生はピラティスだけでなくヨガ、整体にも高いスキルをお持ちです。
レッスンに通ううちに体調が整ってくることに気がつかれるでしょう。
ピラティスにご興味をお持ちの方はカルチャーセンターの講座から
始めてみませんか?
玉ねぎ染め やってみた
昨年からせっせと溜めた玉ねぎの皮で染めてみました。
まずはお鍋で水に浸しておきます。
今回は焼きミョウバンを使ってアルミ媒染にしますが、鍋はニュートラルに
ステンレスかホーロー鍋にする必要があります。
その後、煮ます。
煮立ってから30分煮続けてみました。
焼きミョウバンです。
ミョウバンより効果が高いそうです。
染めたい色、量によって投入する分量が変わります。
ザルで皮を漉し、お湯で溶いた焼きミョウバンを投入。
原一菜先生直伝の同時媒染です。
布を入れて染めムラが出来ないように攪拌しますが、熱いので大変です。
染色道具で熱に耐える手袋があるのですが、やはりこれを購入しておけば
よかったと後悔。
好みの色になったところで染液から取り出し、水洗いします。
想定より濃く染まって、若干ウコン染めみたいです。
これは玉ねぎの皮の量が多かったせいではないかと思われます。
大雑把に計量せず始めてしまいました。
1週間陰干しします。
このままの色もありかとは思いますが、来週生藍染めを重ねる予定
です。
生藍だけでは出せない緑が染められるはず…
金繕いと違い、やり直しが効かないのでチャレンジですね。
梅のはちみつ漬け
梅のはちみつ漬けを教えて頂きました。
実は梅仕事、初体験です。
普通、梅シロップというと氷砂糖で漬けるかと思いますが、使ったのは
青梅1kgとはちみつ1kgです。
体にいいものしか入ってないという感じですね。
5月末に漬け込み、2ヶ月と少しで完成しました。
原液を炭酸で割って飲んでいます。
梅も美味しく頂けます。
はちみつの結晶化してしまった部分も入れてしまうという失敗もしましたが、
飲みだす前に回収して事なきを得ました(笑)
かなりご満悦です。
いよいよ完成という時に購入したのが「カンロレードル」です。
かき氷にシロップをかけるイメージでしたが、今回の瓶からすくう場合には
必須アイテムですね。
形から入るタイプなので、カンロレードルだけでテンションが上がります。
作り方を教えて下さった方に感謝しつつ、暑さを乗り切る為に大切に飲みます。