カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
道具入れニューバージョン
セブンカルチャークラブ成田のIさんの道具入れを、ご紹介
致します。
Iさんの道具入れは以前にも紹介させて頂いていますが、筆の先が
つかえてしまうので、新しい形のものを自作されました。
子供用の習字の筆入れに、いらなくなった風呂敷の生地を巻いた
そうです。
ワンポイントの飾りは別のラッピングについていた物を流用された
そうなのですが、誂えたように合っています。
中は太めのストローで仕切りを作ってあります。
これで必要なものが取り出しやすく、整理しやすくなっています。
Iさんはあるものを工夫されるアイディアが豊富で、いつも参考にさせて
頂いています。
道具の整理はリーズナブルで使いやすい物が出来るのが一番です。
筆類の持ち運びに悩まれている方は、どうぞ参考になさって下さい。
音楽に親しむ
昨日、今日と音楽に親しむ2日でした。
まず昨日はよみうりカルチャーセンター大宮教室のKさんが
所属している「三菱UFJ管弦楽団」の定期演奏会に行ってきました。
オーケストラの演奏を生で聴くのは久しぶりです。

会場のすみだトリフォニーホールに展示されていた
船越桂さんの彫刻「水のソナタ」
字幕付きの「くるみ割り人形」や「新世界」など、クラシックに疎い
私でも耳馴染みのある曲で、とても楽しめました。
音が空気の振動と共に伝わる感じ、たくさんの演奏家によって一つの曲が
奏でられる様子は生でなければ感じられないものです。
本日は映画「羊と鋼の森」を鑑賞。
本屋大賞を受賞した「音が聞こえる」と言われた作品が原作です。
青春映画や漫画原作の映画の印象が強い主演の山崎賢人ですが、悩みながら
成長していくピアノ調律師を好演しています。
特に大きな事件は起きないし、もちろんアクションもありませんが、美しい
静謐な映像でとても良い時間を過ごさせてもらいました。
どうもズルズルと24時間仕事状態にしてしまいがちな日常です。
音楽に親しんだ2日で、やっぱり心に栄養を与えなきゃと前向きに
考えました。
ふたもん 塩の壺
「おむすびまるさんかく」と陶芸家の鹿児島睦さんがコラボレーション
した「ふたもん 塩の壺」が届きました。
温かみのあるぽってりした形の壺です。
蓋には鹿児島さんのイラストがレリーフになっています。
中に入っているのは「鳥海 海の泉の塩」です。
海水と伏流水が交わる場所から海水を汲み上げて塩にしたものだそうで、
まろやかな甘みが素材の旨みを引き出すようです。
「おむすびまるさんかく」さんのセレクトですから間違いありません。
これがグレーの壺の中に入ると、塩の白が冴えて見えるように計算されて
いるのです。
パッケージも好みです。
残念ながら対になっている「梅干しの壺」はSOLD OUTして
いたのですが、再入荷の予定があるそうです。
こちらは白い壺で、蓋のレリーフ柄も違います。
きっと白に梅干しの色が綺麗に見えるでしょう。
楽しみに待っています。
スワロフスキーもOK!
先日、金箔を貼った貝合わせには金マジックで色々な物が
合うのではないかと提案したところ、スワロフスキーも
合うのでは?とNHK文化センター ユーカリが丘教室の
Mさんが持ってきて下さいました。
スワロフスキーのタイプライターと香水瓶です。
拝見して思わず「かわいい!」と言ってしまったほどの品です。
どちらも金がワンポイントに使われているので、貝合わせに違和感が
ありません。
Mさんは洋風のものでも合いますねとおっしゃいましたが、その
通りです。
教室の方々からも「これなら通年飾れるのでは?」等々、賛同の声が
上がりました。
どちらもしまっておられた物なのだそうですが、そのようなものが
貝合わせによって使われるのは嬉しいことです。
これも一種の金繕いかもしれません。
桃太郎
セブンカルチャークラブ成田教室のAさんが、岡山で購入
された桃太郎の土人形を持ってきて下さいました。
金箔を貼ったハマグリ貝の貝合わせにぴったりです。
通常、豆雛をオススメしているのですが、小さいものなら
何でも合いそうです。
これは「金」マジックではないかと思いますが、これも良い
のではという物がありましたら、是非ご紹介下さい。
超撥水風呂敷
TVで超撥水風呂敷というのを見て、風呂敷包の先生をなさっている
Mさんに実物を紹介して頂きました。
朝倉染布株式会社というところの製品ですが、バケツのように
水を入れられるというものです。
開発のきっかけは、それまでの製品の受注量減だったそうです。
何とかしなければならないと撥水性の技術に磨きをかけて辿り
着いたのが、この風呂敷です。
Mさんは防災用品に入れておくと良いと勧めて下さいました。
水が運べる撥水性はもちろんですが、物を運ぶ際のバッグにも
なりますし、羽織って寒さを防ぐことも可能です。
1枚の布が様々に変化する…
これも日本文化ですね。
藍の種蒔き2018
昨年水はけの悪い土に植えてしまって、あえなく全滅させてしまった
リベンジを誓い、藍の種蒔きをしました。
蒔いた種は17粒。
1週間から10日で発芽する予定です。
ゴマ粒ほどの小さな種ですが、直径50cm、高さも60cmくらいまで
成長します。
発芽率は70%の保証ですが、かなりの高確率で発芽します。
期待大。
匂い袋 作りました
西登戸教室で匂い袋作りを体験しました。
実は西登戸教室にスペースを貸して下さっているKさんは、お香の
先生をなさっているので、金繕いの教室の皆さんで体験させて頂いた
のです。
まず材料一つ一つの説明をお聞きし、作りたい香りに合わせて調合
していきました。
私は思い切って普段の嗜好にない「さわやかで華やかな感じ」を
狙ってみました。
最後は先生にお伺いして、香りが広がるように調整。
狙い通り「さわやかで華やかな感じ」になり、想像以上に複雑な香りに
仕上がって大満足です。
完成したものは和紙の袋に入れて、平袋に収めました。
鞄や引き出しに入れる予定です。
お話の中で興味深かったのが、アメリカでの体験会では同じ
材料が全く香らなかったり、違う香りになってしまったという
お話です。
主に湿度の違いからではないかということでしたが、気候風土
から日本の入れている物に匂いを移して使うという文化を生んだ
のかと思うと感慨深いものがあります。
お香は季節に合わせた調合や練り香も出来るそうなので、今後も
教室の方々と相談しながら体験させて頂こうと考えています。















