カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景

小津和紙 リニューアル後

大古瀬さんの個展会場から、ほど近いところに「小津和紙」が
あります。
創業360年の和紙の老舗です。
2年あまりの歳月をかけて耐震補強工事をしており、長らく
仮店舗営業をしていました。
先頃リニューアルオープンしたので、足をのばしてみました。

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外観は変わりはありませんが、中はレイアウトを一新。
しかし品揃えには、大きな変化はないようです。

金繕いに使う和紙は、ここで手に入ります。
オンラインストアもありますので、記憶に止めておいておかれると
いいと思います。


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ヘラ コレクション?

ある道具の代替品を求めて、いろいろヘラ類を購入しています。

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教室で「使ってみて下さい。」とお願いしましたら、試したいのだなと
察して頂ければ嬉しいです。

今のところ真ん中に写っている「あんべら」が、第1候補です。

「あんべら」は餡を扱うためのヘラですが、珈琲をドリップする時にも
使用されるそうです。

このような分野違いのものが、意外によい道具となってしまうのが、
面白いと思っています。


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港北カルチャーセンター基本編開講しました

今年の2月に開講したクラスが応用編に昇格し、新たに基本編クラスが
本日開講しました。

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カルチャーセンターの教室としては、あまり条件のよい時間帯とは言えない
クラスにも関わらず、たくさんの方にお申し込みを頂きました。
(残席僅かという状況です。)

初回の説明を終えて、皆様大変熱心に聞いて下さり、メモを取られておられて
いるのを見て、よりご満足頂ける教室にしなければと気持ちを新たにしています。
受講の皆様、どうぞよろしくお願い致します。


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2015.10月期準備

金繕いの講座は、主に4月と10月に新規受講の受入れを行っています。
この時期は、新規受講の方々と既に受講して下さっている方々から
お申し込みの教材準備でごった返します。

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何度も繰り返していますし、自分なりのシステムもあるので、どうと
いうこともないのですが、新しく受講する方をお迎えすると思うと、
一種の緊張感があります。

新しく受講する方々、お会いするのを楽しみにしています。
そして継続して受講して下さる方々、引き続きどうぞよろしくお願い
致します。


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水彩色鉛筆

久しぶりに色鉛筆を入手しました。
それも初めての水彩色鉛筆です。

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グラデーションに並んだ様子が美しいです。
選んだのはカランダッシュというメーカーのスプラカラーというシリーズ
です。
カランダッシュは、描き心地が柔らかいところが気に入りました。

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早速筆での溶け具合を試してみました。
想像以上にきれいに溶けます。

貝絵などの作品作りに使おうと考えています。


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カード立てを粉鎮に

また面白い粉鎮をお使いの方がおられましたので、ご紹介
致します。

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スリットが入っているので、おわかりになったかと思いますが、
カード立てです。

金属製なので、持ち運び時の破損を気にしなくていいですし、
コンパクトなので道具箱の中でも納まりが良さそうです。

面白いとお声をかけましたら、是非ご紹介させて下さい。
自薦も大歓迎です。


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東京駅ドーム干支考

復元された東京駅丸の内駅舎のドームには干支のレリーフが
あしらわれていますが、昨年逃げ出した干支が武雄温泉で見つかった
と話題になりました。

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この説に関して少々異論がありますので、書いてみたいと思います。

そもそもドームが八角形なのは、中国から伝搬した八卦思想の影響があります。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の八卦です。
この影響から日本人も八角形を尊ぶのです。

干支が12方位を現していることをご存知かと思いますが、八角を考えた時、
丑、寅、辰、巳、未、申、戌、亥を選択するのがきまりごとです。
省かれるのは卯、酉、午、子(東西南北)の4つの方位になります。

一方、武雄温泉の楼門は四角形なので、方位を当てはめるとしたら、
卯、酉、午、子(東西南北)となります。
干支の部分は杉板の透かし彫りで、換気口となっています。
単なる飾りではなく、機能を持っているのです。

東京駅の開業は1914(大正3)年、武雄温泉楼門は1915(大正4)年完成なので、
設計計画が極めて近い時期に行われていた可能性があります。
角に干支をあしらうというアイディアは同時期に発想されていたかもしれません。

しかし設計した建築家の辰野金吾は、辰野“堅固”と揶揄されていたくらい
真面目な人物です。
遊び心で設計したのではなく、方位に干支をあてはめるのをきまりごと通りに
行っただけではないでしょうか?
少なくとも武雄温泉に逃げ出させたという感覚はないかと思います。

東京駅丸の内駅舎にお出かけの際に、そんな話を思い出して頂けたら幸い
です。


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白生地購入 2015

いよいよ生藍染め大会が近づいてきましたので、白生地を
購入してきました。

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今年は古袱紗を作れるものをと思っていたところ、織文様の入った
生地が入手出来ました。
ちょうど夏のセール期間だったようで、ストール縫製品もリーズナブルに
なっていたので、数枚入手。

風呂敷縫製品も入手しようか…などと、年に2度のチャンスと思うと
欲が出ます。

実際のところ、なかなか縫う暇がなく、染めるだけ染めた生地が溜まって
いるのです。
きっとまた必要に迫られて、バタバタと縫うことになるのではないかと
思いつつ、染めておこうという結論になっています。


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「引き切り」ハサミ

文房具好きとして、最近変わった購入品と言えば「引き切り」する
ハサミです。

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「引き切り」というと、金繕いの講座を受講して下さっている方は、
気がついて下さると思います。

画像のハサミは、Raymayというメーカーの「スウィングカット」という
商品です。
ハサミが引き切りするとは、どんな感触なのかみてみたくて購入して
みました。

この商品本来の目的は軽い力で切れるというものです。
従来のハサミが押し切りをしていることで、切りにくいものがあります。
例えば毛束をカットすると、毛が逃げていって真っ直ぐ切れませんが、
このハサミだとそういうことはありません。

ということで、このハサミなら切れるものを模索中です。


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伊東屋 リニューアル

文房具の銀座•伊東屋さんが改築して、リニューアルオープンしたので
先日見に行ってみました。

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ガラス貼りがモダンな印象のファサードです。
店舗内は従来の文房具がひしめく状態を一新。
まるでおしゃれなセレクトショップのように、ゆとりのディスプレイが
なされていました。

また上りのエスカレーターが設置されたことで、階段となかなか来ない
エレベーターという問題点も解消されていました。

しかし文房具好きとしては、少々さみしさを感じています。
圧倒的な品揃えで、新しい文房具に出会う楽しみが旧店舗にはあったの
ですが、それがなくなってしまったからです。

マーケティングを気取って分析してみれば、過大な在庫量を抱える時代では
ないということかもしれません。
企業の文房具購入は、アスクルなどの注文•配達まで行う業者の出現が
ありますし、個人もネットで購入することが多くなっています。
おしゃれというなら輸入文房具店もたくさんあります。

銀座で一般的な文房具を購入するなら、東急ハンズの方が買い物しやすい
ようです。
銀座•伊東屋さん、やっぱりさみしいです。


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