タイトルは「かくてん」「かくとう」と読みまして、飾り玉の
一種です。
印籠と根付けをつなぐ紐を通して、緒締め玉として使われていました。
金繕いの町田•八王子教室で助手をなさっている成田先生が
お求めになったのを拝見して、調べてみました。
室町時代から江戸時代に海外から輸入されたこの玉は、鶴の
頭蓋骨と言い伝えられていました。
しかし近年の諸方の研究で、草食動物の歯を染めたものと判明
しました。
日本根付研究会の機関誌では、DNA分析の結果、馬の歯という
ことが判明したと論文が発表されているそうです。
ぜひこの論文(「根付の雫」60号)を拝見したいのですが、入手
方法がわかりません。
ご存知の方がおられましたら、コンタクトのフォームからご連絡
頂ければ幸いです。