カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
超撥水風呂敷
TVで超撥水風呂敷というのを見て、風呂敷包の先生をなさっている
Mさんに実物を紹介して頂きました。
朝倉染布株式会社というところの製品ですが、バケツのように
水を入れられるというものです。
開発のきっかけは、それまでの製品の受注量減だったそうです。
何とかしなければならないと撥水性の技術に磨きをかけて辿り
着いたのが、この風呂敷です。
Mさんは防災用品に入れておくと良いと勧めて下さいました。
水が運べる撥水性はもちろんですが、物を運ぶ際のバッグにも
なりますし、羽織って寒さを防ぐことも可能です。
1枚の布が様々に変化する…
これも日本文化ですね。
藍の種蒔き2018
昨年水はけの悪い土に植えてしまって、あえなく全滅させてしまった
リベンジを誓い、藍の種蒔きをしました。
蒔いた種は17粒。
1週間から10日で発芽する予定です。
ゴマ粒ほどの小さな種ですが、直径50cm、高さも60cmくらいまで
成長します。
発芽率は70%の保証ですが、かなりの高確率で発芽します。
期待大。
匂い袋 作りました
西登戸教室で匂い袋作りを体験しました。
実は西登戸教室にスペースを貸して下さっているKさんは、お香の
先生をなさっているので、金繕いの教室の皆さんで体験させて頂いた
のです。
まず材料一つ一つの説明をお聞きし、作りたい香りに合わせて調合
していきました。
私は思い切って普段の嗜好にない「さわやかで華やかな感じ」を
狙ってみました。
最後は先生にお伺いして、香りが広がるように調整。
狙い通り「さわやかで華やかな感じ」になり、想像以上に複雑な香りに
仕上がって大満足です。
完成したものは和紙の袋に入れて、平袋に収めました。
鞄や引き出しに入れる予定です。
お話の中で興味深かったのが、アメリカでの体験会では同じ
材料が全く香らなかったり、違う香りになってしまったという
お話です。
主に湿度の違いからではないかということでしたが、気候風土
から日本の入れている物に匂いを移して使うという文化を生んだ
のかと思うと感慨深いものがあります。
お香は季節に合わせた調合や練り香も出来るそうなので、今後も
教室の方々と相談しながら体験させて頂こうと考えています。
ネジチョコ貰いました
巷で話題になっている「ネジチョコ」をお土産に貰いました。
こちらは世界遺産になった八幡製鉄所にお土産が欲しいという
ことで作られたものだそうです。
3Dプリンターで型を作ったチョコは、ボルト部分とナット部分が
締まります。
きっちり最後まで締まりました。
もちろんチョコとして、美味しく頂きました。
楽しいお土産をありがとう!
第一線を退く
かれこれ15年ほど使っていた仕上げ用の筆です。
さすがに細くなってきてしまい、命毛という最も大事な毛も
擦り切れてきています。
残念ですが今回の「盆栽世界」の撮影をもって、第一線を退かせること
にしました。
「金繕いの本」の撮影の際には絶好調で活躍してくれていたので、
とても名残惜しい感じがします。
でもまだ短い線ならば十分引けますので、状況に応じて使うつもり
です。
変わる かっぱ橋
時々出かけているかっぱ橋ですが、このところ変化を感じて
います。
一番最初に行ったのは、15年以上前です。
その頃は問屋街が一般の客にも小売している感じが強かったように
思います。
それが海外からのお客様が増え、観光地化するにつれて変化。
おしゃれなカフェだったり、
テイスティングが出来る日本酒のお店も出来ました。
食器を扱うお店もナチュラル〜北欧系の新店舗が出来、
白い食器やキッチン収納のみ扱うお店もあります。
随分前に出来ていますが「犬印鞄製作所」さんは、変化の兆し
だったように思います。
包丁巻きが置いているのが、かっぱ橋らしいですね。
従来からあるお店も流行に合わせて品揃えを変えているのに気が
ついて、ここはこれという決めつけはいけないなと感じました。
東京オリンピックに向かって、かっぱ橋もどんどん変化していくの
かもしれません。
絵具屋三吉
昨日の横浜からのつながりで、横浜の日本画材店をご紹介
致します。
絵具屋三吉さんです。
JR関内駅南口からすぐのところにあります。
ネットショップも充実しているので、こちらも便利です。
実際の店舗に行ったのは随分昔で久しぶりに足を運んだところ、
すっかりリニューアルされて飲食店かと思うくらいお洒落な感じに
なっていました。
日本画材店で購入できるものでしたら、横浜教室の方はこちらが
便利だと思います。
ただ注意して頂きたいのが、教室でお出ししている金泥は取り扱いが
ないということです。
完全に同じものでないものを混ぜて使ったりしてしまうと、まだらに
なりますし、蒔くタイミングなども違いがあります。
ところで度々ご質問があるのが、購入先についてです。
「金繕い用品店」というような全ての品物を扱っているお店はあり
ません。
様々な分野から適切と思われるものをご用意しているからです。
ですので今回ご紹介しました絵具屋三吉さんも、日本画材のもの
でしたら取り扱いがあるとご理解下さい。