日別アーカイブ: 2022年9月6日

ゴミ箱からの復活

産経学園ユーカリが丘教室のTさんの作品をご紹介致します。
大皿の割れです。

一辺が25cmほどの大皿です。
厚みもあるお皿がかなりバラバラに割れてしまっていました。

これを「のりうるし」で接着され、細かい欠損を丁寧に埋めて銀泥で
仕上げられました。

実はこのお皿は一旦、ゴミ箱に入れて処分される予定でした。
しかし思い直したTさんは箱の中から拾い上げて金繕いなさったのです。

途中の工程は大変だったかと思いますが、複雑に入った割れのラインが
面白く、素敵な作品になりました。
銀泥がいずれ硫化して、画像の様子から変化するのも楽しみです。

器が割れてしまうと処分されてしまう方がほとんどです。
でもかなりバラバラでも復活します。
金繕いで新しい魅力を見つけてみませんか?


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