カテゴリー別アーカイブ: 日常の風景
金継ぎ技法で作る箸置き・アクセサリー
来週19日水曜日にシー陶器・シーグラスを使って箸置きやアクセサリー
を作る1日講座を行います。
(募集は既に終了し、満席になっています)
今回はご参加の方のアドバイスを受けてセットを用意してみました。
1日で完成し「呼び継ぎ」という金繕いの技法が体験出来るのが魅力ですが、
たくさんのパーツから選ぶので、迷ってしまうのも事実です。
コツはまず気に入ったパーツを1つ選び、それに合わせて他の物を選んでいく
ことです。
シー陶器は青い釉薬の染付がほとんどですので、合わせていくシーガラスで主に
印象が変化します。
同系色でまとまった感じにしたいか、対比のある色で際立たせるか、狙いの
イメージを設定すると決めやすいと思います。
もうやりません、やりませんと言いつつ、また行ってしまうこのイベントですが、
やはり1日で完成することの難しさを感じています。
私には時間をかけて完成度を上げていく手法の方が合っているようです。
流用出来ます
金繕い中の器を教室に持ち運ぶには気を使うかと思います。
基本的には器は一つずつ箱に入れるのをお勧めしていますが、
なかなか器に丁度いいサイズの箱を探すのは難しいところです。
以前にもご紹介していますが、100円ショップの文房具に流用
出来るものがあります。
まずは折り紙ケースです。
だいたい直径15cm程度までのなます皿が入ります。
丸い器を入れるには正方形の入れ物が必要ですが、正方形はなかなか
ありません。
そういう意味で折り紙ケースは便利かと思います。
もう1点は書類ケースです。
ある程度のサイズのお皿を入れるのに便利です。
お皿のサイズでB5、A4と使い分ければいいと思います。
もちろん大きい箱に幾つかの器を入れても構わないのですが、運んでいる
最中に崩れる可能性のある入れ方は避けるべきです。
せっかくの作業、特に仕上げをした器を痛めてしまっては残念過ぎます。
注意しすぎるくらいが丁度いいと思います。
2022年 雪の日に
想定外の大雪になった関東地方ですが、差し障りはなかったでしょうか?
特に本日、自宅工房の教室にご参加下さった方々が無事にお帰りに
なられたか心配しています。
時期を外した話題になってしまって恐縮ですが、画像は昨年クリスマス時期の
ランドマークプラザのクリスマスツリーです。
ちびまる子ちゃんとのコラボレーションでした。
毎年、ランドマークのツリーをご紹介してきましたが、この画像が最後になります。
というのもNHK文化センターランドマーク教室が3月で閉校することになったから
です。
コロナ禍は飲食店を始め、様々な業界に影を落としました。
カルチャーセンター各社もそれを免れることは出来ません。
NHK文化センターに限らず、閉校に追い込まれた教室は少なくありません。
ランドマーク教室は昨年4月より師の原一菜先生から引き継いだ教室ですが、
私個人としても原先生から初めて教えを受けた教室なので大切にしてきた
場所でもあります。
私個人でどうにかなる問題ではありませんが、断腸の思いでおります。
現在、受講して下さっている方々には移動先を検討して頂く事態になり、本当に
申し訳なく思っております。
少しでもご納得のいく結論が出ることを祈っております。
2022年 屠蘇
今年のお正月も自ら調合したお屠蘇を楽しみました。
我が家では屠蘇器ではなく、片口の器で抽出しています。
包みがティーバッグ状になっているので、浸しておくのが簡単なのが
便利です。
甘党の私は味醂一辺倒ですが、水やお酒でも構いません。
門松・屠蘇の特別講座ですが、屠蘇の来歴や本来の楽しみ方など
ご説明しております。
お聞き頂くことで、ご自身で調合した屠蘇が更に美味しくなるのでは
ないでしょうか?
3種類の味を堪能して三が日が終了しました。
来年も穏やかなお正月が来ることを願って止みません。
2022年 謹賀新年
明けましておめでとうございます。
昨年末は怒涛の忙しさでブログの更新がままならなくなって
いましたが、今年はもう少しマメに更新しようと思っております。
昨年年頭にやりたいと思っていたことが全く出来ず、正直言って想像も
していなかった方向に向かっていました。
だからといってそれが悪いこととは思ってはいません。
想像してなかったとしても「来るもの拒まず」の精神でおります。
受け入れて行くのも楽しいかなと楽観的に考えているのです。
さて今年はどんな方向に進むのやら。
カルチャー芸術展終了しました
先月26日から開催していた「カルチャー芸術祭」が本日終了しました。
お出かけ下さった方々に御礼申し上げます。
私の生徒さんは原一菜先生の作品を見ることは中々ありませんので、ご覧
頂くいい機会になったようです。
またNHK文化センターさいたまアリーナ教室のSさんの作品が優秀作品賞を
頂くという嬉しい出来事もありました。
このイベントに合わせて頑張って完成して下さった作品なので、本当に
良かったと思っております。
私共にとっても初めての経験で色々バタバタがありましたが、いい経験に
なりました。
花梨のはちみつ漬け
ピラティスのレッスンを受けているMidori先生から花梨を頂戴した
ので、はちみつ漬けにしてみました。
以前、原一菜先生に教えて頂いたのは果実をスライスするように切れ目を
入れて漬け込むというものでした。
Midiri先生から皮を剥いて水に晒すとえぐみが取れるということなので、今回
はその方法にしてみました。
皆様、花梨はのど飴になっているのを、ご存知かと思います。
私は話をする仕事をしているにも関わらず、少々喉が弱いところがあります。
しっかり頂いて、これからの乾燥する季節に備えたいと思います。
スポイトびん
金繕いの教室にお出で下さっている方は、それぞれ道具を工夫されて
おられます。
今回はNHK文化センターさいたまアリーナ教室・Oさんの工夫を
ご覧下さい。
新うるしの作業でお使い頂く「薄め液」をスポイトびんに入れ替えて
おられます。
薄め液はひび止めの際に適量出す必要がありますが、このスポイトびんを
使われると少量が出しやすいと思います。
道具箱の都合もあるかと思いますが、スポイトびんは様々な大きさが市販
されているので、丁度いいサイズが見つけられるかと思います。
便利そうと思われた方は東急ハンズの実験用具コーナーやアロマオイル
販売店を探してみて下さい。