日別アーカイブ: 2018年2月24日

美吉野紙 入手先

昨日からの紙つながりで、漆濾し紙の「美吉野紙」「新吉野紙」
をご説明します。
以前のブログにも書いていますが、「美吉野紙」「新吉野紙」は
漆濾し専用の合成繊維で出来た紙です。
大きさは半紙がもう少し長くなったような感じです。

紙と言っていますが、あくまでも漆工芸の材料なので、購入先は
漆芸材料店になります。
よく和紙の取り扱い店(例えば小津和紙)ではないのですか?と
聞かれるのですが、絶対に扱っていません。
和紙専門店にすれば全く業界違いのものなので、「野菜は置いて
いないのですか?」と聞かれるに等しいことだと思います。

少々悩ましいのが、この漆芸材料店でも100枚単位での扱いしか
ないことです。

漆芸材料の取り扱いがある東急ハンズでは10枚のパックが販売
されていることがあります。
これも真綿同様、常に在庫があるとは限らないので、確認してから
お出かけ下さい。
私の教室の方ならば、1枚単位でお譲りしています。

では漆芸材料店とはどこか?と言いますと、
<東京都内>
播与漆行
藤井漆工芸株式会社

<都外>
佐藤喜代松商店(京都)
箕輪漆行(福井)

私が購入しているのは、以上の4社です。
ネット販売が充実しているのが箕輪漆行で、他の3社はメールや
FAXで商品名を指定して購入出来ます。

教室で漆芸材料店で取り扱っていますと聞いた場合には、この
ような専門店でお探し下さい。


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