カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
急遽 藍の種蒔き
今秋、自宅マンションの大規模改修があるので、藍の種蒔きは
しないつもりでした。
それが工事が来春に延期となる可能性が大となり、急遽種を取り寄せ、
蒔きました。
昨年は種を蒔いた後に真冬並みの寒さが来たりして発芽が良くなかった
のですが、さすがに5月中旬になっているので、そのような問題は
なさそうです。
そういうことを前向きに考えて、昨年の反省点をクリアして、うまく
育てられたらいいなぁと考えています。
線香作り
西登戸教室をお借りしているKさんには、お香を匂い袋、練香と
教えて頂いてきましたが、今回はお線香を教わってきました。
匂い袋、練香と同様に使う素材を聞き、自分のイメージに合わせて
調合していきます。
それを水で練って注射器に入れて出す細い棒状とコーン型に成形
しました。
これをしっかり乾燥させて完成です。
実際火をつけて聞いてみたところ、狙いの「すっきりした甘め」になって
おり、なおかつ天然素材なので上品な香りで、かなりの満足度です。
香りは焚いている時ではなく、燃え尽きてしばらく経ってから残り香を
楽しむものなのだそうですが、時間の経過で変化していくのも面白いと
思いました。
調合の仕方で全く違う香りが出来上がりますし、何より天然素材なので
プレゼントにもいいのではないでしょうか。
是非またチャレンジしたいと考えています。
金繕いは再構築
たまたま見たNHKの「デザイントークス+(プラス)」という番組が
「再構築」というテーマでした。
このデザイントークス+という番組は、「デザイン力ってなんだろう?」
という好奇心をもとに形に宿る精神、哲学をひも解きながら日本のデザイン
の世界を探求するものです。
再構築というテーマは、デザイナーの吉泉聡さんを迎えて、これまでのモノと
人との関係を再構築するようなデザインについて語られていました。
再構築というのは、例えばすでにある製品に新たなデザインを加えて新しい
プロダクトを生み出すことを指しています。
この論議の中で金継ぎ(金繕い)が出てきました。
MCの金継ぎにも興味はあるかとの問いに、吉泉さんはあると答えます。
金継ぎ(金繕い)は破損したというマイナスの状態をプラスに再構築する
ものだという吉泉さんの説明に腑に落ちるものがありました。
元は職人の技術であった金繕いが今や「kintugi(金継ぎ)」で海外に通用する
ようにまでなったのは、単にもったいない精神を超えて新たな意匠をまとった
ものに蘇らせる「再構築」に魅了されたからではないでしょうか。
かく言う私も金繕いの再構築に魅了された一人です。
作品画像
お教えしている教室で撮影させて頂いた作品画像を整理しています。
改めて見てみると、数えきれない状態になっていました。
都度、ブログでご紹介していますが、他の教室の方の参考になるのは
もちろん、励みになったりと当初は想定していなかった効果があるように
思います。
「完成した作品を先生に撮影させてと言われるのが目標だった。」とおっしゃって
下さる方もありました。
撮影をお願いすると、どなたも快く応じて下さり本当に感謝しております。
画像は私にとりましても貴重なデータです。
どうぞ今後も撮影にご協力下さいますよう、お願い致します。
ゴールデンウィーク2019
例年、ゴールデンウィークは自宅で過ごすことが多いのですが、
今年も自宅中心になりました。
10連休も新元号も関係なしです(笑)
ちょっと外出したのが、最近近隣に出来たカインズホーム です。
東急ハンズに始まり、DIYショップは大好きなのですが、カインズホーム には
初めて入りました。
びっくりしたのがDIY女子が好みそうな道具・材料コーナーです。
おしゃれな道具類から材料まで、ワクワクする品揃えです。
どちらかというと専門家仕様のビバホームやコーナンと違い、エンドユーザー向け
の店構えはなるほどと思いました。
まだ開店したばかりなので、店舗内も綺麗です。
思わず端から端までチェックしてしまいました。
こういう時の観察がどこで役に立つかわからないので、趣味と実益を兼ねて
おります。
藤の花
藤の花はゴールデンウィークを迎えた頃咲くのが例年ですが、今年は
早めに開花したようです。
ゴールデンウィーク前に近隣にスケッチに出かけました。
しかしクマバチがいて、あまり集中出来ずに退散(涙)
クマバチは身体や羽音の大きさの割に大人しい性質とは知っていましたが、やはり
あの羽音には恐怖を感じずにはいられません。
工房の名前にちなんで藤を入れた作品を作ってきましたが、今年もチャレンジ
する予定です。
新聞に案内
先日開講した毎日文化センター教室ですが、募集の案内が掲載
された記事を生徒さんが持ってきて下さいました。
あいにく毎日新聞を購読していないので、掲載されたことは知って
いましたが、実物を見てはいませんでした。
持ってきて下さった生徒さんは、記事が光ったように見えて、すぐ
気がつかれたそうです。
わざわざ持ってきて下さったお気持ちに、とても心が温かくなりました。
本当にありがとうございました。
毎日文化センター 開講しました
東京・竹橋の毎日文化センター教室が開講しました。
ご参加の皆様はとても意欲的に講座をお聞き下さり、私としても
気持ちを新たにしています。
どなたにも長く受講して頂けるよう、誠心誠意努めます。
今後の募集については毎日文化センターにお問合せ下さい。
小さい箔ハサミ
少し前のブログで小さい箔ハサミを購入したと書きました。
購入したままの状態だと使いにくいので、好みの形に削って
みました。
普通サイズの箔ハサミだと、小さい切り箔を扱うには大き過ぎます。
そういう場合に長さ10cm程度の小さい箔ハサミは便利です。
こちらが販売されている状態です。
先端の形の違いをご覧下さい。
ところでNHK文化センター ユーカリが丘教室のTさんがこのサイズの
箔ハサミを自作して下さったので、ご紹介致します。
何と鱒寿司の入れ物の竹を使って作られたのだそうです。
竹を適当な厚みに割くのは難しいですが、有り物を上手く流用するのは
とてもいいアイディアだと思います。
ご本人曰く、O型の作業とおっしゃる先端の形ですが、もう少し紙ヤスリ
で整えられると、さらに使い易いと思います。
ミニルーター買い替えました
教室で活躍しているミニルーターは、先端のパーツ(ビット)を
交換すると、削り、穴あけ、切断など様々な加工が出来る便利な
道具です。
10年以上使って来たので先端パーツを固定するコレクトチャックが
締まりにくくなり、ついにはモーターから異音がするようになって
しまいました。
そこでついに新品を購入しました。
右に写っているのが旧品です。
コードに赤いテープが巻かれているのは、生徒さんに切断されそうになった
部分です。
コレクトチャックの交換でビットはしっかり固定出来るようになりましたが、
異音を考えると寿命かなという気がします。
左の新品はモデルチェンジしており、少し細くなって女性には扱いやすく
なったかと思います。
今週金曜日から出動予定なので、お使いになる予定の方はお楽しみに。
旧品は本当に駄目になるまで自宅作業用にします。
10年以上使っていると既に「相棒」感があり、簡単には処分出来ません。