久しぶりに水引折方を行いました。
この包みを作る時に使用しているのが、
このような刃の長いハサミです。
奉書を切る際に使います。
一般に見かける物ではありませんが、文房具として販売されて
います。
ところで祝儀袋などの折りを行うのを「折形」と表記している
流儀もありますが、これは正しくないと聞いています。
このように間違ったことが当たり前になってしまっているのが
礼法の世界では多いそうなのです。
きちんと学ぶべき所で学ぶと正しいことがわかるという礼法は、
学ぶ人間にも覚悟がいる世界なのだということだと思います。