古代ギリシャ展

東京国立博物館で行われている「古代ギリシャ」展を見て
きました。

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サブタイトルが「時空を超えた旅」とありますが、ギリシャの文化が
いかに後の文化に影響を与えていたか学べる展覧会でした。
それを現しているのが「ローマはギリシャを征服したが、ギリシャの文化は
ローマを征服した」という言葉ではないかと思います。

特に私が注目して見たのが文様です。
あしらわれている文様が、西洋圏で使われるものを網羅していたのです。
それだけでも後の時代にいかに影響を与えていたかが、わかります。

他に興味深かったのが、紀元前1700年頃の水差しです。

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この形態が美しい理由があるのですが、ぱっと見て驚かされるのが
表面に描かれた文様だと思います。
まるで現代のモダンアートのようではありませんか?
しかし力強く勢いのある様は、原始の文化ならではです。

ギリシャ文化というと、後年の彫刻や赤と黒のコントラストが印象的な
陶器のイメージがありました。
今回の展示でそのイメージを覆されました。

残念ながらこの展覧会は、明日9月19日までです。
ご興味を持たれた方は、明日お出かけ下さい。


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