藤那海工房 本漆クラスのTさんの作品をご紹介します。
大振りのお茶碗の欠けの金繕いです。
![](http://www.shiratoriyukari.flop.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/R0020673-300x203.jpg)
![](http://www.shiratoriyukari.flop.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/R0020675-300x203.jpg)
![](http://www.shiratoriyukari.flop.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/R0020674-300x203.jpg)
Tさんは形の復元をする作り込みがとても上手な方です。
こうあるべきという理想の形にしっかり復元できているので、仕上げを
しても完成度が高いのです。
これはご本人の完璧な形にしたいというお気持ちが強いからだと思い
ますが、時間がかかる金繕いの作業の中でモチベーションを維持するのは
大変なことです。
渋い銀丸粉の直しが白化粧土の釉薬ととても合っていて、美しい作品になり
ました。
作業中の他の作品もしっかり形が作り込まれているので、完成が楽しみです。