男性陣の仕上げ

従来、金繕いの教室は女性がほとんどだったのですが、最近は
男性の受講者も多くなってきています。

今日はNHK学園市川オープンスクールの男性陣の仕上げを
ご紹介致します。

まずはTさん。
ヘレンドのウィーンの薔薇のカップです。

何度もやり直しをされたそうで、その努力の結果が現れた美しい
仕上げです。
小さいお猪口も、味のある線で魅力的に仕上げて下さっています。

そしてもうお一方。

大皿の直しで、距離も長く大変なのですが、器の大きさに負けない
よいバランスの線が描けていると思います。
仕上げのタイミングを悩まれたそうですが、やり直しをトライ
して頂いている器は、さらに完成度を上げて下さる思います。

男性はどなたも研究熱心で、鋭い質問が飛ぶこともしばしばです。
講師の私もとても刺激になります。
お二人とも続々完成して下さるのを楽しみにしています。


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