「金繕いの本」が出来るまで8

前回はグラビア撮影したところまで書きました。
いよいよ内容が具体的になっていきます。

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まず始まったのが、プロセスページのデザイン決定です。
プロセスの撮影時には打ち合わせしていて、お願いしたのが
「シンプルで見やすいこと」というコンセプトでした。
デザインのスタイルとしては「モダン」とお願いしています。

提案があったのが出版されたものと、ほとんど変化はありません。
大きく変わったのが、色を使わずモノトーンにしたことでしょうか。
これは文章の感じからすると色味がない方がよいというY編集長から
の提案に従ったものです。
結果は大正解で、大人の方の鑑賞にも耐えるものになったと思って
います。

省いてもらったのが、
after部分
完成部分

といった表現です。
少々照れがあったからなのですが、大人の鑑賞に耐えるという
意味では正解だったと思います。

出版後、プロセスページをご覧になって「白鳥先生らしい!」と
褒めて下さった方がおられたのですが、これは本当に嬉しい言葉
でした。
「シンプルで見やすいこと」というコンセプトが、私らしいという
ことでもあったからです。


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