削り過ぎないようにするには

金繕いの作業のほとんどは、欠損を埋める作業です。
埋め終わったらそれを磨き上げる訳ですが、大抵の方が
もう少し磨いてもよいという状態で終わっています。
しかし磨き過ぎて、削ってしまったという方もおられます。

原因は夢中になりすぎるというところにありますので、タイマーを
かけて5分ごとに確認をするのがオススメです。

その他、テレビを見ながらCMの間だけ作業するとか、一時違う作業
をするとか、手を止めて確認する時間を作る工夫をするのがよいかと
思います。

実は微妙な調整になればなるほど、削り込む時間より、確認する時間が
大切なのです。

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削り過ぎる方は形態の認識が鋭かったり、手仕事がお好きだったり
するので、削りの要領がつかめれば形の作り込みは上手くお出来に
なると思います。

ぜひ自分なりの手を止める方法をお考え下さい。


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