私事ですが、しばらくブログ更新をお休みしていましたのは
転居の為でした。
荷造り〜引っ越し、息もつかず開梱と怒濤の日々を送り、
ようやく昨日パソコンを復帰しました。
そして本日はまだ工房環境が整わないので、ダイニングテーブル
de 講座で教室を開始しました。
本日来て下さったKさんは、今日が仕上げデビューです。
その記念すべき作品を撮影させて頂きました。
小片が剥離していたのを接着、欠損を埋めたものを仕上げて頂きました。
トルコブルーの釉薬に金泥が映えて、美しい作品となりました。
金繕いは欠損を埋める工程が長いので、仕上げをしますと感慨もひとしお
です。
ここまで到達してみますと、何の為に今までの作業を行っていたのか、
全体の流れがわかります。
仕上げデビューをしたKさんは、仕上げはまとめて行おうと思ってらした
そうですが、このブログで何回か書いているように、仕上げは都度行った
方が毎回腕が上がりますし、仕上げの手順も繰り返すことによって
自分のものとなります。
また度々行う方が、仕上げの腕が維持出来るようにも思います。
どうぞ仕上げは頻繁に行ってみて下さい。
確実に上手になるご自分の腕を実感されると思います。