カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景

雛飾り2022

毎年、ひな祭りを迎える頃に金繕いのカリキュラムで制作した貝合わせ
を使った雛飾りの画像を見せて頂く機会に恵まれます。
今年は港北カルチャーのMさんのご様子をご紹介致します。



飾られている雛人形は奈良県のガラス工芸だそうです。
その手前に飾られているのが、ご自身が製作された貝合わせです。

「絵心がないので」と謙遜され、貝の中に入っているのはドライフラワーの
花びらだそうです。
ガラスの雛には金箔が入っているので、貝合わせの金箔との相性も抜群です。

大人になっても雛を飾るのは楽しい物だと思います。
その演出に貝合わせがお役に立てば、頑張って製作して頂いた甲斐がある
という物です。


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新調しました

金繕いの教室にお越しの方はご存知のように、私は未だにコンパクト
デジタルカメラの愛用者です。
この度、またコンパクトデジタルカメラを新調してしまいました。

現在持っているカメラと同じではないかと?
そうです、同じRICOHです。
但し一世代新しいGRⅢです。

Macが好きというのと同じで、RICOHの画質が好きなのです。
これはもう止められない。

参考に画像をお見せするにはiPadなどの大きな画面のものがいいとは
わかっているのです。
GRⅢは少し画面が大きくなっていますので、お許し下さい。

オリジナル設定が出来たら近日デビュー予定です。


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釈迦結び

昨今、水引が工芸として人気ですが、本来は贈答の礼の為の物です。
不祝儀ではありますが、太田流の美しい水引をご紹介します。

笹銀という銀1本、黄緑4本の水引で結ばれたもので、「釈迦結び」と
言います。
折紙はこの釈迦結びに合わせて考案されたもので、ある植物を表しています。

釈迦結びは誰が、いつ考案したのかハッキリしており、「逆あわび」とか
「じゃこあげ結び」という名称が誤りだということがわかります。

贈答の包みは自分の気持ちを伝える役割も担っています。
この包みで私の気持ちが届いていることを願って止みません。


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カード入れの活用

紙ヤスリの保管方法について、今までいろいろな工夫をされている方を
ご紹介してきました。
今回はNHK文化センター柏教室のNさんの方法です。

活用されたのは長財布に入れるカード入れです。
段々に仕分けされているので、使いたい番手を探しやすいと思いますし、
何よりスリムなので、道具箱の隙間に入ってくれそうです。

販売されているサイズはA4版くらいなので、このサイズで持ち運ぶのは
大変です。
1回に使うサイズにカットし、裏側に番手を油性マジックなどで書いて
おくのがいいかと思います。

ぜひ過去にご紹介した分も検索して頂き、ご自分に合った方法でなさって
みて下さい。


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梅 2022

先日のいけばなのお稽古で使った梅が開花しました。

お稽古の時には花芽だったのが、蕾が膨らみ、次々開花しています。
小さい花ですが、香りが部屋中に漂います。

まだまだ寒さが続きますが、この香りで春を一足先に感じられます。
しばらくはこの香りの中で過ごせそうです。


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「蕨」ではない

先般、いけばなのお稽古で使った花材です。
何だと思われますか?

チェーン展開している某花屋さんでは「蕨(わらび)」として販売されて
いました。

本当は「ウラジロ」です。
お正月に大きく開いた葉を鏡餅の下に飾る方もあるかと思います。

すっきりとした茎は他の花材に対してインパクトがあります。
しかし想像以上に固く、食用の蕨とは似ても似つかない感じです。

原一菜先生からお正月用に葉を使い(切り取った跡があります)、残りを花材
として販売しているのでは?というお話を伺いました。


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金継ぎ技法で作る箸置き・アクセサリー

来週19日水曜日にシー陶器・シーグラスを使って箸置きやアクセサリー
を作る1日講座を行います。
(募集は既に終了し、満席になっています)
今回はご参加の方のアドバイスを受けてセットを用意してみました。

1日で完成し「呼び継ぎ」という金繕いの技法が体験出来るのが魅力ですが、
たくさんのパーツから選ぶので、迷ってしまうのも事実です。

コツはまず気に入ったパーツを1つ選び、それに合わせて他の物を選んでいく
ことです。
シー陶器は青い釉薬の染付がほとんどですので、合わせていくシーガラスで主に
印象が変化します。
同系色でまとまった感じにしたいか、対比のある色で際立たせるか、狙いの
イメージを設定すると決めやすいと思います。

もうやりません、やりませんと言いつつ、また行ってしまうこのイベントですが、
やはり1日で完成することの難しさを感じています。
私には時間をかけて完成度を上げていく手法の方が合っているようです。


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流用出来ます

金繕い中の器を教室に持ち運ぶには気を使うかと思います。
基本的には器は一つずつ箱に入れるのをお勧めしていますが、
なかなか器に丁度いいサイズの箱を探すのは難しいところです。

以前にもご紹介していますが、100円ショップの文房具に流用
出来るものがあります。

まずは折り紙ケースです。
だいたい直径15cm程度までのなます皿が入ります。

丸い器を入れるには正方形の入れ物が必要ですが、正方形はなかなか
ありません。
そういう意味で折り紙ケースは便利かと思います。

もう1点は書類ケースです。
ある程度のサイズのお皿を入れるのに便利です。
お皿のサイズでB5、A4と使い分ければいいと思います。

もちろん大きい箱に幾つかの器を入れても構わないのですが、運んでいる
最中に崩れる可能性のある入れ方は避けるべきです。

せっかくの作業、特に仕上げをした器を痛めてしまっては残念過ぎます。
注意しすぎるくらいが丁度いいと思います。


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2022年 雪の日に

想定外の大雪になった関東地方ですが、差し障りはなかったでしょうか?
特に本日、自宅工房の教室にご参加下さった方々が無事にお帰りに
なられたか心配しています。

時期を外した話題になってしまって恐縮ですが、画像は昨年クリスマス時期の
ランドマークプラザのクリスマスツリーです。
ちびまる子ちゃんとのコラボレーションでした。

毎年、ランドマークのツリーをご紹介してきましたが、この画像が最後になります。
というのもNHK文化センターランドマーク教室が3月で閉校することになったから
です。

コロナ禍は飲食店を始め、様々な業界に影を落としました。
カルチャーセンター各社もそれを免れることは出来ません。
NHK文化センターに限らず、閉校に追い込まれた教室は少なくありません。

ランドマーク教室は昨年4月より師の原一菜先生から引き継いだ教室ですが、
私個人としても原先生から初めて教えを受けた教室なので大切にしてきた
場所でもあります。
私個人でどうにかなる問題ではありませんが、断腸の思いでおります。

現在、受講して下さっている方々には移動先を検討して頂く事態になり、本当に
申し訳なく思っております。
少しでもご納得のいく結論が出ることを祈っております。

 


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2022年 屠蘇

今年のお正月も自ら調合したお屠蘇を楽しみました。

我が家では屠蘇器ではなく、片口の器で抽出しています。
包みがティーバッグ状になっているので、浸しておくのが簡単なのが
便利です。

甘党の私は味醂一辺倒ですが、水やお酒でも構いません。

門松・屠蘇の特別講座ですが、屠蘇の来歴や本来の楽しみ方など
ご説明しております。
お聞き頂くことで、ご自身で調合した屠蘇が更に美味しくなるのでは
ないでしょうか?

3種類の味を堪能して三が日が終了しました。
来年も穏やかなお正月が来ることを願って止みません。


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