カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
藤と波
私の藤那海工房にちなんだ巻寿司を頂きました。
画像上の卵で巻いてあるのが「藤」の花、下が青海「波」ですね。
藤の花の部分はとても細かくて、作るのが大変だったのではないかと
思います。
見た目も綺麗ですが、食べても美味しかったです。
ありがとうございました。
元気回復です。
記念品になりました
先般、金箔を貼ったハマグリ貝の画像をアップして
いました。
何になるのか、いろいろ想像を呼んだようですが、
先日の出版記念パーティーでの記念品になりました。
中は歌を書き、絵を描き添え、生藍染の絹で包んで、桐箱に
入れました。
中の様子は差し上げました招待客の方々のみのお楽しみと
いうことにします。
感謝の気持ちとして精一杯制作致しました。
「金繕いの本」が出来るまで6
前回はプロセス写真を選んだ話を書きました。
今回は本の巻頭にある完成写真(グラビアという)を
撮影する場所選びについて書きたいと思います。
グラビアは、本のイメージを決める大切なページです。
背景を選んでスタジオで撮影する方法もありますが、自然光が
入る空間での撮影を選択しました。
大きな壁となったのが、その場所選びです。
作品が和洋新旧と様々あり、それらを全て撮影可能な場所
という条件だからです。
検討が行き詰まった時、原一菜先生から提案があったのが、
自由学園明日館です。
原先生がこちらで金繕いの講座を持たれているというご縁が
あります。
この提案に洋館好きの私が賛同したのは、言うまでもありません。
近代建築3大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライト設計の建物で
撮影ができるなんて!
早速、原先生とロケハンに出かけました。
以下の画像は、実際のグラビアには採用されなかった案です。
仮の器を置いて撮影しています。
この時の検討が、カメラマンさんの撮影日に効果を発揮します。
その話は次回に。
追悼 佐藤さとる先生
児童文学作家の佐藤さとる先生の訃報に接しました。
コロボックルシリーズをご存知の方は、多いと思います。
子供の頃、大好きなお話でした。
コロボックルの世界をさらに魅力的にしていたのが、村上勉さんの
挿絵です。
合わせて夢中になりました。
数年前、知人を通じて、ある講演会をなさった先生から頂戴した
サインです。
文字からも先生の温かいお人柄が察せられます。
実は先生とは、ちょっとしたご縁があります。
以前住んでいた家の裏に先生のご自宅があったのです。
もっともそれがわかったのが、引っ越してからなのですが。
ご自宅の近くには、コロボックルの国があるような窪地があります。
実際のモデルは横須賀市とわかっていますが、共通する印象のある
土地に住まわれた気がしてなりません。
もう一度、シリーズ全編を読み直してみようかと思っています。
「金繕いの本」が出来るまで5
前回はプロセスページの撮影を行ったと書きました。
続いては、画像の選定です。
画像でご覧頂けるように、同じようなものが並んでいます。
これは微妙に明るさなどを変えて撮影しているからです。
この中から絵コンテで計画したのに適切なものを選定していきます。
本全体で300枚ほど画像があったと聞いておりますので、単純に1カット
3枚撮影したと計算すると900枚の画像を撮影したことになります。
実際は採用されなかったものもありますから、何倍にもなると思われます。
絵コンテに画像ナンバーを落とし込んでいくと、まるで複雑なジグゾー
パズルが完成していくように、きっちり当てはまっていくのです。
これは撮影の度にY編集長が整理した画像を送って下さって、撮影漏れが
ないか確認していますから当然と言えばそうなのかもしれません。
とはいえ、この作業で確実に本が完成に近づいていくのを実感しました。
サンスカーラさんのワークショップ終わりました
昨日ヨガ・ピラティスのスタジオ「サンスカーラ」さんで
ワークショップを行いました。
金繕いの歴史、修復の工程の説明を聞いて頂いた後、桜の花びらの
蒔絵に挑んで頂きました。
ご参加頂いた方々の作品です。
三角形のお皿の角を上手く利用したレイアウトが秀逸です。
お食事を盛った時に効果的に花びらが見えると思います。
慎重に作業されておられましたので、蒔いた金の光沢も良く出ていました。
ピアニストのNさんの作品です。
優しい感じの演奏をされる方なのですが、描かれた花びらは大きく
ダイナミックでした。
中心から外側へ広がっていくレイアウトも面白い!
Nさんの新しい面を見られたようで、それも楽しかったです。
こちらはAさんの作品です。
一つ一つの花びらの完成度が高く、散らし方も美しいです。
お時間ができたら、ぜひ金繕いを始めて頂きたいと思います。
スタジオ主宰のMidori先生の作品です。
Midori先生は加賀友禅の下絵の仕事をしていらした経験があるので、
花びらにこだわらず、自由に制作して頂きました。
普通5弁の花を描くのは難しいのですが、綺麗に形が描けていて
素晴らしいと思いました。
皆様楽しんで下さったようで、ワークショップをさせて頂いた充足感
に満たされています。
新しい出会いがあり、本当に良い時間を過ごさせて頂きました。
「金繕いの本」が出来るまで4
今まで企画書が通り、器を選び、絵コンテを作成したところまで
書いてきました。
いよいよそれぞれの器の金繕いの工程の撮影に入ります。
撮影は自宅リビングで行いました。
工房の教室にお出で頂いている方にはお馴染みのスペースです。
返す返すも残念なのが、撮影風景をカメラに収めなかったことです。
それだけ懸命で、余裕がなかった証でもありますが。
本を購入して下さった方々から、プロセスページがわかりやすいと
好評頂いていますが、それにはこの撮影の時点の工夫が生きています。
本には採用されなかった画像です。
下に敷いた白バックの巻きが後ろに写り込んでいます。
バックを白に統一することで、器と作業している手がはっきり
写るようにしたこと、道具・小物等にも気を配り余計な色柄を
入れなかったことなどが大きなポイントです。
この成果が出たのは、ひとえにプロセスの撮影に慣れているY編集長が
カメラマンだったからだと言えます。
こちらの「このように撮影して欲しい」という感じも、このように
撮影すれば効果的というプロデュースも含めて撮影して下さるの
ですから。
しかし撮影期間中は本業の講師の仕事をこなしつつ、合間合間に次の撮影
までに金繕いを進めておくという、体力的にかなり厳しい状況でした。
2017年のスタート
2016年を振り返って
大晦日、皆様どのようにお過ごしでしょうか。
上の画像の花束は出版のお祝いに、ある教室の方々から頂戴したものです。
花一輪一輪の裏側に各人のコメントが書かれており、全体で寄せ書きに
なるようになっています。
これを頂いた頃に少々落ち込むことがあったのですが、「これがあれば
頑張れる!」と励みになりました。
本当にありがとうございました。
今年は講師を始めて10年の節目の年でした。
加えて「金繕いの本」を出版するという、大きな仕事も達成
出来ました。
来年は引き続き精進しつつ、しっかりと地に足をつけた仕事を
していきたいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
文房四宝
原一菜先生からお借りし、通読していた榊莫山先生の「文房四宝」
(角川書店)の古書を入手しました。
文庫本も出ているようなのですが、図版がない可能性があるので、
ハードカバーの古書を探しました。
幸い美本が入手出来、大満足です。
この本は榊莫山先生の四宝に対する愛情と温かみのある文章が一番
の魅力ではありますが、優秀な解説書でもあります。
特に莫山先生が実際に使われている経験をもとに解説されている内容は
とても貴重だと思います。
書道初心者の私は、四宝それぞれの基本的な知識を系統立てて勉強
出来ました。
もし何か文房四宝の本をお探しでしたら、お勧め致します。




















